既知の問題点
このトピックには、Kofax RPA 11.2.0 の使用中に発生する可能性のある問題に関する情報が含まれています。必要に応じて、回避策を示します。
ドキュメントとプロダクト パッケージでの異なるプロダクト コンポーネント名
1646492: ドキュメントに記載されている Kofax RPA プロダクト コンポーネント名は、プロダクト パッケージで使用する実際のプロダクト コンポーネント名と多少異なる場合があります。違いは、プロダクト名の後にアンダースコアを使用し、バージョン番号に4桁を使用することです。正確な名前は、製品パッケージ コンポーネント名の変更 に記載されています。
インストール ガイドに、PostgreSQL に関する誤った注記が含まれている
1644804: Kofax RPA インストール ガイドの 12 ページに、PostgreSQL データベースは、Management Console システム、ロギング、または監査データベースとして使用できないという誤った記述が含まれています。これは正しくない表記であり、PostgreSQL データベースは Management Console システム、ロギング、または監査データベースとして使用できます。
サポートされるデータベース管理システムの詳細については、Kofax RPA 製品ドキュメント サイトにある『Kofax RPA 技術仕様』を参照してください。
従来の Kapplets バックアップ ファイルに制限がある
1644468: 従来 (レガシー) の Kapplets バックアップ ファイルには、いくつかの制限があります。セッション、国、通貨、言語のフィールドの値を従来の Kapplets バックアップ ファイルに保存できません。そのため、これらのフィールドは Kapplets 11.2.0 のバックアップで復元できません。
ドキュメントの [結果を待機] オプションに関する誤った説明
1644014: [結果を待機] オプションに関して、ドキュメントに誤った説明が記載されています。
正しい説明は以下に記載されているとおりで、これは次の Kofax RPA リリースのドキュメントに追加されます。
「[結果を待機] を選択するとコードが実行され、結果が [JS 実行結果] 変数に書き込まれるまでロボットは待機します。
タイムアウトは 60 秒です。この期間内にアクションが完了しない場合は、タイムアウト エラーが表示されます。同様に、JavaScript コードにエラーが含まれている場合は、エラーが表示されます。このオプションを選択しない場合、ロボットはコードの実行が終了するまで待機せず、すぐに次のステップに進みます。結果は収集されず、変数に書き込まれません。さらに、このコードで作成された定義またはオブジェクトの対象範囲はこのステップに限定され、後続の JavaScript の実行ステップでは使用できません。」
詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「ロボットの構築」>「ロボットのステップ」>「Windows」>「アプリケーション アクション」を参照してください。
マウスを移動および押す/リリース ステップでスライダーを移動できない
1642468: 参照ステップで開いた Web サイトにスライダー付きのバーが含まれている場合、マウスを移動ステップおよび押す/リリース ステップを使用してスライダーを移動することはできません。
回避策: 左クリック ステップを使用して、バー上のスライダーの予期される位置を指定します。次に、ステップを実行してスライダーをこの位置に移動します。
SAP でツリーを使用できない
1642467: 一部の要素のノードがツリーで使用できないため、SAP を使用できません。
回避策: ツリーですべてのノードを使用できるようにするには、製品のインストール ファイルから Desktop Automation サービスを実行しているコンピュータに RegSAPSurrogate.reg ファイルをダウンロードして保存します。警告を受け入れて実行し、Desktop Automation サービス エージェントを再起動します。このファイルは、{path}\DesktopAutomationService\bin フォルダにあります。
クラスタにサーバー構成が設定されている場合に、TotalAgility から RPA にアクセスできない
1641912: クラスタにサーバー構成が設定されている場合、Kofax TotalAgility から Kofax RPA にアクセスできません。これは、Kofax TotalAgility バージョン 7.8.0 および 7.9.0 で発生します。
回避策: クラスタの代わりに RoboServer を使用するように KTA を設定します。または、.NET の代わりに REST 通信タイプを使用するように KTA を設定します。
Excel の貼り付けアクションを行ったときにワークシートの大きさが再計算されない
1641710: 大きなテキストを Excel セルに貼り付けると、セルの選択がシフトします。
回避策: 「指定タグまでスクロール」ステップを使用して、セルを再計算します。
使用されなくなった Windows 7 に関する参照が DTS ドキュメントに含まれている
