Microsoft Word での Word ベースのオブジェクトの開く、編集、保存操作
KCM Designer では、手動でのファイルのロック、ダウンロード、およびアップロードを行わずに、Word ベースのオブジェクトを自動的に開いて Microsoft Word で直接表示または編集することができます。たとえば、これは [リッチ テキスト ブロック]、[マスター テンプレート]、およびその他のオブジェクトに適用されます。オブジェクトを編集して Microsoft Word に保存すると、ファイルは自動的に KCM Designer にアップロードされ、そのコンテンツは、コンテンツ管理システムで更新されます。
前提条件
Microsoft Word で編集できるかどうかは、[Contract Manager] に応じて異なります。Kofax Communications Manager Getting Started Guide (Kofax Communications Manager スタート ガイド) に示されているように、[Contract Manager] が正しく設定されていることを確認してください。
ドキュメントを表示または編集するには、Author (作成者) など、編集以上の権限がある KCM の役割を持った、承認されたユーザーである必要があります。
この編集機能は、ネイティブの WebDAV テクノロジーに基づいており、Google Chrome、Mozilla FireFox、Microsoft Edge を含むすべての最新ブラウザでサポートされています。KCM Designer を実行するコンピュータには、Microsoft Word 2016 以降が必要です。
直接編集機能および表示機能に加えて、KCM では、ドキュメントをローカルで表示または編集するためのドキュメントのダウンロードとアップロードがサポートされています。これは、Word 2013 以降でサポートされています。
Internet Explorer については、KCM には、Word 2013 以降のドキュメントの編集をサポートする ActiveX コントロールが組み込まれています。
サポートされている Word ベースのオブジェクト
次のような Word ベースのオブジェクトを表示および編集できます。
- マスター テンプレート
- Includes
- リッチ テキスト ブロック
- エラー ドキュメント (読み取り専用モード)
- 単語ベースの [ライブラリ]
- 単語ベースの [クイック テンプレート]
- ページ スタイル
- スタイル シート
- ドキュメンテーションのドキュメント