このパネルは次の場合に Convert Assistant に表示されます。
[モード] ツールまたは [オプション] メニューのドロップダウン リストで [スプレッドシート] を選択した場合このパネルは、Power PDF の [ページの変換] ダイアログ ボックスで [設定] をクリックしても表示されます。
スプレッドシートの出力形式として使用できるのは、Microsoft Excel のみです。
このパネルでは、次の全般オプションを選択できます。[処理] オプション (画像のみのページとグラフィックスの処理方法)、[ハイパーリンクの維持]、[ヘッダーとフッターの維持]、[テキストと背景色の維持]。
スプレッドシート保存に特に関連する 2 つの選択肢:
ページごとに 1 つのテーブルを検索
このチェックボックスが選択されている場合、1 ページにつき 1 つの表が表示されます。限られた量のヘッダーおよびフッター情報を処理できます。ページのその他の表は検出されません。ページに複数の表が含まれる場合はこのオプションを選択しないでください。
シートの作成
Excel ファイルにシートを配置する方法を管理します。選択ボックスには、次の 3 つの選択肢があります。
テーブルごと
Excel ファイルの 1 シートにつき 1 つのテーブルが表示されます。
検出されたテーブルはそれぞれ変換され、個別のワークシートに配置されます。テーブルとして検出されないすべてのコンテンツは、ワークブックの最後にある個別のワークシートに配置され、[概要] と名づけられます。[概要] シートには、関連するワークシート テーブルへのハイパーリンクが含まれます。
生成される出力ファイルには入力ファイルのページが反映されないので、このオプションを選択するとヘッダー/フッター選択は無効になります。
このオプションを使用する場合
ページ内に 2 つ以上のテーブルがあり、テーブル構造が異なる (列数や列幅が異なる) 場合に使用します。注:テーブルの構造が異なる場合に別のオプション (ページごとにシートを作成) を選択すると、列幅を保持できません。
表以外のテキストの形式はあまり重要ではない場合。注: 複数列の構造、テキストの中央揃えなど一部の形式は、保持されません。すべての行は最初のセルに配置されます。
ページごと
Excel ファイルの 1 シートにつき 1 ページが表示されます。
このオプションを使用する場合
ページ内のテーブルが 1 つのみの場合
ページ上のテーブルがほぼ同じ構造の場合 (例: 列数と列幅がほぼ同じ場合)
シートのテーブルと一緒にテキスト情報を保持する必要がある場合。流し込みテキストまたはグラフィックのブロックは、単一セルに配置されます。テキストの構造が語句のリストやインデックスなどの表形式の場合、各項目は別々のセルに配置されます。
文書ごと
単一出力ドキュメント用のコンテンツがすべて単一シートに転送されます。このオプションは、複数ページに及ぶテーブルを処理する場合に有効です。レイアウトがほぼ同じテーブルを主に含むドキュメントには最適です。さまざまなコンテンツが含まれていてテーブルの外にテキストが大量にあるドキュメントには、適していません。テーブルの外のコンテンツは、「ページごと」の説明のとおりに処理されます。
複数ドキュメントを入力する場合、このオプションによる明確な結果は [出力オプション] パネルで設定する変換タイプに左右されます。
[各ファイルを個別に変換] を選択した場合、入力ドキュメントごとに 1 シートが生成されます。
[出力を 1 ファイルに結合] を選択した場合、ジョブごとに 1 シート (出力ドキュメントすべてに対して 1 シート) が生成されます。
その他のオプションの詳細については、「標準文書」を参照してください。
注
処理設定は、処理モードごとに別々に保存されます。
最適なモードを選択する際のヒントについては、「処理モードの選択」を参照してください。
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