1640150: Document Transformation 機能は Windows 7 ではサポートされなくなりました。Kofax RPA のドキュメントに含まれている Windows 7 に関する既存の参照は、次の Kofax RPA リリースですべて削除されます。
DAS を手動で停止しても、ヘッドレス Excel が実行を継続する
1638874: リモート Desktop Automation サービスでヘッドレス Excel を実行している場合、Desktop Automation サービス インスタンスは systray アプリケーションを使用して停止できます。ヘッドレス Excel アプリケーションをロボットで開いているときにユーザーがこの操作を行った場合、アプリケーションに関連付けられた Excel COM インスタンスは実行を継続します。
ロボットの実行ごとに監査ログが発生する
1635332: Management Console に対して監査ログが有効になっている状態で Desktop Automation サービスがインストールされたコンピュータを起動すると、Desktop Automation サービス コンピュータでアクションを実行するロボットによってスケジュールが実行され、ロボットの実行ごとに監査ログが発生します。Desktop Automation サービスの開始時に監査ログが発生するのが正しい動作です。
一部のメッセージがローカライズされていない
1625531: kapowhub に関連する一部の例外とエラー メッセージが、この製品バージョンではローカライズされていません。
レガシーの RoboServer で UTC にログが書き込まれない
1618537: バージョン 11.2.0 以降、Management Console および RoboServer では、UTC 時間形式でデータベースにログが書き込まれます。これは、それぞれの Management Console と RoboServer のタイム ゾーンで時刻が記録されていた以前のバージョンとは異なります。
回避策: java -Duser.timezone=GMT オプションを使用してレガシーの RoboServer を起動します。
Kofax Analytics for RPA のタイム ゾーンの変更
1616761: Kofax Analytics for RPA の内部タイム ゾーン形式が UTC に変更されました。これは、バージョンが 11.2.0 より前の Kofax RPA のデータが Kofax Analytics for RPA 2.5.0 以降では正しく表示されないことを意味します。
Kapplets で予期していない新しいグループが作成される
1607788: Management Console のデフォルトの RPA 管理者グループに新しいユーザーを追加すると、Kapplets に「rpa administrators」というグループが作成されます。
Windows 7 で Desktop Automation サービスの実行が停止することがある
1603045: Windows 7 で Desktop Automation サービスが実行されているときに .NET アプリケーションを起動すると、実行中のサービスが停止することがあります。
Gnome を使用している Linux で一部のメニューにアクセスできなくなることがある
1602656: Gnome を使用している Linux で Design Studio を実行すると、一部のメニューが正しく表示されず、アクセスできなくなることがあります。
ブラウザの更新の問題により警告が発生する
1596966: Google Chrome ブラウザが更新された場合、Kofax RPA で使用されている Chromium ブラウザ (CEF) の更新に長い時間がかかります。このバージョンの不整合により、一部の Web サイトにおいて、現在使用中のブラウザが安全ではないことを示す警告メッセージが表示されることがあります。
回避策: [参照] ステップで、Google Chrome の最新バージョンからユーザー エージェントを手動で指定します。
REST Web サービス呼出ステップでページをロードできない
1594223: プロキシ サーバーを使用している場合、REST Web サービス呼出ステップで、ダイジェスト認証を使用してページをロードすることはできません。
レコーダー ビューのコンテキスト メニューを開くと、インターフェイスの動作が遅くなることがある
1594101: レコーダー ビューで一部のツリー要素を右クリックしてコンテキスト メニューを開くと、メニューが開くまで Design Studio インターフェイスが数秒間フリーズすることがあります。
SignDoc の電子メールの検証が RPA で実行されない
1593366: Kofax SignDoc で、無効なレビュー担当者または署名者の電子メール アドレスが Kofax RPA に入力されて、検証されることがあります。
回避策: SignDoc のドキュメントを参照して、RPA に入力する前に、使用する電子メール アドレスが有効であることを確認します。
StackOverFlowError が報告される
