データ タイプの互換性
このトピックでは、Tungsten Capture と Microsoft SharePoint の間、および Tungsten TotalAgility と SharePoint の間のデータ タイプの互換性について説明します。Kofax Express では、インデックス フィールドの値が文字列として扱われるため、データ タイプは適用されません。
一般的な互換性ルール
データ タイプ チェックはエクスポート時に実行されます。ほとんどのケースにおいて、Microsoft SharePoint が Tungsten Capture からのデータ タイプを受け入れない場合、データは無視されます。ただし、日付または時刻のデータが無効な場合、ドキュメントは拒否され、Quality Control に送信されます。
コネクタは、Microsoft SharePoint 列の「日付のみ」および「日付と時刻」のデータ タイプをサポートします。これには、さまざまなロケールとタイム ゾーンに対する適切な調整が含まれます。
有効な「はい/いいえ」形式
Microsoft SharePoint 内での処理方法:
-
TRUE または数値 1 は「はい」として受け入れられます。
-
FALSE または 1 以外の数値は「いいえ」として受け入れられます。
数字
Microsoft SharePoint 内での処理方法:
-
列の定義に小数点以下の桁数の制限が含まれる場合、その列に送信された数値はすべて、定義された制限に丸められます。
-
列の定義に範囲の制限が含まれる場合は、その範囲外の数値を受け入れます。
選択リスト
テキストとしてフォーマットされている場合、選択値は選択リストの要素と一致する必要があります。
ハイパーリンクおよびイメージ列
ハイパーリンクおよびイメージの列は、適切にフォーマットされた URL のみを受け入れます。
データ タイプの互換性 - Tungsten Capture および SharePoint
次の表に、Microsoft SharePoint データ タイプと Tungsten Capture データ タイプの互換性を示します。
Tungsten Capture のデータ タイプ |
SharePoint のデータ タイプ | ||||||||||
テキストの単一行 | テキストの複数行 | 数または通貨 | 日付 または時刻 |
はい/いいえ | ユーザーとグループ | ハイパーリンクまたはイメージ | 選択 | ルックアップ | エンタープライズ キーワード | 管理対象メタデータ | |
CHAR |
x |
x |
x1 |
x2 |
x |
x |
x4 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
DATE |
x |
x |
x |
x3 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
DECIMAL |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
DOUBLE |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
FLOAT |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
INTEGER |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
NUMERIC |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
REAL |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
SMALLINT |
x |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
TIME |
x |
x |
x |
x3 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
VARCHAR |
x |
x |
x1 |
x2 |
x |
x |
x4 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
凡例
1 テキストは有効な数値である必要があります。
2 テキストは有効な日付である必要があります。
3 値は「いいえ」です。
4 テキストは適切にフォーマットされた絶対 URL である必要があります。
5 入力した値は、既存の選択リスト、ルックアップ リスト、または一連の用語に属している必要があります。
Tungsten の値およびテキスト定数
次の表に、Microsoft SharePoint のデータ タイプと Tungsten の値およびテキスト定数との互換性を示します。
Tungsten の値 |
SharePoint のデータ タイプ |
|||||
単一行テキストまたは複数行テキスト |
選択 |
数または通貨 |
日付または時間 |
はい/いいえ |
ハイパーリンクまたはイメージ |
|
{バッチ作成日付} |
x |
x |
||||
{バッチ作成時間} |
x |
x |
||||
{現在の日付} |
x |
x |
||||
{ドキュメント カウント} |
x |
x |
x |
x |
||
{現在の時間} |
x |
x |
||||
{最初のページ ロール番号} |
x |
x |
x |
x |
||
{バッチ ID} |
x |
x |
x |
x |
||
{ドキュメント GUID} |
x |
|||||
その他すべての Tungsten の値 |
x |
x |
x1 |
x2 |
x |
|
テキスト定数 |
x |
x |
x1 |
x2 |
x |
x3 |
凡例
サポートされていないデータ タイプ - 計算済み、ビジネス データ、公開元の HTML、公開元のイメージ、公開元のハイパーリンク、概要リンク、オーディエンス ターゲティング、およびメディア フィールド。
1 テキストは有効な数値である必要があります。
2 テキストは、Microsoft .NET ライブラリにより DateTime として解釈される必要があります。
3 テキストは、適切にフォーマットされた絶対 URL または相対 URL である必要があります。
データ タイプの互換性 - Tungsten TotalAgility および SharePoint
次の表に、Microsoft SharePoint データ タイプと Tungsten TotalAgility データ タイプの互換性を示します。
Tungsten TotalAgility データ タイプ |
SharePoint のデータ タイプ |
||||||||||
テキストの単一行 | テキストの複数行 | 数または通貨 | 日付 または時刻 |
はい/いいえ | ユーザーとグループ | ハイパーリンクまたはイメージ | 選択 | ルックアップ | エンタープライズ キーワード | 管理対象メタデータ | |
テキスト |
x |
x |
x1 |
x2 |
x3 |
x |
x4 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
ブール値 |
x |
x |
x |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
||||
選択 |
x |
x |
x1 |
x2 |
x3 |
x |
x4 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
日付 |
x |
x |
x |
x3 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
|||
番号 |
x |
x |
x |
x3 |
x5 |
x5 |
x |
x5 |
凡例
1 テキストは有効な数値である必要があります。
2 テキストは有効な日付である必要があります。
3 入力値が 「1」、「はい」、または「True」の場合、SharePoint 出力値は「はい」です (チェック ボックスがオン)。その他すべての入力値の場合、SharePoint 出力値は「いいえ」(チェック ボックスはオフ) です。
4 テキストは適切にフォーマットされた絶対 URL である必要があります。
5 入力した値は、既存の選択リスト、ルックアップ リスト、または一連の用語に属している必要があります。