スクリプト プロパティの使用

通常、TotalAgility は監視対象のフィールドとクラスを監視することにより、ドキュメントをトレーニングする必要があるかどうかを検出します。検証中に監視対象フィールドの位置が変更されるか、ドキュメント レビュー中にドキュメントが監視対象クラスに割り当てられると、トレーニングを求めるフラグがドキュメントに設定されます。

高度な状況では、プロジェクト設計者が、ドキュメントをトレーニングするタイミングに関する追加基準を用意している場合があります (請求書のベンダーを基準とするなど)。このような場合、プロジェクト設計者は Transformation Designer でスクリプトを使用することでトレーニングを強制実行することができます。

次のスクリプト プロパティを使用できます。

プロパティ 説明
CscXDocument.ForceClassificationOnlineLearning

TRUE/FALSE

TRUE に設定すると、ドキュメントが強制的にトレーニングされます。

CscXDocField.TrainingNeeded

TRUE/FALSE

TRUE に設定すると、トレーニング可能なロケータに、ドキュメントをトレーニングする必要があるかどうかを識別させることができます (ロケータがこのタイプのサンプルを十分に調べていない場合)。

CscXDocField.SuppressTraining

TRUE/FALSE

TRUE に設定すると、ドキュメントは抽出用にトレーニングされなくなります。

TrainingNeeded = TRUE および SuppressTraining = FALSE となるフィールドが存在しない場合は、ドキュメント全体がトレーニングされません。