1584988: StackOverFlowError が報告された場合は、DesignStudio.conf ファイルのメモリ制限を手動で増やす必要があります。この操作を行うには、wrapper.java.additional.1 という設定をファイルに追加し、メモリの制限を指定します。
例: wrapper.java.additional.1=-Xss4096K
Management Console で Analyzer データベースを作成できない
1584454: Management Console に Process Discovery Analyzer パラメータを入力するときにデータベース プロビジョニングのデフォルト設定を使用した場合、Management Console は Analyzer データベースを作成できず、プロビジョニングは失敗します。
回避策: Management Console でデータベースを作成する前に、[Process Discovery Analyzer] > [データベースのプロビジョニング] でユーザー名とパスワードを明示的に指定します。
日本語のオフライン ドキュメントの問題
1559704: Microsoft Edge ブラウザを使用して Tomcat サーバーに日本語のオフライン ドキュメントをデプロイしている場合、ヘルプ ファイルに判読できない文字が含まれることがある。
回避策: 日本語のオフライン ドキュメントでは、Google Chrome または Mozilla Firefox ブラウザを使用します。
WebKit ブラウザのアップグレードの問題
1549324: Kofax RPA 11.2.0 で使用される WebKit ブラウザには、更新された OpenSSL ライブラリ (1.1.1 バージョン) が含まれています。このライブラリによって新しい TLSv1.3 プロトコルがサポートされるようになり、キーの要件が増えて、一部の脆弱な暗号のサポートが終了しました。その結果、セキュリティ プロトコルが脆弱な一部の Web サイトにアクセスできなくなることがあります。
管理者権限で実行されているアプリケーションのイベントが収集されない
1546570: Process Discovery Agent は、管理者権限で実行されているアプリケーションのイベントを収集できません。
回避策: すべてのアプリケーションからイベントを収集するには、管理者権限で Process Discovery Agent を実行します。
バックアップのインポート後にスケジュールが機能しない
1536508: ユーザーが Management Console でバックアップをインポートしようとしているときにインポートが失敗すると、既存のスケジュールがデフォルト値に切り替わり、開始できなくなります。
回避策: スケジュールを開始するには、スケジュールを再作成する必要があります。バックアップをインポートする前に、現在の Management Console の状態のバックアップを作成することをお勧めします。
Kapplets データベースの使用時にエラーが発生する
1532653: Kapplets 11.2.0 で既存の Kapplets 11.0.0 データベースを使用しようとすると、いくつかのエラーが発生します。Kapplets 11.0.0 データベースには、新しい Kapplets 11.2.0 インストールに適用できないユーザー設定およびシステム設定が含まれています。
DTS をアンインストールしてもライセンス ユーティリティが削除されない
1524460: Document Transformation Service バージョン 11.0.0 をアンインストールして新規インストールの準備を行うときに、ライセンス ユーティリティが完全には削除されません。
回避策:
-
古い Document Transformation Service バージョンをアンインストールします。
-
新しい Document Transformation Service バージョンをインストールしてから、このバージョンをアンインストールします。
-
新しいバージョンを再度インストールします。
Kapplets で、スキーマ照合の代わりにシステム照合が使用される
1523086: MySQL データベースを使用する Kofax RPA Kapplets は、スキーマ照合を使用する代わりに、データベース プロパティ変数「collation_database」からの照合を使用します。「collation_database」が Unicode 照合に設定されていない場合、Unicode 文字が正しく表示されないことがあります。
回避策: データベース システム変数「collation_connection」、「collation_database」、および「collation_server」の utf8mb4 文字セットにスキーマ照合を使用していることを確認してください。
インポートしたバックアップで Kapplet ユーザーのグループへの所属が解除される
1517340: 特定の 2 バイトの文字セット名を持つ Kapplet ユーザーを含んだバックアップ ファイルを Management Console にインポートすると、最初に割り当てられていた Management Console グループにこの Kapplet ユーザーが属さない状態となります。
