オンライン ラーニングおよび監視のフィールドとクラスに対するプロジェクトの設定

このトピックでは、分類と抽出を行うために、オンライン ラーニングと監視のフィールドおよびクラスで必要となるプロジェクト設定について説明します。

オンライン ラーニングの有効化

この設定は、Transformation Designer の [プロジェクト設定] ダイアログ ボックスの [一般] タブで利用できます。オンライン ラーニングを選択すると、オンライン ラーニングがグローバルに有効になります。

オンライン ラーニングはシステム リソースを消費するため、不要な場合は、非アクティブなままにしておく必要があります。

オンライン ラーニングの有効化

詳細なオンライン ラーニング設定

詳細なオンライン ラーニング設定は、[アドバンスト] ダイアログ ボックスで利用できます。このダイアログ ボックスを開くには、[プロジェクト設定] ダイアログ ボックス の [一般] タブの [アドバンスト] をクリックします。

アドバンスト オプション

分類用の詳細なオンライン ラーニング設定

分類オンライン ラーニングを使用
このオプションを選択すると、分類に対してオンライン ラーニングを有効にできます。
インポート用に保管される最大ドキュメント数
オペレータから収集されるサンプルの最大数を定義します。この数に達すると、ドキュメントの収集は停止し、オンライン ラーニングのランタイム ナレッジベースはこれ以上トレーニングされなくなります。この場合は、Transformation Designer の管理者がこれらのサンプルをプロジェクトにインポートし、レビューし、矛盾を解決して、プロジェクトを維持する必要があります。管理者がプロジェクトをリリースすると、このカウンタはリセットされます。
分類中に動的分類子を使用する
オンライン ラーニング中にオペレータから学習した知識を使用して、次に処理されるジョブに適用するのか、それとも Transformation Designer 管理者ら提供されるサンプル ドキュメントのみを収集するのかを選択します。

抽出用の詳細なオンライン ラーニング設定

抽出オンライン ラーニングを使用
このオプションを選択すると、抽出に対してオンライン ラーニングを有効にできます。
インポート用に保管される最大ドキュメント数
上記の分類の「インポート用に保管される最大ドキュメント数」と同様の設定です。学習した知識をすぐに使用するのか、それとも管理者が最初にサンプルをレビューするのかを選択します。
抽出時に動的ナレッジベースを使用
オンライン ラーニング中にオペレータから学習した知識を使用して、次に処理されるジョブに適用するのか、それとも Transformation Designer 管理者ら提供されるサンプル ドキュメントのみを収集するのかを選択します。
Validation 後に自動トレーニング
TotalAgility でフィールドを自動的に監視し、監視対象のフィールドが変更された場合、またはオペレータがトレーニング対象のドキュメントに手動でマークを付ける必要がある場合に、ドキュメントにマークを付ける必要があるかどうかを選択します。

ドキュメント タイプとフィールド レベルの設定

次の図に示すように設定を構成します。

ドキュメント タイプの設定


ドキュメント タイプ - フィールド レベルの設定

オンライン ラーニングをトリガーできるのは、監視対象のドキュメント タイプとフィールドのみです。たとえば、ドキュメント レビュー オペレータがドキュメント タイプを監視対象に変更した場合、または検証オペレータが監視対象フィールドの場所を変更した場合、TotalAgility はこれらの変更から学習します。オペレータが変更を加えた場合は、自動分類または自動抽出が間違っているため、TotalAgility はその変更から学習する可能性があります。