テーブルの検証

テーブルには、抽出したデータの行と列が含まれ、1 つまたは複数のテーブル セルに検証エラーが発生する可能性があります。テーブル セルにエラーがある場合は、そのセルの右上隅に無効なアイコン が表示されます。このアイコンは、検証する必要のあるテーブル セルが 1 つまたは複数あることを示しています。

[テーブル] ツールバーでは、正しい情報が入力されていることを確認することで、テーブルを検証できます。必要に応じて、テーブル行を追加、削除、補間できます。

設定 名前および説明

行を削除

選択した行をテーブルから削除します。この設定は、行を選択した場合にのみ有効になります。この設定を元に戻すことはできません。

行を追加

テーブルの下部に空の行を追加します。

現在の位置に行を挿入

選択した行の上に空の行を挿入します。

行の補間

キーボードとマウスを使って手動で部分的に完了したテーブルを、自動的に完了します。

テーブルを強制的に有効化

無効なテーブルを上書きし、強制的に有効にします。この設定は、空のテーブルに対してのみ利用できます。

複数の行を選択するには、Ctrl キーを押したままマウスでクリックします。

テーブルを検証するために、以下の機能が使用できます。

  • セル データがよく見えるように、テーブル内の行のサイズを変更できます。スクロールバーを使って、テーブルを拡大表示することもできます。

  • Tab キーを使用してテーブル編集モードを開始してから、上矢印キーを使用してテーブル セル間を移動します。

  • 有効なセルは緑色でハイライトされます。また、無効なセルは赤、読み取り専用のセルはグレー、アクティブなセルは黄色でそれぞれハイライトされます。

  • 何らかの理由でテーブル セルを検証できない場合は、そのテーブル セルを上書きすることができます。テーブル セルを上書きすると、[エラー] アイコンが削除されます。

  • テーブルを検証できない場合は、テーブル全体を上書きし、強制的に有効にできます。この設定は、空のテーブルに対してのみ利用できます。

テーブル セルを編集してからドキュメント内の別のテーブル セルまたはフィールドに移動すると、コンテンツが斜字体で表示され、[編集済みセル] アイコン [編集済みセル] アイコン がセルの上に重ねて表示されます。Enter キーを押してテーブルをすぐに検証しない場合、この斜字体のテキストは、編集済みのテーブル セルを見失うことなく、ドキュメントの残りの更新を継続できるという意味になります。テーブル フィールドが検証されると、斜字体のテキストは通常のテキストに戻り、編集済みのテーブル セルには、有効な場合は緑、無効なままの場合は赤のマークが付けられます。

テーブル セルの検証は、テキストフィールドの検証と同様です。

テーブルを検証できます。以下の手順に従って、設定します。

  1. テーブルに 1 つ以上の検証エラーがあるドキュメントを開きます。
  2. 検証するテーブル セルをマウスで選択します。

    または、Tab キーを使用してテーブル編集モードを開始してから、上矢印キーと下矢印キーを使用して目的のテーブル セルに移動します。

    テーブルがドキュメント上にある場合は、選択したテーブル セルとそれに対応する行が [ドキュメント ビューア] 内で強調表示されます。

  3. セルに適した値を入力するか、マウスを使用して正しいテキストをクリックまたは選択します。
  4. Enter キーを押して、検証のために Thin Client Server にテーブル フィールドを送信します。

    テーブル セルを編集した後すぐに Enter キーを押して Thin Client Server による検証処理を開始しなかった場合、別のテーブル セルに移動すると、そのセルのコンテンツは斜字体で表示されます。次回に行の追加や削除を行うか、セルに対して Enter キーを押した場合、その時点で変更されているすべてのセルが検証のために送信されます。

    有効なフィールドは画像上に緑色で表示され、次の無効なフィールドまたはテーブル セルが自動的にロードされます。

    フィールドの検証に失敗した場合、フィールドは無効なままになります。