Process Discovery データベース ユーザーのパスワードが暗号化されない
1517076: Process Discovery データベースのユーザー パスワードが Management Console に保存されている場合、パスワードが暗号化されません。
初期設定時にのみファイル common.conf を使用できる
1516977: 使用する表示言語が含まれた common.conf ファイルは Management Console を初めて設定する場合にのみ使用できますが、その後、Management Console の設定が必要になった場合に common.conf を使用して設定することができません。
回避策: 以降の設定は、Management Console インターフェイスで直接実行します。
org_freedesktop_general ファイルがロックされることがある
1512677: 複数のロボットを同時に実行した場合、D-Bus プロトコルがサーバーとクライアントの認証に使用する org_freedesktop_general ファイルが特定のロボットによって短時間ロックされ、別のロボットがこのファイルにアクセスして Cookie を読み取れなくなることがあります。
「ジョブのタイムアウト」と「実行時間の制限」が分単位に変換される
1502164: スケジュールの作成中に、「ジョブのタイムアウト」および「実行時間の制限」のプロパティ値が秒単位から分単位に変換されます。この状況は、秒単位の値が分単位に変換可能である場合にのみ発生します。
これらのプロパティの詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「スケジュール」を参照してください。
OAuth アプリでプロジェクトの同期が許可されない
1499121: Management Console のリポジトリに OAuth アプリケーションが含まれている場合に、2 つのプロジェクトを VCS ユーザーと同期することができません。
ページ読込で日本語の文字を含む Web ページを開くことができない
1498551: ベーシック エンジン ロボットで、日本語の文字を含む Web サイト ページを開けないことがあります。この問題は、地域設定が日本に設定された Windows システムで組み込みブラウザを使用しているときに報告されました。
回避策: ロードされたページで [ロボットの設定] > [ページ読込] > [ページの変更] 設定の順に選択し、ロードされたページの URL にある次のテキストをターゲットのように置換します:
<body class="no-navi">
ターゲット:
<body class="no-navi" style="text-align: start;">
大文字と小文字が区別されるフォルダ名が含まれている場合、バックアップの復元が失敗する
1496143: バックアップに「test」や「Test」などの大文字と小文字が区別される類似した名前のフォルダが含まれている場合、Management Console でバックアップを復元することはできません。
コピーが別のプロジェクトに含まれている場合、RFS を使用するロボットが機能しない
1478872: ロボットのコピーが Management Console の別のプロジェクトにアップロードされている場合、このロボット ファイル システムを使用するステップではロボットが機能しません。
Kapplets のワークスペース名に記号が含まれている場合にエラーが発生する
1445050: Kapplets のワークスペース名に次の記号を使用すると、エラーが発生します。
/ \ % ? .{
回避策: Kapplets のワークスペース名にこれらの記号を使用しないでください。
ジョブ イベントの提起で一部の変数タイプが使用できない
1403260: この問題は、Kofax TotalAgility 7.8.0 以降で解決されています。以前のバージョンでは、引き続きこの問題が発生します。KTA ステップのジョブ イベントの提起アクションで次の変数タイプを使用すると、エラーが発生します: 日付、バイト、ドキュメント、浮動小数点数、倍精度、NULL 可能日付、NULL 可能文字列、および通貨。
トリガー マッピングがバックアップで復元されない
1398421: バージョン 10.3.0.0 ~ 10.3.0.9 で作成された Management Console のバックアップ ファイルには、トリガー マッピング データが含まれていません。すべての正しいデータを含むバックアップを作成するには、次の回避策を使用します。この回避策は、バージョン 10.3.0.10 で導入されました。
回避策
エンタープライズ Management Console の場合
この手順を実行すると、トリガー マッピングが復元されます。この手順は、トリガー マッピングを使用するアテンデッド ロボットを含んだ Tomcat にデプロイ済みの Management Console に適用されます。
- 続行する前に Tomcat を停止し、データベースをバックアップします。
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11.2.0 .war ファイルをインストールする前にこのファイルを開いて、アップグレード元のバージョンと一致するように WEB-INF\classes にある version.properties ファイルを変更します。
