Kofax PaperPort 14.7.1 Special Edition リリース ノート
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このリリースについて
Kofax PaperPort 14.7.1 SE に関する最新情報や詳細情報については、このドキュメントをよくお読みください (他の PaperPort SE ドキュメントに記載されていない可能性もあります)。最新情報とサポート技術情報は、PaperPort サポート ウェブ ページ (https://knowledge.kofax.com/MFD_Productivity/PaperPort) で公開されています。[ヘルプ] タブの [製品情報] ボタンを使用して、PaperPort 14.7.1 SE 内からこの情報に直接アクセスできます。
クイックリンク
これらのリンクを使用して、以下に関する詳細をすばやく見つけることができます。
バージョン情報
この Kofax PaperPort Special Edition 14.7.1 製品は、[バージョン情報] ボックスに表示される 14.7.22568.2000 というビルド番号によって識別されます。
システム要求
システム要件は、Kofax PaperPort SE 14.7.1 [製品ドキュメント] ページにある Technical Specifications (技術仕様) ドキュメントに記載されています。このドキュメントは定期的に更新されます。Kofax PaperPort SE 製品を正しく使用できるように、定期的に確認することをお勧めします。
製品ドキュメント
Kofax PaperPort SE のドキュメント セットは、次の場所から入手できます。
https://docshield.kofax.com/Portal/Products/PaperPortSE/14.7.1-7esznza68f/PaperPortSE.htm
ドキュメントに関する注意事項
オフライン ヘルプは Kofax, Inc. への社名変更に合わせて更新されました。ただし、時間の制約により、以前のバージョンでは有効であっても最新の製品バージョンには適用されない項目が含まれています。以下のリストには、現在のヘルプから欠落している情報および古い情報の修正が含まれています。
「PaperPort の開始と終了」およびその他のセクションで説明されている Windows Vista および Windows 7 のサポートは適用されなくなりました。
「タブとリボンのユーザー インターフェイスについて」で説明されている Microsoft Office 2007 のサポートは適用されなくなりました。
詳細については、Technical Specifications (技術仕様) ドキュメントを参照してください。
「PDF のバージョン情報」の章では、サポートされている PDF バージョンでもある PDF 1.7 については言及されていません。
「アイテムのサムネイルを参照するには」セクションで説明されている内容とは異なり、Word ドキュメントは大きなサムネイルでは表示されなくなりました。
プログラムの SharePoint との互換性については、新たな「SharePoint リンクの使用」セクションで説明されています。
インストールとアンインストール
このセクションでは、Kofax PaperPort 14 SE を正常にインストール、アクティブ化、および起動するために必要な手順について説明します。
PaperPort 14 SE をインストールまたはアンインストールする前に
管理者権限を持つユーザーとしてコンピュータにログインしていることを確認します。
開いているアプリケーションをすべて終了し、Windows だけが実行されている状態にします。タスク バーに、Windows エクスプローラー以外のアプリケーションがないことを確認してください。
PaperPort 14 SE のインストール
PaperPort SE のインストールには、1 回のインストール プロセスでインストールされる次の要素が含まれます。
Kofax PaperPort 14 (ImageViewer、MAX から PDF へのコンバータ、スキャナ設定ウィザードも含む)
PaperPort PDF Viewer SE
PaperPort Image Printer (32 ビットまたは 64 ビット)
システム環境に応じて、次の前提条件がインストールされている場合があります。
Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ
Microsoft .NET 4.0 再配布可能パッケージ
インストール プログラムによって、ソフトウェアをインストールするための簡単な手順が画面に表示されます。
