Microsoft Excel の [Nuance] リボンにある [作成設定] ボタンをクリックするか、それに対応するメニュー項目を使用して [Nuance PDF の Excel 用設定] ダイアログ ボックスを開きます。ここで、Excel から作成するすべての PDF ファイルの設定を指定できます。この設定は再度変更するまで維持されます。
最初のチェック ボックスをオンにすると、ワークブック全体を変換したときに、ワークシートの名前から作成されたしおりが含められます。それ以外のチェック ボックスをオンにすると、コメントやハイパーリンクが PDF に転送されます。チェックマークをオフにすると、これらの項目は無視されます。リンク先が別のドキュメントの場合は、アドレス指定方法 (フル パス名を使用するか相対パス名を使用するか) を選択します。使用しているローカル コンピュータまたはその範囲内に両方のファイルが存在する場合はフル パスが適しています。ファイルが別のコンピュータに転送される場合は、相対パスの方が適しています。リンクのターゲット ドキュメントの拡張子を常に .pdf に変更する場合は、下部にあるチェック ボックスをオンにします。その際に、ターゲットのファイルが PDF 以外の場合は、ターゲットのファイルから同じ名で同じ場所に PDF を作成する必要があります。
[ワークブック全体から PDF を作成] を選択すると、ワークブック全体から PDF が作成されます。これを選択解除すると、現在のワークシートからのみ PDF が作成されます。
すでに Excel ファイルに定義されているサブジェクト、作者、キーワードなどを PDF に転送する場合は、[詳細設定] をクリックして [メタデータを埋め込む] を選択します。PDF ドキュメント情報構造でサポートされていないデータ カテゴリは、カスタム フィールドとして追加されます。これにより、[文書の設定] ダイアログ ボックスに既存のテキストを再入力する必要がなくなります。[メタデータを埋め込む] を有効にしている場合は、ここに入力したデータがすべて無視されます。
[詳細設定] タブでは、さらに詳しい設定のための Nuance PDF Create のプロパティパネルも表示できます。これには、PDF ファイルの名前付けとターゲットの場所についての設定が含まれます。