以下に基づいて処理モードを選択します。
元のドキュメントの特性
変換するファイルの用途
標準文書
契約、手紙、記事などを細かく編集するための完全に書式設定されたドキュメントを取得することができます。これは、PDF Converter アシスタントで最も一般的に使用されるドキュメント タイプであり、デフォルトの処理モードです。
標準モードを使用すると、すべてのタイプのドキュメントを処理することができます。特定タイプのドキュメントを特別な目的または対象に使用する場合は、別のモードを使用することができます。
法的文書
書式を維持しながら、以下に示す特殊な処理により法律文書を変換することができます。
左余白の行番号 (弁論番号とも呼ぶ) を、[弁論保持] オプションの状態に基づいて維持または削除します。法的文書の書式を完全に変える場合は、元の弁論番号を削除し、必要に応じて後から再作成することをお勧めします。
本文から行番号を分離する左側にある 1 本または 2 本の垂直線、および右側にある 1 本の垂直線。これらは、可能な場合は検出されて削除されます。
文書の作成日付などが表示される、ケースを識別する各ページの単一のヘッダー行。これらは、可能な場合は検出されて削除されます。
通常、1 ページ目の上部には原告と被告の名前を示す表のようなヘッダーが含まれます。これは適切な書式で維持されます。
通常、スタンプとサインはイメージとして処理されます。これらを維持するか削除するかは処理前に選択することができます。
上記の処理を行わない場合は、標準文書モードを使用します。標準文書モードでは、すべての要素が変換されます。
スプレッドシート
この処理モードでは、元の表構造の維持に重点が置かれます。以下の場合に、このモードを選択してください。
ドキュメントに財務シートや在庫表など、多数の表やスプレッドシートが含まれている。
変換の目的が、Microsoft Excel で表の内容を処理すること、データを編集すること、計算または統計のために表のデータを使用することであり、表形式以外のテキストの元の書式はそれほど重要ではない。
スプレッドシートを処理するオプションは、[表ごとにシートを作成]、[ページごとにシートを作成]、[ドキュメントごとにシートを作成] の 3 つです。ユーザーの選択によっても、表形式以外の内容の処理方法が決定されます。
[文書ごと] を選択した場合、変換結果は [出力オプション] で指定した保存設定に応じて異なります。
[各ファイルを個別に変換] を選択した場合、入力ドキュメントごとに 1 シートが生成されます。
[出力を 1 ファイルに結合] を選択した場合、ジョブごとに 1 シートが生成されます。
注
レイアウトを維持することが PDF のすべての要素にとって重要な場合は、標準文書を処理モードとして、Microsoft Word または Corel WordPerfect を出力形式として選択することをお勧めします。この場合、PDF 内の表はターゲット アプリケーションで編集可能な表になります。
フォーム
フォーム処理によりページ レイアウトが維持されて、また、イメージ処理方法を使ってフォーム コントロール (チェック ボックス、編集ボックス、および水平線) が検出され、Microsoft Word で入力可能なフォーム フィールドとして再作成されます。
以下の場合に、このオプションを選択します。
フォーム要素はあるがフォーム コントロールがない静的な PDF ファイルを変換する。
Word 形式で編集可能なフォームを生成することが目的である。Microsoft Word でラベルを編集し、フォーム コントロールを追加または変更して、回答者が記入できる形式で配布することができます。
フォーム処理時に、[フォーム コントロールの作成] オプションの状態に基づいてフォーム コントロールが作成されます。
注
アクティブな PDF フォームがある場合は、アクティブなフォーム コントロールは変換されません。静的な要素が変換される場合があります。
編集可能な通常のドキュメントを受け取るフォームを使う標準モードを使用してください。ターゲット アプリケーションでフォーム コントロールを追加してアクティブ化することができます。