Kofax PaperPort SE 製品ファイルをコンピュータにダウンロードしたフォルダで、[Autorun.exe] をダブルクリックします。
使用可能な言語のリストから言語を選択します。
[インストールを開始] をクリックします。
[InstallShield ウィザードへようこそ] 画面で、[次へ] をクリックします。
[セットアップの種類] 画面で、[完全] または [カスタム] インストールを選択し、[次へ] をクリックします。
[完全]: 標準の製品コンポーネントをインストールします。
[カスタム]: インストール時に、提供される PaperPort デスクトップ フォルダに独自のフォルダを追加する場合は、このオプションを選択します。
[インストール] をクリックしてインストールを開始します。
Autorun インストーラの画面には、次の追加のインストール設定があります。
デスクトップに PaperPort アイコンを作成
このオプションを選択すると、PaperPort プログラムのアイコンが、現在ログインしているユーザーのデスクトップに表示されます。
[終了] をクリックして、InstallShield ウィザードを終了します。
PaperPort 14 SE の登録
インストールの最後に、PaperPort のコピーを登録するための電子フォームに記入するよう求められます。
[オンラインで登録] を選択し、[OK] をクリックします。https://register.kofax.com に移動します。
後で登録を完了するには、[7 日後に通知] を選択します。
PaperPort 14 SE を起動する
インストール後に、メインの PaperPort アプリケーションを起動してから、PaperPort のその他のアプリケーション (ImageViewer など) を使用してください。
PaperPort 14 SE のアンインストール
完全にアンインストールするには、すべての PaperPort コンポーネントを 1 つずつ削除する必要があります。アンインストールするコンポーネントは次のとおりです。
Kofax PDF Viewer SE
PaperPort Image Printer (32 ビットまたは 64 ビット)
Kofax PaperPort SE
注: Image Printer や PDF Viewer SE のみを削除すると、PaperPort が正しく機能しなくなります。
以下の手順を使用して、コンピュータから Kofax PaperPort SE をアンインストールします。
コントロール パネルから [プログラムの追加と削除] を選択します。
[Kofax PaperPort 14] を選択します。
[アンインストール] をクリックします。
この手順を、残りのコンポーネントに対して繰り返します。
削除を完了するには、コンピュータの再起動が必要になる場合があります。
または、[スタート] メニュー > [PaperPort 14 のアンインストール] の順に移動します。
アンインストールの失敗
PaperPort 14 のアンインストールが何らかの理由で異常終了した場合は、Remover.exe アプリケーションを使用して、システム内にあるこの製品への参照をすべてクリーンアップします。このツールは、PaperPort インストール パッケージの PaperPort\Utility フォルダにあります。この実行可能ファイルを実行した後にコンピュータを再起動すると、コンポーネントがアンインストールされます。
注: ユーザー権限が制限されているマシンでは、このユーティリティを実行する前に、管理者権限でマシンにログインしてください。
クラウド接続
Evernote クライアント
PaperPort の [送り先] リンク バーに Evernote リンクが追加され、添付されたドキュメントのアップロードやダウンロードができるようになりました。Evernote 接続の設定は、[送り先] リンク バーから行うことができます。
スキャナのサポート
TWAIN および WIA のドライバー
PaperPort 14 SE でサポートされるスキャナは、TWAIN または WIA (Windows Image Acquisition) のスキャナ ドライバーで制御されます。PaperPort 14 SE でサポートされるのは、TWAIN または WIA に完全準拠しているスキャナなどの入力デバイスのうち、最低でもバイナリ (白黒) イメージをサポート対象解像度 (200 ~ 600 dpi) で出力できるものです。推奨される最大スキャン解像度は 400 dpi です。
スキャナ設定ウィザード
