テナントの作成

TotalAgility のオンプレミス マルチテナント インストールから TotalAgility にアクセスできる新しいテナントを作成します。

デフォルトでは、テナントは本番環境内の Workspace にアクセスできます。開発環境 (Designer と Workspace) へのアクセスと同様に、Designer へのアクセスはオプションです。

  1. [テナント管理システム] ページで、[作成] をクリックします。

    [テナントの作成] ページが表示されます。

  2. [全般] タブをクリックします。
  3. テナントについて次の詳細を入力します。
    1. Joe Bloggs など、一意の名前
    2. オペレーション マネージャーなど、テナントの説明
    3. TotalAgility および Workspace にログオンするための ユーザー ID (JoeB など)
    4. TotalAgility および Workspace にログオンするためのパスワード

      パスワードは、正規表現パターン「^(?=.*[a-z])(?=.*[A-Z])(?=.*[0-9])(?=.*[!@#\$%\^&\*])(?=.{10,})」に一致する必要があります。このパターンは、小文字と大文字、数字と特殊文字、および 10 文字長の組み合わせを意味します。

    5. 同じパスワードを再入力します
    6. データベース サーバー
    7. ストレージ アカウント
    8. データ センター
    9. Kofax などの会社名
    10. 会社の住所
    11. 連絡先電話番号
    12. TotalAgility および Workspace の URL の詳細の送信先となる電子メール ID
    13. 国名

    選択したデータベース サーバーに現在存在するテナントの数が表示されます。

  4. オプションで、[メモ] ボックスにテナントの追加情報を入力します。
  5. [レポート] グループで、次の操作を行います。
    1. [毎日実行] では、ETL エージェント (抽出/変換/ロード) がテナントのシステム タスクを処理し (5 分ごと)、ステージングからウェアハウスにデータを変換する時間を指定します。

      顧客のウェアハウス DB へのアクセスを改善するには、テナントの営業時間外 (夜間など) に変換を実行します。

    2. [パージ間隔] では、データ ウェアハウスからフィールド詳細データを削除するまでに ETL エージェントが待機する日数を指定します。(デフォルト: 5)

    タスクを実行されたときの動作:

    • オンプレミス キューから中間 (ステージング) データベースにレポート データがアップロードされます。

    • 指定した変換時間間隔でタスクが実行された場合は (デフォルトでは夜間)、中間データベースが変換され、本番データベース (データウェアハウス) にアップロードされます。

  6. [本番環境] グループ:
    1. [Designer アクセス] の場合は、[はい] をクリックして、本番環境から TotalAgility へのアクセスを許可します。(デフォルト: いいえ)
    2. 必要に応じて、テナントに割り当てるステーション ライセンスおよびボリューム ライセンスの最大数を変更します。

      • [ステーション ライセンス] セクションと [ボリューム ライセンス] セクションには、テナントに割り当てることができるライセンス タイプとライセンスの最大数が表示されます。

      • テナントに割り当てられたライセンスの数を変更すると、割り当てられた数の分だけ BPO ライセンスの総数が減少します。

      • テナントは、割り当てられた使用可能なライセンス タイプの数を表示できます。「ライセンス統計の管理」を参照してください。

      • 割り当てたライセンスの数がテナントが使用できるライセンスの数を超えている場合は、警告が生成されます。

  7. [開発環境] グループで、次の操作を行います。

    開発環境グループが表示されるのは、[本番環境][Designer アクセス] オプションを [はい] に設定した場合のみです。

    1. デフォルトでは、[開発環境へのアクセス][はい] に設定されています。このオプションが [いいえ] に設定されている場合、ステーション ライセンスおよびボリューム ライセンスの詳細は表示されません。ステーションおよびボリュームの詳細については、「ライセンス統計の管理」を参照してください。
    2. 必要に応じて、テナントに割り当てるステーション ライセンスおよびボリューム ライセンスの最大数を変更します。
      • [ステーション ライセンス] セクションと [ボリューム ライセンス] セクションには、テナントに割り当てることができるライセンス タイプとライセンスの最大数が表示されます。

      • テナントのライセンス数を変更すると、ライセンスの数だけ BPO ライセンスの総数が減少します (BPO ライセンスは、顧客がオンプレミス マルチテナント システムをインストールする場合に購入するライセンスです。

      • テナント管理システムは、開発環境の Workspace、Designer、および Quick Start Designer の URL を含む電子メールをテナントに送信します。

      • 開発環境へのアクセス権を削除すると、テナント管理システムは変更を通知する電子メールをテナントに送信します。テナントに割り当てられたライセンスの数は、すでに使用されているページ ボリューム ライセンスを除き、BPO ライセンスに差し戻されます。

  8. [保存] をクリックします。

    テナントが保存されると、メッセージが表示されます。

  9. [OK] をクリックします。

    システムは次のことを行います。

    • 選択したデータベース サーバーに新しいテナントが追加されます。

    • テナントの電子メール アドレスに、ログイン資格情報と、TotalAgility、Workspace、および Quick Start Designer のリンクを含む電子メールが送信されます。

    • ログイン資格情報記載された電子メールがテナントの電子メール アドレスに送信されます。

    • テナントの権限に基づいて、本番環境と開発環境の TotalAgility Designer、Workspace、および Quick Capture Designer のリンクが送信されます。

    • 新しいテナントに、セッション ID が自動的に生成されます。ただし、開発から本番に移行するときに、同じセッション ID を使用したい場合があります。このような場合は、セッション ID を手動で設定することもできます。TotalAgility の [システム設定] ([ホーム] > [システム設定] > [設定] > [全般]) の [セッション ID] フィールドに値を入力するか、値をコピーして貼り付けます。セッション ID の値は GUID である必要があります。

テナントの電子メールから TotalAgility および Workspace にアクセスするには、それぞれの URL をクリックします。