新しい [リッチ テキスト ブロック] の作成

KCM Designer では、[テキスト ブロック エディタ] の標準の [テキスト ブロック] では利用できない書式を適用する必要がある場合に、[リッチ テキスト ブロック] を作成して Microsoft Word で編集できます。

  1. プロジェクトをクリックし、[コンテンツ] > [テキスト ブロック] に移動します。
  2. 新しい [リッチ テキスト ブロック] を追加するドキュメントが含まれているフォルダーをクリックし、右側の [新規] ペインで [新しいリッチ テキスト ブロック] をクリックします。
    [新しいリッチ テキスト ブロック] ウィンドウが表示されます。
  3. [リッチ テキスト ブロック] の名前を入力し、[OK] をクリックします。
    [リッチ テキスト ブロック] がフォルダーに表示されます。
  4. [リッチ テキスト ブロック] にテキストを追加するには、そのオブジェクトをクリックし、右側の [表示して編集] ペインで [編集] をクリックします。
    [リッチ テキスト ブロック] をコンピュータにダウンロードし、任意のエディタで編集してから KCM Designer にアップロードすることもできます。そのためには、オブジェクトをクリックし、右側の [表示して編集] ペインで [ローカルに編集するためにダウンロード] をクリックします。[ダウンロードのみ] をクリックするか、[ロックしてダウンロード] をクリックしてオブジェクトを他のユーザーに対してロックします。エディタでオブジェクトを編集し、保存したら、KCM Designer で [ローカルに編集したファイルをアップロード] をクリックして、ファイルをコンピュータからアップロードします。

    アップロードできるファイルの最大サイズは 40 MB です。

  5. Microsoft Word が開きます。必要に応じてテキストや [フィールド] を追加します。
    それらを入力して [フィールド] を挿入できます。

    使用する [フィールド][Data Backbone] に存在する必要があります。

    たとえば、顧客の姓を含む [フィールド] を追加するには、@(Customer.LastName) と入力します。

    書式設定オプションの 1 つを [リッチ テキスト ブロック][フィールド] に適用することもできます。そのためには、[フィールド] 名の後にコロンを追加して、書式設定オプションを入力します。たとえば、@(Customer.LastName:capital) は顧客の姓の先頭文字を大文字にします。利用可能な書式設定オプションは、「[フィールド] の書式設定」を参照してください。

    [フィールド] への挿入プロセスを簡素化するために、KCM Toolbox for Word を使用できます (インストールと設定の手順については、Kofax Communications Manager Installation Guide (Kofax Communications Manager インストール ガイド) を参照してください)。構成時にドキュメントに [フィールド] を追加するには、挿入する位置にカーソルを置き、Toolboxの中の必要な [フィールド] をクリックして挿入します。ここで検索機能を使用できます。

    書式設定を適用するには、ドキュメント内で [フィールド] を選択し、ドロップダウン リストから書式設定オプションを選択して、[追加] をクリックします。

  6. Microsoft Word を閉じて、変更を保存するように要求されたら、変更を保存します。

    [リッチ テキスト ブロック] が結果ドキュメントでどのように表示されるかを確認するには、「オブジェクトのテスト」を参照してください。