例外処理

システムは、キャプチャ プロセスの実行中に例外を発生させます。たとえば、キャプチャ アクティビティを使用してドキュメントまたはページを処理しているときにエラーが発生した場合、例外が発生します。

例外を処理するには、問題を修正して最初からジョブを再開できるアクティビティを備えた、代替の例外パスにドキュメントをルーティングします。たとえば、イメージにエラーがある場合にイメージを再スキャンするスキャン アクティビティを例外パスに設定します。すべてのキャプチャ アクティビティは、代替実行パスをサポートしています。パスは、設計時にアクティビティに定義された分岐ルールに従って、実行時に選択されます。

再スキャンすると、スキャン アクティビティは自動的に次の拒否されたドキュメントまたはページに移動し、拒否されたドキュメントまたはページがない場合にのみアクティビティが完了します。

自動キャプチャ アクティビティを処理する場合は、次の処理が行われます。

  • 失敗したドキュメントまたはページがスキップされ、エラー以外のすべてのドキュメントおよびページの処理が完了します。

  • 失敗したドキュメントまたはページが拒否され、拒否理由が表示されます。

  • ドキュメントまたはページが既に処理されている場合はスキップされ、新規ドキュメントとページのみが処理されます。

キャプチャ プロセスには、フォルダまたはドキュメント タイプの入力変数があります。バッチに拒否が含まれている場合、アクティビティの分岐ルールで HasRejections および RejectedByFailure プロパティを使用し、例外パス (分岐) を通してバッチを送信します。