たとえば、10.3.0.5 からアップグレードする場合、ファイル内のテキストは次のようになります: fullVersion=10.3.0.5 266
-
更新された 11.2.0 ManagementConsole.war ファイルを Tomcat にインストールします。古いデータベースで 11.2.0 Management Console を開始します。
-
トリガー マッピングなどのすべてのデータを含むバックアップを作成します。
-
空のデータベースを使用して、(.war ファイルを変更せずに) 新しい 11.2.0 Management Console をインストールします。
-
手順 4 で作成したバックアップを復元します。
開発用 Management Console の場合
この手順は、トリガー マッピングを復元して、トリガー マッピングを使用するアテンデッド ロボットを含んだ組み込み Management Console に適用されます。
-
元の Management Console を停止して、バックアップのために次のフォルダをターゲットのように変更します:
C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]
ターゲット:
C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]_original
-
Kofax RPA 11.2.0 をインストールしますが、Management Console は起動しないでください。
-
[プログラム フォルダ]\RPA 11.2.0 [ビルド番号]\WebApps にある ManagementConsole.war ファイルを開き、アップグレード元のバージョンに一致するように WEB-INF\classes にある version.properties ファイルを変更します。
たとえば、10.3.0.5 からアップグレードする場合、version.properties ファイル内のテキストは次のようになります: fullVersion=10.3.0.5 266
-
以下の場所からすべてのファイルを削除します。
C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]\Temp
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更新された ManagementConsole.war ファイルを元のバージョンの次の場所に追加します。
[プログラム フォルダ]\Kapow 10.3.0.x [ビルド番号]\WebApps\
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Management Console の元のバージョンを起動します。古いデータベースで 11.2.0 Management Console を開始します。
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トリガー マッピングなどのすべてのデータを含むバックアップを作成します。
-
空のデータベースを使用して、(.war ファイルを変更せずに) 新しい 11.2.0 Management Console をインストールします。
-
手順 7 で作成したバックアップを復元します。
プログラム マネージャ ツリーにデスクトップ アイコンが表示されないことがある
1384485: Win+D キーを組み合わせて押すと、ロボットでデスクトップ上のアイコンを選択できなくなります。Win+D キーの組み合わせは、デスクトップを表示および非表示にするためのショートカットです。キーを押す前は、デスクトップのアイコンは [プログラム マネージャ] ペインの下に一覧表示されています。Win+D を押すと、アイコンが非表示になり、自動化ツリーに表示されるアイコン要素をロボットが識別できなくなります。
回避策: Win+D を使用する目的が、すべてのウィンドウを最小化してデスクトップを表示することである場合は、代わりに Win+M を使用します。このキーの組み合わせではアイコンが非表示にならないため、自動化ツリーでアイコンを引き続き使用できます。
リモート API で一部のロボットを実行できない
1371327: [Management Console] > [リポジトリ] > [データベース] でデータベース マッピングが作成されている場合、リモート API でロボットを起動することはできません。
回避策: Design Studio の [マイ プロジェクト] ビュー ([シェア データベース] セクション) でデータベース マッピングを作成し、リモート API を使用して開始するロボットでこのマッピングを使用します。
CyberArk アプリケーション ID で Unicode がサポートされない
1362162: CyberArk の Password Vault で、Unicode による安全な名前またはアカウント名の作成ができません。
変更後に KTA ステップの設定がクリアされる
