アクションについて

しおりハイパーリンクのクリック時に実行するアクションを設定することができます。[リンクのプロパティ] ダイアログ ボックスでリンクを右クリックするか、または [しおりのプロパティ] ダイアログ ボックスでしおりを右クリックします。
 

選択できるアクションは以下のとおりです。

ページを表示する

現在の PDF 内または開いている別の PDF 内の目的の場所までスクロールし、[設定] をクリックします。設定後は、[ハンド ツール] でクリックするだけで指定したページにジャンプします。
 

ウェブ リンクを開く

URL を入力します。使用できるプロトコルは、http、ftp、および mailto です。設定後は、[ハンド ツール] でクリックするだけで、インターネット上にある指定した移動先にジャンプします。
 

ファイルを開く

ファイルを指定します。設定後は、クリックするだけでファイルが開きます。PDF 以外のファイルを選択した場合は、そのファイルを開くことができるアプリケーションが必要です。このようなリンクが設定された PDF ファイルを配布する場合、配布先のユーザーも対応アプリケーションを持っている必要があります。
PDF ファイルが選択されている場合は、[開く設定の指定] ダイアログ ボックスが表示されます。以下のいずれかのオプションを選択します。

メニュー項目を実行

メニュー項目を選択します。設定後は、リンクをクリックするだけで選択したコマンドが実行されます。

 

JavaScript を実行

スクリプトを記述します。設定後は、リンクをクリックするだけでスクリプトが実行されます。
 

フィールドを表示/非表示にする

フォーム フィールドを指定して、リンクのクリック時にフィールドを表示/非表示にすることができます。[追加] ボタンをクリックします。表示/非表示にするフィールドを選択し、[隠す] または [表示] ラジオ ボタンをクリックします。選択または選択解除する項目が多い場合は、[すべて選択] または [すべてを選択解除] を利用すると便利です。

 

フォーム データのインポート

[追加] ボタンをクリックして、リンクのクリック時にインポートするフォーム データ ファイルを参照します。

 

フォームのリセット

フォーム内の任意のフィールドをリセットするよう指定できます。[追加] ボタンをクリックし、フィールドにマークを付け、[OK] をクリックします。

 

フォーム データの送信

[追加] ボタンをクリックして、フォーム データの送信パラメーター ( URL、エクスポート形式、および日付の変換方法) を指定します。すべてのフィールド データを送信することも、送信するフィールドを指定することもできます。いずれの場合も、空白フィールドを含めるかどうかを指定できます。
 

メディアを再生 (PDF 1.4 に互換)

現在のドキュメントに埋め込まれている PDF 1.4 互換ビデオ ファイルを再生できます。

 

メディアを再生 (PDF 1.5 以降に互換)

現在のドキュメントに埋め込まれている PDF 1.5 以降の互換ビデオ ファイルを再生できます。

 

サウンドを再生

[追加] ボタンをクリックして、リンクのクリック時に再生する WAV ファイルを選択します。

 

3D ビューを開く

PDF に埋め込まれている 3D コンテンツの任意の定義済みビューを表示するよう、指定できます。


リンク アクションの場合、[保護] オプションをオンにしておくと、リンクの外観やアクションが誤って変更されるのを防ぐことができます。