失敗したジョブのプロセスの定義

Kofax TotalAgility で、スキャン ジョブが失敗したときに使用するプロセスを定義できます。プロセスは新しいジョブを作成し、失敗したジョブに関する情報を含めます。プロセスを定義し、MFP で使用されるように割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. Kofax TotalAgility で、プロセスを作成し、次の変数を使用して、失敗したジョブに関する情報を取得します。
    • UserID: 失敗したジョブを送信したユーザー。

    • FailureReason: ジョブが失敗した理由。

    • FailureTime: ジョブが失敗した時刻。

    • FormName: 失敗したジョブのフォーム名。

    • ProcessName: 失敗したジョブのプロセス名。

    • Hostname: ジョブが失敗した MFP のホスト名。

    • JobID: 失敗したジョブの ID。

    • FolderID: 失敗したジョブのフォルダの ID。

    • DocID: 失敗したジョブのドキュメントの ID。

    これらの変数はすべて文字列で、プロセスの初期化中と同じにする必要があります。手順については、Kofax TotalAgility のドキュメントを参照してください。

  2. デバイスの [設定] - [詳細] タブで、次のプロパティを設定します。
    • [名前空間]: mfp.properties

    • [名前]: failed.job.transmission.process.name

    • [値]: 作成したプロセスの名前を入力します。

  3. また、[設定] - [詳細] タブで次のプロパティも設定します。
    • [名前空間]: mfp.properties

    • [名前]: fail.job.after.retry

    • [値]: 再試行回数に達した後にジョブが永続的に失敗するようにする場合は [True]、ジョブが永続的に失敗しないようにする場合は [False] (デフォルト)。