PaperPort 14 SE にはスキャナ設定ウィザードが含まれており、スキャナをテストして PaperPort 14 SE での使用に合わせて自動的に最適化することができます。スキャナ設定ウィザードのショートカットは、Windows の [スタート] メニューの PaperPort 14 SE ショートカットの横にあります。また、[スキャンまたは写真の取り込み] ペイン ([デスクトップ] リボンの [スキャン設定]) の [選択] ボタンをクリックするという方法でも、いつでもこのウィザードを起動できます。インストール後、初めてスキャンしようとしたときに、スキャナ設定ウィザードが自動的に起動します。これは、ドキュメントのスキャンを開始する前にスキャナを確実に最適化するためです。
2 台以上のスキャナを PaperPort で使用する
コンピュータに 2 台以上のスキャナがインストールされている場合は、スキャナ設定ウィザードを使用すると、これらのスキャナを PaperPort で使用できるようになります。[スキャンまたは写真の取り込み] ペイン ([デスクトップ] リボンの [スキャン設定]) の [選択] ボタンを使用してください。
スキャナの互換性
スキャナに関して問題がある場合は、スキャナの製造元に問い合わせてください。スキャナ製造元のほとんどは、Web サイトで最新のスキャナ ドライバや FAQ などの製品関連情報を公開しています。
最新情報
このセクションでは、この製品リリースに含まれる新機能と拡張機能を一覧で示します。
HTML 形式のリリース ノート
これらのリリース ノートは、PaperPort 配布パッケージの一部としてスタンドアロン ドキュメントとしてはアクセスできなくなりました。リリース ノートを表示するには、PaperPort の [ヘルプ] タブに移動し、[リリース ノート] をクリックします。リリース ノートがブラウザでウェブ ページとして開きます。製品ドキュメント ページからリリース ノートにアクセスすることもできます。
リブランドされた UI とドキュメント
PaperPort 14 SE は、Kofax Inc. の外観にリブランドされました。
この変更は、ローカライズされたバージョンを含む、ユーザー インターフェイスとドキュメントに影響します。下位互換性を確保するために、元の名前への参照が製品コードと API で維持されています。
ドキュメントからの使い方ガイドとユーザーズ ガイドの削除
このバージョンの PaperPort SE のドキュメントには、使い方ガイドやユーザーズ ガイドは含まれていません。製品ドキュメント ページからオフライン ヘルプをダウンロードできます。
前提条件から削除されたサードパーティのテクノロジー
次のサードパーティ テクノロジーは、PaperPort 14 SE を使用するための前提条件のリストから削除されました。
-
Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージ
Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ
MSXML6 x86
Microsoft .NET 3.5
仕様の完全なリストについては、製品ドキュメント ページの Technical Specifications (技術仕様) ドキュメントを参照してください。
HTTPS プロトコルを使用するように更新されたリンク
PaperPort で使用される内部 URL が、HTTPS プロトコルを使用するように更新されました。例には、ヘルプ、アップデータ、および登録内のリンクが含まれます。
Kofax FlexNet Connect クライアント
PaperPort では、Software Manager クライアントに代わる Kofax FlexNet Connect クライアントが使用されるようになりました。
WordPerfect X8、X9 のサポートの追加
PaperPort 14 SE は、WordPerfect X8 および X9 をサポートするようになりました。
OfficeDrop のサポートの削除
PaperPort 14 SE を使用している場合は、OfficeDrop によって提供されるオンライン ストレージ サービスを利用できなくなりました。
インストーラに表示されなくなったエンドユーザー使用許諾契約 (Brother ビルドのみに適用されます)
Autorun.exe を起動しても、エンドユーザー使用許諾契約 (EULA) は表示されなくなりました。EULA ドキュメントを表示するには、PaperPort 14 SE を開き、[ヘルプ] タブの [PaperPort バージョン情報] をクリックします。
既知の問題点
サポートされなくなった PDF ポートフォリオ
PaperPort 14 SE では PDF ポートフォリオがサポートされなくなったため、この機能で作成されたドキュメントを開くことはできません。
インストール
