PDF Create のプロパティ

次の場合に、[Kofax PDF のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

このダイアログ ボックスには、Assistant からはアクセスできません。Assistant ではすべての処理がプロファイルを通じて実行されるためです。

 

最初の 3 つの方法でこのダイアログ ボックスにアクセスした場合、変更は現在のドキュメントにのみ適用されます。[デバイスとプリンター] からこのダイアログ ボックスにアクセスした場合、ここでの設定が、[印刷] コマンドから開始されるすべての変換に適用されます。「プリンター ドライバーの設定」を参照してください。

 

[Kofax PDF Create のプロパティ] ダイアログ ボックスには、2 つのタブ ([一般] と [PDF の設定]) が含まれ、これらのタブでドライバーの設定を変更できます。3 番目のタブである [PDF Create のバージョン情報] には、製品に関するバージョン情報が表示されます。

 

[一般] タブ

[一般] タブでは、PDF ファイルのサイズおよびページ レイアウトを制御できます。

Microsoft Word などのアプリケーションの [ページ設定] の設定は、PDF Create の [一般] の一部の設定よりも優先されます。

 

用紙サイズ

[標準] を選択し、プルダウン リストからページ サイズを選択するか、[カスタム] を選択し、ページの寸法と余白を指定します。

[追加] をクリックすると、指定のページ寸法を使用して、追加の標準ページ サイズを定義または変更できます。

 

方向

[縦] または [横] を選択します。
 

解像度

この設定は、文字の間隔、改行、およびイメージ品質に影響します。通常、解像度が高いほど、レイアウトはより精密になりますが、ファイル サイズはより大きくなります。

解像度として、[スクリーン] (72 dpi)、[] (150 dpi)、[] (300 dpi)、[] (600 dpi)、1200 または 2400 dpi (ドット/インチ) から選択します。

画面表示には低解像度が理想的です。ただし、高品質のハード コピーが必要な場合、または文字の位置を正確に制御する必要がある場合は、600 dpi 以上の解像度を選択します。
 

拡大縮小

百分率 (1 ~ 1000 パーセント) により、ドキュメントの縮小または拡大を指定します。

100 パーセント未満の値を入力するとページ上のテキストおよびイメージのサイズが縮小され、100 パーセントを超える値を入力すると拡大されます。
 

グレースケール印刷

カラー ドキュメントをグレースケール PDF ファイルに変換するには、これを選択します。

 

生成 PDF を表示

PDF ファイルを表示する場合にオンにします。このオプションはデフォルトでオンです。
 

[PDF の設定] タブ

[PDF の設定] タブでは、互換性Web 最適化保存先ドキュメントの設定を管理できます。また、このタブでは、フォントの埋め込み圧縮透かし、およびセキュリティの標準管理を選択できます。PDF のパスワードおよび許可による保護、透かしの追加、圧縮設定の定義、およびフォントの埋め込みについて、標準管理を選択するか、または対応する [詳細] ボタンをクリックしてこれらのプロセスを完全に制御します。PDF ファイルを追加またはオーバーレイする機能など、保存オプションを定義します。

 

[互換性] で、[PDF のバージョン] あるいは [PDF/A 標準]、または [USPTO] のいずれかを選択します。USPTO を選択した場合、米国特許商標局の要件に最も近い PDF ファイル、具体的には PDF バージョン 1.4 で、すべてのフォントが埋め込まれ、高品質 (75) に設定され、セキュリティが無効になっているファイルが作成されます。

 

[PDF Create のバージョン情報] タブ

著作権情報、シリアル ナンバーが表示されます。また、クイック ガイドにアクセスできます。