ドキュメントの検証

抽出結果を検証して、すべての情報が有効であることを確認します。また、オンライン学習用にドキュメントをマークすることもできます。

管理者は、[ドキュメント] タブを使用して、特定のドキュメント データを抽出するように抽出フィールドを設定し、検証レイアウトを構成します。警告アイコンでマークされたフィールドにはエラーが含まれており、エラーに対応する必要があります。

次のような理由により、フィールドが無効になることがあります。

  • OCR 結果が不適切である: 一部の文字や値が、予期したように認識されません。正しい値を手動で入力します。

  • 結果が信頼性に欠ける、または不正確である: 管理者が抽出を構成する際に、有効なフィールドとして認識されるためにすべてのフィールドが満たす必要がある、最低の信頼度を指定することがあります。フィールドを信頼できない場合、この最小のしきい値を満たしていません。また、抽出結果が、構成されている基準 (有効なデータ タイプである、数値範囲内にあるなど) を満たしていない場合もあります。どちらの場合も、結果を検証する必要があります。

  • ドキュメント上に値が見つからない: 管理者が抽出を構成する際に、そのクラスのドキュメントが有効なドキュメントとして認識されるためには、特定のフィールドが抽出される必要があることを指定する場合があります。抽出で結果が返されない場合は、有効なフィールド値を入力します。

  • ドキュメントの分類が不正確である: 抽出は、ドキュメントに割り当てられているクラスに依存します。そのため、ドキュメントが正しく分類されていないと、フィールド値が正しくない可能性があります。その場合は、正しいクラスを割り当ててから、有効なフィールド値を入力する必要があります。

デフォルトでは、無効なフィールドが含まれているドキュメントは完了できません。ただし、無効なフィールドが含まれているドキュメントを完了としてマークできるように、管理者がこの設定を上書きできます。

検証プロセス をキャンセルすると、TotalAgility では無効なフィールドおよび変更内容が保存されます。

データの検証

管理者は、確認フィールドを編集可能として構成することも、編集不能として構成することもできます。読み取り専用のフィールドが無効である場合、そのフィールドを強制的に有効にするか、ドキュメントをリジェクトすることができます。
  1. フィールドに移動します。
  2. 必要に応じてデータを修正します。
    • フィールド内のデータが正しい場合は、ENTER キーを押します。

    • フィールド内のデータが正しくない場合は、正しい値を入力し、ENTER キーを押します。

    警告アイコンが消え、カーソルは次の未確認フィールドに移動します (未確認フィールドがある場合)。

    正しい情報については、イメージ ビューア内のドキュメントを参照してください。