1359670: KTA ステップを使用するロボットを編集用に開くと、KTA ステップに、設定が使用できないことを警告するアイコンが表示されます。プロセスの設定パラメータを変更しようとすると、ステップの設定が KTA サーバー レベルまで折りたたまれます。ステップを展開すると前の設定は破棄されるため、ユーザーはステップを再設定する必要があります。
TotalAgility と RPA 値の境界が一致しない
1356285: 次のパラメータ タイプでは、RPA と TotalAgility の境界が一致しません。通貨、10 進数、倍精度、浮動小数点数、長整数、短整数。
Kapplets で SAML がサポートされていない
1355484: Kofax RPA Kapplets では、SAML による認証はサポートされていません。
仮想キーボード ドライバーで Windows 7 がサポートされていない
1354870: Desktop Automation サービスに必要な仮想キーボード ドライバーは、User-Mode Driver Framework 2.0 で構築されており、Windows 10、Windows Server 2016、および Windows Server 2019 でのみサポートされています。
DAS を使用しているコンピュータで RoboServer がロボットを再実行できない
1351686: Desktop Automation サービスと同じコンピュータにロボットをインストールした場合、RoboServer はこのロボットを一度しか実行できません。
プロセス名を使用して Windows アプリケーションを実行できない
1343762: 一部の組み込み 32 ビット Windows アプリケーションは、プロセス名を使用して実行することができません。
回避策: アプリケーションのフルパスを使用してアプリケーションを実行します。たとえば、dfrgui.exe の代わりに c:/windows/sysnative/dfrgui.exe を使用します。
Kapplets で大きな PDF ファイルを使用した場合の問題
1337449: Kapplet で大きな PDF ファイルをバイナリ入力値として使用している場合、「メモリ不足」というエラー メッセージが生成されます。
回避策: Tomcat サーバーの「Maximum memory pool」値、または MySQL my.ini ファイルの max_allowed_packet 値を変更します。
Kapowlock の一貫性のない動作
1314402: ターゲット コンピュータが、アクティブなセッションを持つ仮想マシンである場合、[スクリーン ロック] ステップや [セッションを開始] ステップで使用される kapowlock プロセスが凍結することがあります。
回避策: ターゲット コンピュータにアクティブなセッションが存在しないことを確認するか、「リモート デスクトップ接続に WDDM グラフィック ディスプレイ ドライバーを使用する」というグループ ポリシー設定を無効にします。
Document Transformation の .NET のバージョン要件
1313129: Windows 2010 および Windows Server 2016 でセンチメント分析および名前付きエンティティ抽出機能を使用するには、.NET バージョン 4.7.2 以降が必要です。
回避策: 最新の .NET バージョンをインストールして、Windows 2010 および Windows Server 2016 でこれらの機能を使用します。
Windows のマップ済みの共有からファイルを削除ときに発生する問題
1312329: ロボット ファイル システムのファイル共有が (Desktop Automation サービスの設定に従って) Windows ドライブにマッピングされている場合、マッピングに使用された Windows Web DAV クライアントがファイル共有からの情報をキャッシュします。まれに、マップ済みの Windows ドライブに最新のものではないファイル共有が表示されることがあります。
回避策: Desktop Automation サービスが実行されているコンピュータで、Windows レジストリのキャッシュを無効にします。
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レジストリで、次のキーを見つけます:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\MRxDAV\Parameters
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次のパラメータの値を 0 に変更します。
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FileNotFoundCacheLifeTimeInSec
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FileInformationCacheLifeTimeInSec
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コンピュータを再起動します。