PaperPort 14 では、Citrix または Windows Terminal Services (WTS) の環境はサポートされず、共有ネットワーク ドライブへのインストールもサポートされません。
注: Paprport.exe に対してトラブルシューティングや互換性のモードを設定しないでください。
PDF Viewer SE での PDF 画像編集に関する制限事項
PDF ファイル内の画像を ImageViewer で編集するときは、いくつかの制限があります。この機能は主に、画像のみの単純な PDF ファイルのために設計されているからです。複雑な PDF ファイルの場合は、予期しない結果になることがあります。PDF ファイルの作成元が不明で、PDF に埋め込まれた画像を編集すると予期しない結果が生じる場合は、画像効果が既に適用されている複雑な PDF である可能性が最も高いです。
PDF Viewer で、画像の一部を選択して [イメージを編集] を選択しても編集できません。代わりに、画像全体を選択してからダブルクリックすると、その画像を編集できるようになります。
PDF ファイルの中のオブジェクトが重なり合っている場合は、画像編集はできません。
クリッピング パスが画像に適用されている (画像の一部を表示時に隠すため) ときは、編集するとそのクリッピング パスが失われ、画像全体が表示されます。
PDF ファイルの中で特定の画像変換マトリックスが使用されている場合に画像編集操作を行なうと、PDF ファイル内の画像が不適切に更新されたり、画像の向きが変わったりすることがあります。
画像表示/ImageViewer でサポートされておらす、PDF Viewer SE ではサポートされている機能
PaperPort でのメインの PDF ビューア アプリケーションは PDF Viewer です。次に示す機能は、PDF Viewer SE でのみサポートされます。
ImageViewer で PDF ファイルを変更すると、そのファイルではスタンプが「ドラフト」と表示されます。これは、標準のスタンプ以外は処理できるようになっていないからです。
ImageViewer で変更を保存すると、注釈の保護チェックボックスのマークがオフになります。注釈の保護は、PDF Viewer SE でのみサポートされています。この機能は ImageViewer にロードまたは保存されません。
PDF ファイルでの注釈の使用
注釈を使用する場合は、PDF ファイルのタイプにかかわらず、新しい PDF Viewer SE で行うことをお勧めします。画像表示および ImageViewer での注釈は、主に画像ファイルにテキストやメモを追加するためのものです。ファイルの保存または PaperPort デスクトップに戻す操作を行うと、画像 (jpg、bmp など) 上の注釈は、その画像に永続的に適用された状態になります。
XFA フォームの制限:
他の特定の PDF アプリケーションで作成されたメモの注釈では、メモのテキストが正しく表示されない場合があります。
フォーム内の別の領域にフォーカスを移動するまで、特定のフォーム フィールドには非表示のテキストが表示されます。
表示された [電子メール] ダイアログ ボックスで [ドキュメント全体] オプションが選択されている場合に、PDF Viewer 内から現在のドキュメントを電子メールで送信すると失敗します。
Power PDF
Power PDF を使用している場合は、PDF Viewer とは異なる方法で画像編集を開始します。「画像の選択」ツールの代わりに、「オブジェクトの編集」ツールを使用して画像を選択します。ショートカット メニューに [画像の編集] が表示されます。
特定のファイル (DOC、XLS) を編集して保存すると PaperPort デスクトップのサムネイルの位置が変更される
一部のアプリケーションでは保存時に一時ファイルが作成されますが、これによってサムネイルが PaperPort のファイルの一覧の最後に移動されることがあります。
MAX ファイルのサポートと変換
MAX ファイル形式の代わりに PDF を使用することをお勧めします。PaperPort 10 以降で生成された MAX ファイルは、表示のみが可能な読み取り専用モードで開きます。MAX ファイルを編集するには、初めにそのファイルを PDF に変換する必要があります。
MAX から PDF コンバータ ツールは、[スタート] メニューの PaperPort アプリケーションの横にあります。または、プログラム ファイルの cvmaxpdf.exe を使用してアクセスできます。
サードパーティの承認
サードパーティの承認については、PaperPort ヘルプの法的事項のセクションを参照してください。
エンドユーザー使用許諾契約
インストール後にこれを表示するには、[ヘルプ] タブの [PaperPort バージョン情報] をクリックします。