[標準] と [カスタム] の両方のインストールでは、次の操作を実行できます。
インストール フォルダーを変更する。デフォルトのインストール フォルダーは C:\Program Files\Nuance\Power PDF です。
PDF Convert コンポーネントをインストールするかどうかを決定する。
Power PDF をデフォルトの PDF ビューアーとして設定する。
デスクトップ上にプログラム アイコンを配置する。
カスタム インストールを選択した場合は、さらに多くのオプションを使用できます。有効または無効にできる内容は次のとおりです。
他のプログラムへの Nuance Power PDF の統合。デフォルトでは、InstallShield ウィザードに表示されるすべてのプログラム (Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Windows エクスプローラー、Internet Explorer、Lotus Notes、Mozilla Firefox、Google Chrome、および WordPerfect Office) が有効化されます (プログラムがコンピュータにインストールされていることが前提です)。PDF Convert の統合は、[ファイル] > [オプション] > [全般] > [統合] で後ほど変更することができます。
Power PDF の機能。インデックス作成、ドキュメントの分割、ドキュメントの比較、セキュリティとデジタル署名、ダイナミック PDF フォームの作成、PDF ドキュメントの最適化、PDF ドキュメントのタグ付け、PDF ドキュメントの読み上げ、クリップ アートの使用など、多彩な機能を備えています。
クラウド コネクタの Evernote および Dropbox との統合Nuance Cloud Connector へのインストール。他のストレージ サイトの利用を可能にするプログラムは、以前のインストール プロセスではすべてのユーザーに提示されていました。
Power PDF Advanced の機能:CaseMap のサポート、ドキュメント管理システム (DMS) のサポート、ベイツ ナンバー、墨塗り、監視フォルダ、およびスキャン受信トレイ。
音声合成機能の個々の言語。
注
Advanced カスタム インストールでベイツ ナンバーを無効にしても、ヘッダーとフッターは無効になりません。これらは常に使用可能になります。
統合に関する重要な注意事項
Office アプリケーションおよび類似のアプリケーションへの PDF Convert コンポーネントの統合は、前述のように、Power PDF 内で変更できます。クラウド コネクタおよび DMS との統合はできません。それらは次のように機能します。
標準セットアップによる Power PDF Standard では、Dropbox および Evernote 用のコネクタがインストールされ、[コネクタ] リボンで常に使用できるようになります。カスタム セットアップで、これらのコネクタは既定ではオンになりますが、どちらか一方または両方を無効にすることができます。DMS はサポートされません。
Power PDF Advanced では、標準インストールでもカスタム インストールでもコネクタはインストールされません。カスタム インストールでは既定ですべてが無効になります。これらの統合をインストールするには、カスタム セットアップを実行し、コネクタ グループを入力し、必要なクラウド コネクタおよび DMS の統合を選択する必要があります。このような選択内容を後で変更するには、setup.exe をクリックしてインストーラーを再度実行し、開始画面で [Nuance Power PDF] を選択し、その [変更] ボタンをクリックしてから、[カスタム] インストールを選択する必要があります。
パネルごとに順を追ってインストールする
インストーラーを起動し、その一般的なパネルを使用してインストールを行います。
開始 (インストールする内容、CD の参照、リリース ノート、Nuance Web サイトへのアクセス)
旧バージョン: そのまま維持または置換 (旧バージョンが検出された場合にのみ表示される)
開始画面 (操作なし)
エンドユーザー ライセンス契約 (EULA) - 承認して続行
顧客情報 (ユーザー名、組織、場合によってはシリアル番号も)
セットアップの種類:標準またはカスタム - 続行するには [カスタム] を選択
パネルごとに順を追ってカスタム インストールする
パネル 7:開始の選択項目
メイン プログラム ファイル: 初めてのインストールではオンのままにします。後で変更を加える場合はオフにします。
言語サポート: プログラム インターフェイスおよびヘルプの言語を、使用可能な言語の中から選択します。
詳細なドキュメントの処理: インストールする機能または削除する機能を選択します。下記参照。
統合: [Nuance PDF] リボンを表示する Office アプリケーションおよびその他のアプリケーションを選択します。下記参照。
コネクタ:Power PDF Advanced に適用されます。統合を行うには、ここで選択を行います。下記参照。
音声モジュール:Nuance RealSpeak のインストールで言語および音声を選択します。
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項目の隣にある展開アイコンをクリックして選択肢の一覧を開きます。
詳細なドキュメントの処理
ここに一覧表示される項目は、Power PDF Standard を使用する場合と Power PDF Advanced を使用する場合で異なります。Power PDF Advanced の場合、企業環境では、従業員が使用できる機能はシステム管理者によって決定されるので、表示される項目はさらに変わることがあります。
表示される項目として、ドキュメントの比較、最適化、インデックス化およびフォームの作成 (Form Typer)、電子メール経由での FAX および (Power PDF Advanced 場合のみ) ベイツ ナンバー、CaseMap サポート、墨塗りなどが挙げられます。
統合の選択項目
次に示すような他のプログラムへの Nuance Power PDF コンポーネント PDF Create および PDF Convert の統合を有効または無効にします。
Microsoft Office (サブオプションを使用)
Lotus Notes
Mozilla Firefox
Google Chrome
WordPerfect Office
Microsoft Office のサブ メニューを使用して、次に示す個々のプログラムを有効化または無効化します。
Microsoft Word
Microsoft Excel
Microsoft Outlook
Microsoft PowerPoint
Windows エクスプローラー
Microsoft Internet Explorer
Windows デスクトップ サーチ
コネクタ
Power PDF Advanced で、クラウド コネクタおよび DMS と統合するには、このセクションで必要なものを選択します。
一覧には、Evernote および Dropbox (Nuance Cloud Connector はインストーラーの最初の画面で処理される) に加えて、あらゆるサポートされるドキュメント管理システム (DMS) が表示されています。
音声モジュール
標準インストールでは、操作をしなくても英語、フランス語およびドイツ語の読み上げモジュールがインストールされます。
カスタム インストールでは、これらはインストールおよび提供され、既定で 3 つすべてが有効になります。不要なものがあれば無効にできます。
その他の言語モジュールはインストールされませんが、ほとんどすべてのインターフェイス言語で使用できます。他の言語が必要な場合は、個別にプログラム メディア (DVD など) からインストールするか、Nuance Power PDF の Web サイトからダウンロードする必要があります。
ノート
インストール済みの音声モジュール、コネクタまたは他のカスタム インストール時の選択内容を変更するには、プログラムの setup.exe ファイルをダブルクリックし、プログラムを選択して [ 変更] をクリックします。これでインストーラーが起動し、カスタム インストールを選択できます。