認証

Insight は、次のレベルの認証をサポートします。

  • Windows 認証: このタイプの認証では、Active Directory 経由の Windows 認証を使用して、ダッシュボードやその他のアプリケーションへのアクセスを許可します。なお、Insight は複数の AD ドメイン認証をサポートしていることに注意してください。

  • HTTP 要求: たとえば、資格情報の提供をバイパスして外部アプリケーションから Insight ダッシュボードを起動する必要がある場合、この認証は HTTP 要求を使用します。HTTP 要求を POST し、データの一部として資格情報を送信することができます。この場合、Cookie の処理方法を明示的に定義する必要があります。必要なアプリケーション (Studio、Viewer など) に対して、web.config ファイルを開いて、<sessionState cookieless="AutoDetect" /> を検索し、Cookie をサポートするように <sessionState cookieless="UseCookies" /> に変更するか、<sessionState cookieless="UseUri" /> に変更して Cookie のサポートを無効にします。

  • ログイン パネル: この認証では、ダッシュボードのユーザーはログイン パネルに資格情報を入力してからダッシュボードにアクセスするように要求されます。

  • Insight 認証: この認証では、Insight ユーザーとロールを使用します。

各認証タイプには、ユーザーのロールを決定する方法が必要です。これは次の方法で実行します。

  • [外部データベース]: サポートされている外部データベースを使用して、ロールを決定します。通常、HTTP 応答とログイン パネル認証で使用されます。

  • [固定値]: ロールを決定するための固定値を定義します。たとえば、Windows 認証でのユーザーの memberOf パラメータが finance であるかどうかを比較することができます。

[認証] タブを使用して、次の Insight コンポーネントとアプリケーションへのアクセスに影響する認証設定を設定します。View (ダッシュボード)、Studio、Admin Console、Themes and Formats、および Data Loader。

すべてのユーザーが Insight アプリケーションにアクセスできるように認証を構成します。または、ログイン資格情報とユーザー ロールに基づいてアクセス レベルを制限します。

それぞれのInsight アプリケーションの認証を定義できます。この表には、デフォルトの認証タイプを一覧で記載しています。

Insight アプリケーション

デフォルトの認証タイプ

Admin Console

Insight

Studio

認証なし

Themes and Formats

Insight

Data Loader

Insight

View (ダッシュボード)

認証なし