カバーシートの作成と使用
カバーシートを作成すると、Kofax Web Capture Service を使用してデバイスまたは Thin Client でスキャンを実行した際にジョブをショートカットに直接送信できます。カバーシートには、Thin Client に入力する情報でエンコードされるバーコードが含まれます。Kofax Front Office Server はその情報をデコードして、ユーザーが指定したデータとともにジョブを送信します。カバーシート上には、ユーザー ID、ショートカットの名前、カバーシートの生成日時も印刷されます。
カバーシートを使用するには:
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管理者がカバーシート ショートカットを作成して、ユーザーにそのアクセス権を付与する必要があります。
- Kofax Front Office Server 用のポップアップ ウィンドウ、Local Client 用の localhost を開くようにブラウザを設定する必要があります。
Local Client でカバーシートをスキャンした場合には、バーコードは読み込まれません。
カバーシートを作成する
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[ホーム] 画面上で、カバーシート用に使用するショートカット上にマウス ポインタを置きます。
ショートカットの右側にツールバーが表示されます。
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[カバーシート] () ボタンをクリックします。
ショートカット用のフィールドが含まれるウィンドウが開きます。
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カバーシート上の値を変更するには、フィールドに新しい値を入力します。
ヒントについては、フィールドへのデータの入力を参照してください。
- [保存] をクリックします。
- ブラウザ ウィンドウにカバーシートが表示されたら、カバーシートを印刷します。
Thin Client でカバーシートを使ってスキャンする
Thin Client でカバーシートを使ってジョブをスキャンするには、次の手順に従います。デバイスからカバーシートを使ってスキャンを行う手順については、そのデバイスのヘルプを参照してください。
- [ホーム] 画面で、カバーシート ショートカットを使って新しいジョブを作成します。
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ショートカットに送信するジョブの前にカバーシートを配置します。1 つのスキャン ジョブに複数のカバーシートを含めることができます。
例えば、2 つのジョブを別々のショートカットに送信します。最初のジョブには 2 ページ、2 つ目のジョブには 1 ページが含まれているとします。スキャン ジョブで次のようにペーパーを用意します。
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ジョブ 1 用のカバーシート
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ジョブ 1、ページ 1/2
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ジョブ 1、ページ 2/2
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ジョブ 2 用のカバーシート
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ジョブ 2、ページ 1/1
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- Thin Client からページをスキャンの手順に従って、ジョブをスキャンします。ページを自動ドキュメント フィーダー (ADF) に挿入するか、ページを 1 度に 1 つずつフラットベッド上に配置します。
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[送信] をクリックします。
カバーシート送信ウィンドウが開きます。カバーシート上の情報はエンコードされているので、フィールドは表示されません。
- [送信] をクリックすると、カバーシートに指定されているとおりにジョブが送信されます。