内容の墨塗り

墨塗りは、Power PDF の Advanced エディションでのみ利用できます。

墨塗り箇所を指定アイコン

[セキュリティ] リボン[墨塗り箇所を指定] ツールを使用して、最初に墨塗りする箇所を指定し、削除する予定の箇所を確認できます。

墨塗りを適用アイコン

確認が完了したら、[墨塗りを適用] ツールを使用して墨塗りを適用すると、データは判読不可能になり、完全に復元不可能な状態になります。

 

墨塗り箇所に指定した領域は赤い四角形で示され、一方、既に墨塗りが適用されている領域は色付きの四角形で示されます。これは既定では黒い四角形です。

 

テキスト、グラフィック、イメージなど表示可能な内容を墨塗りできます。墨塗りが適用されたアイテムの外観は変更できません。これらのアイテムは、通常、単色で塗りつぶされた四角形として表示されますが、オーバーレイしたプライバシー コード、カスタム テキスト、または単なる空白領域が表示されるように設定することもできます。

墨塗りするドキュメント内の内容を指定し、墨塗りを完全に適用するには

墨塗りプロパティ アイコン

  1. [セキュリティ] > [墨塗り] を選択し、[墨塗りのプロパティ] をクリックして、[墨塗りツールのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

  2. 墨塗り箇所の外観を設定します。「墨塗りプロパティの設定」を参照してください。

  3. 先ほど説明した [墨塗り箇所を指定] ツールを選択します。

  4. 削除するテキスト内容を指定するには、その上にポインターを合わせます。カーソルが テキスト カーソルの画像 に変化したら、削除するテキストを選択します。

  5. テキスト以外の領域 (画像など) を削除するには、カーソルをその場所に移動します。カーソルが 十字カーソルの画像 に変化したら、目的の選択領域が含まれるように四角形を描画します。

  6. 墨塗り箇所に指定した領域の上にポインターを合わせて、墨塗りを適用した場合に、墨塗り箇所がどのように表示されるかをプレビューします。

  7. ドキュメント全体に同じマークを適用するには、マークされた領域を右クリックして、[ページ全体でマークを繰り返す] を選択します。
    [黒塗りマークを繰り返す対象] ダイアログ ボックスが表示され、マーキングを奇数ページまたは偶数ページに制限したり、ページ範囲を指定したりできます。[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、マークの繰り返し設定をマークに割り当てます。

  8. プレビュー後、墨塗り箇所に指定した領域を右クリックし、ショートカット メニューから [適用] を選択して、その領域に墨塗りを完全に適用します。現在の PDF 内のすべての指定箇所に墨塗りを完全に適用するには、[すべてに適用] を選択します。

  9. 墨塗りは元に戻すことができないという警告が表示されたダイアログ ボックスで、[適用] をクリックし、墨塗りを確認します。

墨塗りを適用した後、元に戻すことはできません。間違いが起こらないように、墨塗りを実行する前に、元の PDF のコピーを作成することを強くお勧めします。または、墨塗りした PDF を新しいファイルとして別の名前で保存するか、別の場所に保存します。または、別の名前で別の場所に保存します。

ただし、ドキュメントに墨塗り箇所を指定して適用しても、ドキュメントを保存せずに閉じた場合、すべての墨塗り箇所は失われます。

 

墨塗りは、検索によって実行したり、ドキュメントの確定ドキュメント要素の削除と組み合わせて実行したりすることができます。「墨塗りについて」を参照してください。