Power PDF Advanced で提供されるアクセシビリティ チェッカーは、PDF を処理できるユーザーの範囲を広げるのに役立ちます。基本的に、このチェッカーは画面読み取りプログラムの出力の品質を測定します。このチェッカーは、PDF ドキュメントが PDF/UA や WCAG 2.1 AA などのアクセシビリティの標準に準拠していることを検証します。検出された問題には、自動的に解決できるものと、手動の操作が必要なものがあります。
チェックを設定して実行するには
[互換性] パネルを開きます。
[オプション] ドロップダウン リストを開き、[アクセシビリティ] を選択します。
[チェックの開始] ツールをクリックします。[アクセシビリティ チェックのオプション] ダイアログ ボックスには、チェックできる 30 以上の項目が、4 つのカテゴリに整理されて表示されます。チェックする項目を選択します。各チェックの前に設定を確認する場合は、[チェックの開始時にこれらの選択肢を表示] オプションをオンのままにします。これらの選択肢を今後のチェックに適用する場合は、このオプションの選択を解除します。[OK] をクリックします。
チェックが実行され、チェックされたすべての項目のリストと次の結果が表示されます。
合格
警告: 項目は不合格ではありませんが、注意が必要な情報があります。
情報:これは、テストが要求されなかったためスキップされたことを意味する場合があります。
不合格: アクセシビリティを確実に実現するには、この問題を自動または手動で解決する必要があります。
問題に対処するには
一部の不合格項目は自動的に解決できます。
パネル ツール バーの [修正] ツールをクリックして、プログラムによる問題解決を試行します。その他の不合格項目は手動でのみ解決することができます。
レポートを添付 アイコンをクリックして、レポートを .html 添付ファイルとして PDF に添付します。
各項目に関するアドバイスについては、以下の 4 つのヘルプ トピックを参照してください。ヘルプは同じ 4 つのカテゴリに整理されてダイアログ ボックスに示されます。
PDF/A 標準との互換性を検証するためのその他の互換性チェックがあります。ユーザー補助との関連性はありますが、これらは主にアーカイブを目的として設計されており、今後数十年にわたって読み取り可能な、将来にわたって使用できる PDF ファイルを作成するためのものです。