インストール
このトピックでは、TotalAgility のインストールで強化された点について説明します。
ゼロ ダウンタイム アップグレード
TotalAgility オンプレミスのマルチテナントまたは Azure 環境で作業している場合は、ゼロ ダウンタイムのデータベース アップグレードを利用できます。
TotalAgility の以前のバージョンでは、オンプレミスのマルチテナント環境で TotalAgility データベースをアップグレードするには、すべてのテナントに対して現在実行中のアプリケーションを閉じ、新しいバージョンをインストールしてすべてのテナント データベースをアップグレードし、その後で新しいバージョンのアプリケーションを起動する必要があります。この場合、アプリケーションがしばらくの間ダウンする時間が発生します。ダウンタイムなしで TotalAgility データベースをアップグレードするために、テナント データのアップグレードは新しいアップグレード ユーティリティを介して行われます。ユーティリティを実行する場合は、アップグレード プロセス中に新しいバージョンのアプリケーションを本番環境に導入することで、TotalAgility をアップグレードできます。アップグレード中にアプリケーションが完全にダウンしたり不安定な状態になったりすることはないため、すべてのテナントのアップグレードが完了するまでシステムをダウンさせる必要性はありません。
TotalAgility オンプレミス マルチテナント: ゼロ ダウンタイムのデータベース アップグレードは、アプリケーション サーバーで実行される新しいユーティリティ Kofax.TotalAgility.Install.OPMTDBUpgrader.exe を介して行われます。『Kofax TotalAgility オンプレミス マルチテナント インストール ガイド』を参照してください。
Kofax TotalAgility Azure: ゼロ ダウンタイムのデータベース アップグレードは、Azure ステージング展開のテナント管理システムで実行されます。詳細については、『テナント管理システムのヘルプ』を参照してください。
複数の Message Connector インスタンスをインストールするオプション
TotalAgility のインストール時に、2 番目と 3 番目の Message Connector インスタンスをインストールするよう選択できます。Message Connector の最初のインスタンスはデフォルトでインストールされます。『Kofax TotalAgility インストール ガイド』を参照してください。