[デフォルト ストレージ] タブ
このタブを使用して、ドキュメント ファイルやインデックス データ ファイルに名前を付けて保存するためのオプションを選択します。
その他のタブ:
名前
エクスポート コネクタの名前を入力します (最大 32 文字)。この名前は、Kofax アプリケーションのエクスポート コネクタを参照するために使用されます。
デフォルト ストレージ フォルダ
ファイルが保存されるフォルダを表示します。次のような定義済みのパスが表示されます。
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Kofax TotalAgility の場合:
C:\Program Files\Kofax\TotalAgility\CoreWorkerService\ExportedDocuments\Export
-
Kofax Express の場合:
C:\ProgramData\Kofax\Kofax Express\Temp\Export\{ドキュメント ID}
{ドキュメント ID} はエクスポート時の特定の値を反映する Kofax の値になります。
- [カスタム] ボタン
-
このボタンをクリックして、[カスタム フォルダ] ウィンドウで別のデフォルト フォルダを指定します。
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[デフォルト ストレージ フォルダ] テキスト ボックスを手動で編集することもできます。
カスタム ファイル名
- 標準ファイル名 (16 進数)
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システムによって生成された一意のドキュメント ID の値に基づく標準的な Kofax のファイル命名規則を使用してファイル名を作成し、そのファイル名を 16 進形式にします。たとえば、ドキュメント ID が 19A27C (16 進数) の場合、ファイル名は 19A27C.tif となります。これはデフォルトの設定です。
8.3 形式のファイル名が必要な場合は、このオプションを選択してください。
- 10 進ベースのファイル名 (整数)
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10 進数値を使用してファイル名を作成します。この方法では、システムによって生成された一意のドキュメント ID 値を使用し、その値の形式を 10 進表現にします。たとえば、ドキュメント ID が 19A27C (16 進数) の場合、ファイル名は 1679996.tif (整数に変換) となります。
10 進ベースのファイル名で先頭に 0 を使用する
「10 進ベースのファイル名オプション」を選択した場合、ファイル名の先頭に 0 を含めるには、このオプションを選択します。たとえば、1679996.tif という名前のイメージは 0001679996.tif となります。ファイル名は 10 桁になるように 0 で埋められます。
- カスタム ファイル名
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[ファイル名] ボックスで独自のファイル命名規則を定義します。
重複名の処理
以下のオプションを使用して、重複するファイル名の処理方法を決定します。
- 重複名を置換する
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重複するファイル名が検出された場合は、イメージを上書きします。
- 重複名を変更する
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重複するファイル名が検出された場合は、バージョン番号が追加された複製ファイルを作成します。
複製ファイルが検出されると、元のファイル名を基にバージョン番号を追加した新しいファイル名が作成されます。バージョン番号の形式は「_Vn」です。ここで、「n」は 1 から始まり、一意のファイル名が作成されるまで増加する番号です。
たとえば、ClientName.tif がすでに存在する場合、重複ファイルはファイル名 ClientName_V1.tif で作成されます。ClientName_V1.tif がすでに存在する場合、重複ファイルはファイル名 ClientName_V2.tif というように作成されます。
重複名の変更は、PDF ファイルと OCR ファイルにも適用されます (PDF ファイルおよび OCR ファイルを生成するようにエクスポート コネクタを設定した場合)。PDF ファイルおよび OCR ファイルの重複名は、グループとしてのイメージ ファイル名と照合されます。たとえば、Document.tif、Document_V1.tif、および Document_V2.tif がすでに存在していて、このオプションを選択した場合、次に重複するファイル名グループは Document_V3.tif および Document_V3.pdf になります。
ファイル名の最大長は、オペレーティング システムによって決まります。
Index.txt ファイルは上書きされません。新しいデータが既存のインデックス ファイルに追加されます。
- 重複名をエラーとする
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重複する名前が検出された場合、ドキュメントを拒否します。
ファイル名
[カスタム ファイル名] で「カスタム ファイル名」を選択した場合 (使用可能な場合)、ファイルのカスタム名を指定するために、テキストと値 (インデックス フィールドなど) の組み合わせを入力することができます。
入力したとおりに使用される説明テキストを入力するには、[ファイル名] ボックスをクリックしてテキストを入力します。
以下のオプションを含むメニューが表示されます。
次の設定の名前と可用性は、エクスポート コネクタで使用する Kofax 製品 (Kofax TotalAgility または Kofax Express) に応じて異なる場合があります。
- インデックス フィールド
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ドキュメント クラスに定義されたインデックス フィールドのリストを表示します。ドキュメント クラスにドキュメントのインデックス フィールドが定義されていない場合、このオプションは使用できません。
- フォルダのインデックス フィールド
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フォルダ クラスに定義されたインデックス フィールドのリストを表示します。それぞれ独自のフォルダのインデックス フィールドを持つフォルダ クラスを複数定義できます。フォルダ クラスが存在しない場合またはすべてのフォルダ クラスでインデックス フィールドが定義されていない場合、このオプションは使用できません。
- バッチ フィールド
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バッチ クラスに定義されたバッチ フィールドのリストを表示します。バッチ クラスにバッチ フィールドが定義されていない場合、このオプションは使用できません。
- Kofax の値
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Kofax の値のリストを表示します。
入力したテキストまたは値を削除するには、[ファイル名] ボックスをクリックし、キーボードの Backspace キーまたは Delete キーを使用します。
eDocument およびシングルページ TIFF ファイルは、引き続き別のサブフォルダにエクスポートされ、現在の命名規則 (1.tif、2.tif など) を使用します。このフォルダはイメージ ファイルと同じ名前を使用します。マルチページ TIFF ファイルには、引き続き複数のページが含まれます。