このリボンには、左から右の順に、次のグループとツールがあります。
パネル グループ
セキュリティ:[セキュリティ] パネルを開き、パスワードまたは証明書セキュリティを適用します。
署名:[署名] パネルを開くと、ドキュメントに含まれるすべての電子署名の一覧が表示され、操作することができます。
署名/証明:[署名/証明] パネルを開くと、保存されているすべての署名スキームの概要が表示され、それを操作したり、新しいスキームを作成することができます。
[墨塗り] グループ
このグループは、Power PDF Advanced でのみ使用できます。
墨塗り箇所を指定:選択したテキスト ブロックを、(レビュー後など) 後で墨塗りする対象として指定します。
検索して墨塗り:1 つまたは複数のドキュメントで墨塗り候補を検索するか、1 つまたは複数の単語またはフレーズを検索するか、検索パターンを使用します。結果は一覧表示されます。それぞれについて、無視するか、墨塗り対象として指定するか、即時に墨塗りを実行します。
墨塗りを適用:墨塗り対象として指定されたすべてのテキストを完全に読めないようにします。このコマンドを元に戻すことはできません。そのため、元の内容にアクセスする必要がある場合は、[墨塗りを適用] を使用する前にドキュメントのコピーを保存しておいてください。
墨塗りプロパティ:墨塗りされた領域の外観について、表示の詳細を指定します。領域の色と、墨塗りコードの使用などのオーバーレイ テキストを指定できます。作者と件名も設定できます。
グループの準備
配信を保護:ドキュメントを配布する前に使用する標準的なセキュリティ ステップを含む 4 ステップのプロセスを実行する場合は、[配信を保護] ダイアログ ボックスを開きます。
要素の削除:[ドキュメント要素の削除] を開き、削除する要素を選択します。
設定:ドロップダウン リストから [変更] または [削除] を選択します。セキュリティのプロパティと操作の許可を表示します。権限がある場合は、パスワードまたは証明書セキュリティを適用し、セキュリティ設定を変更または削除できます。
[署名と証明] グループ
手書き署名:PDF ページに手書き署名を含む定義済みイメージを配置するか、署名を描画するか入力して、この種の一連の署名を管理します。この種の署名はセキュリティで保護されません。
署名:これを使用して、現在のページにデジタル署名を配置します。これを選択してページをクリックすると、不可視の署名が配置されます。可視の署名を配置するために十分なサイズの四角形を描きます。[文書に署名] ダイアログ ボックスでは、使用するデジタル ID 証明書を指定できます。
タイム スタンプ:[タイム スタンプ] ダイアログ ボックスを開き、現在のドキュメントで使用する既存のタイム スタンプ サービスを選択したり、新しいものを追加することができます。タイム スタンプ サービスは、ID および証明書グループで管理されます。「デジタル署名へのタイム スタンプの追加」を参照してください。
証明:ドロップダウン リストを使用して、署名を可視にするか不可視にするかを選択します。このコマンドで、このドキュメントの受信者が使用できる許可アクションを部分的または完全に制限することができます。詳細については、「ドキュメントの署名と証明」を参照してください。
ドキュメントの署名:これを使用して、現在のドキュメントの署名を操作します。デジタル署名を署名フィールドに追加したり、署名フィールドをすべてクリアしたり、署名を検証し、無効な場合は、署名の適用後に加えられた変更を確認します。
[ID と証明書] グループ
デジタル ID の管理:現在のデジタル ID の一覧が表示され、操作することができます。
信頼できる ID の管理:信頼済み ID の一覧が表示され、操作することができます。
DRM グループ
Microsoft Active Directory Rights Management Service (RMS) がサポートされます。このツールが機能するのは、コンピューターに RMS 用のクライアント コンポーネントがインストールされている場合のみです。このサービスを使用すると、一連の名前やグループをまとめて、現在のドキュメントに対するアクセスの許可および禁止をそれぞれに指定できます。詳細については、「セキュリティのプロパティ」を参照してください。
ノート
セキュリティ設定を独自のファイルの種類から現在のドキュメントにインポートしたり、選択した種類のセキュリティ設定をファイルにエクスポートするための前のリボン ツールは、[ファイル] > [オプション] > [セキュリティ] のボタンに置き換わります。
ヒント
他のリボンのツールについては、「リボンの概要」を参照してください。
