行動ベースの分析

行動ベースの分析では、ディメンション パフォーマンス (顧客満足度、ケース閉鎖率など)をディメンションとして使用して、データを分類します。このアプローチは、ディメンション別に分類された集計データセットを使用する従来の分析とは異なっています。

行動ベースの分析を使用すると、パスを比較して、ある方法で実行した場合と別の方法で実行した場合のプロセスの結果を確認できます。

このアプローチを使用すると、プロセスに基づいてパスのグループ (スイムレーン グループ) を作成し、このプロセスに関連付けられた指標を作成して、データを分類できます。通常、結果をより視覚的に表現するために、平均またはパーセンテージを計算する指標をお勧めします。たとえば、プロセスパスを分類して、顧客満足度が 1 つのグループのパスで X%、別のグループのパスで Y%であったことを確認できます。

たとえば、すべての患者について患者満足度指標 (レベル 1〜5) が計算されます。



特定のスイムレーンパスをグループにまとめて、各グループごとに分類された満足度を比較できます。



プロセスフィルタを定義して、プロセス インスタンスがそれを満たしているかどうかを確認することもできます。たとえば、フィルタを設定して、プロセス パスが特定の時間ガイドラインを満たしているかどうかを確認できます。

この場合、特定の時間枠内でパスが実行されると、顧客満足度がどのように変化するかを確認できます。また、待機時間が 20 分を超えるインスタンスや、一部のステップが欠落しているインスタンスをすべて表示するよう選択することもできます。この場合、プロセスの動作はフィルタとしてだけでなく、指標 ディメンションとしても使用されます (Yes / No 値)。