筆記体ページまたは A2iA 認識エンジン

この認識エンジンは A2iA によって提供されていて、ゾーン内で流れるようなスタイルで形成および結合された、筆記体による手書きコンテンツを専門に処理します。手動印刷コンテンツや機械印刷テキストを認識することもできます。たとえば、署名の結合文字、手動印刷の日付、機械で印刷された住所などです。

インストール中に、この認識エンジンのバージョンを次の 2 つの中から選択できます。

  • 筆記体ページ認識エンジン

  • 小切手および筆記体ページ認識エンジン

メインの筆記体ページ認識エンジンは、A2iA テクノロジを使用して、フォーム フィールド内の手書きコンテンツと機械印刷コンテンツの両方を認識して、抽出します。このバージョンのエンジンは、通常、[FieldReader] と呼ばれます。このエンジンは以下を認識することに特化しています。

  • コンボ ボックスなどの制約付きのフィールド

  • フリーハンド、筆記体、手動印刷のコンテンツ

  • 日付、値、口座番号などの数値

  • チェック マーク、OMR 機械印刷、またはラジオ ボタン

  • 機械印刷

小切手および筆記体ページ認識エンジンは、小切手や為替などの銀行文書に特化しています。このバージョンのエンジンは、[CheckReader] と呼ばれます。この認識エンジンは、小切手と同じサイズのドキュメントで機能するように設計されています。小切手が大きなドキュメントの一部であるかどうか、または控えが添付されているかどうかを検出できません。

ただし、この認識エンジンには 自動検索 設定が用意されています。この設定は、フラットベッド スキャナまたは MFP の白い背景の前でスキャンされる小切手をサポートしています。この場合、小切手が主体になり、他は白いドキュメントの一部になります。

このエンジンは以下を認識することに特化しています。

  • 敬称と法定額

  • 小切手または銀行文書の住所

  • 日付

  • 名前

  • MICR コード

  • 署名の有無

[A2iA ゾーン ロケータ] を構成する場合は、A2iA ゾーン ロケータのプロパティ ウィンドウ[ゾーン] タブの [A2iA Reader] 設定で [FieldReader] または [CheckReader] を選択して、これらのエンジンのうちのどちらを使用するのかを指定できます。

これらのエンジンのインストールの詳細については、Kofax TotalAgility - インストール ガイドを参照してください。