RPA 管理者が一部のロールを割り当てることができない
1289988: RPA 管理者グループに属するユーザーは、プロジェクト管理者、開発者、または Process Discovery Client のロールをプロジェクト内のユーザー グループに割り当てることはできません。
ローカライズ バージョンの Kofax Analytics for RPA で文字が表示されないことがある
1281128: データおよびメタ データベース用の Insight で MySQL 5.7 以前を使用している場合に、ローカライズ バージョンの Kofax Analytics for RPA で文字が正しく表示されないことがあります。
回避策: MySQL サーバーをバージョン 8.0 以降にアップグレードするか、MySQL サーバーおよび MySQL 5.7 のすべてのコンポーネントのデフォルトの文字セットが UTF-8 に設定されていることを確認します。
多数のタイプが含まれているプロジェクトでエラーが発生する
1263908: Design Studio の 1 つのプロジェクトに多数のタイプ (180 以上) が含まれている場合、StackOverflowError が発生して、ロボットを開いて編集できなくなることがあります。
回避策: 1 つのプロジェクトに必要以上の数のタイプを保存しないでください。
スタート メニューに Management Console のショートカットが表示されない
1218466: Windows 10 の スタート メニューには重複する URL リンクが表示されないため、Management Console が複数インストールされている場合は、最初にインストールしたバージョンのリンクのみがスタート メニューに表示されます。
バックアップの復元中にエラーが発生する
1168320: 名前にバックスラッシュを含むファイルが格納されたバックアップを復元すると、破損したファイルに関するエラーが表示されます。ファイル システム内のファイル名にはバックスラッシュを使用できないため、バックアップの復元が失敗します。バックスラッシュを含むファイルを Kofax RPA プロジェクトにアップロードするには、こうしたファイルのアップロードを妨げないリポジトリ API を使用します。
回避策: ロボット、タイプ、スニペットなどの作業オブジェクトに名前を付ける場合は、ファイル システムで予約されていたり、特別な意味を持っていたりする可能性のあるバックスラッシュやその他の文字を使用しないでください。名前にバックスラッシュを含むファイルが格納されたバックアップがすでにある場合は、バックアップのアーカイブを解除してから再度アーカイブして、問題を回避してください。詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「命名規則」を参照してください。
タブ タイトルが切り捨てられる
739186: ロボット エディターのタブ タイトルの最大長は、スペースとダッシュを含めて 32 文字です。最大長を超えるタイトルは、自動的に切り捨てられます。
回避策: 32 文字を超えるタイトル名は使用しないでください。
式エディターが応答しなくなることがある
695039: ドル記号 ($) と数字の 1 の文字の後にゼロが追加されている場合、式エディターが応答しなくなります。
スクリーン ロックと RDP 接続機能のサポート
ロック画面と RDP 接続機能は、Desktop Automation サービスが Windows 7 または Windows 10 の Pro または Enterprise エディションで実行されている場合にのみサポートされます。Windows の Home エディションにはリモート デスクトップ ホストがないため、RDP を使用して接続することはできません。
Windows Server 2016: セキュリティ設定の更新が必要
Document Transformation Service を Windows Server 2016 で実行するには、Windows のセキュリティ設定を次のように変更する必要があります:
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IIS AppPool\Kofax RPA Document Transformation Client スクリプトで、Thin Client IIS アプリケーション プール ユーザーのエントリを追加します。
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C:\Document Transformation\Batch のセキュリティ設定を開きます。
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不足しているすべての権限をユーザーに付与し、変更を保存して、設定を適用します。
リモート デバイスで画面のスケーリングを行うと、選択が置き換えられることがある
VMware がリモート デバイスのホスティングに使用されている場合にテキストとアイコンのスケーリングを行うと、一部のアプリケーションで選択が置き換えられ、ロボットで予期しない動作が発生することがあります。
回避策: 自動化デバイスの画面のスケーリングを 100% に変更します。