Web Capture サービス

Web Capture サービスは、Tungsten TotalAgility でブラウザからドキュメントをスキャンできるようにするクライアント側のアプリケーションです。

Web Capture サービスを使用すると、サポートされているイメージ タイプをストレージからインポートすることもできます。詳細については、「ドキュメントのスキャン」および「ファイルのインポート」を参照してください。

Web Capture サービスのインストールは、スキャン新規ジョブ作成フォーム、スキャン フォーム、および Web キャプチャ コントロールを持つ任意のフォームの使用を開始すると呼び出されます。Web Capture サービスがすでにインストールされている場合、アクションは不要です。Web Capture サービスがインストールされていない場合、あるいはバージョンが古い場合は、アプリケーションをインストールまたは更新するように求めるメッセージが表示されます。

Web Capture サービスのバージョンを表示するには、アイコンを右クリックして [バージョン情報] を選択します。

インストールの完了後、[スキャン クライアント] ページを更新して、スキャン コントロールとオプションを有効にする必要があります。Web Capture サービスのアイコン KTA アイコン が Windows トレイに表示されます。

Web Capture Service 互換モード

この設定を使用すると、新しいキャプチャ クライアントで古いバージョンの Web Capture サービスを使用できます。ただし、この互換性には制限があり、Web Capture サービスのバージョンが最小互換バージョンよりも低い場合、このモードを有効にしても TotalAgility で Web Capture サービス クライアントを更新する必要があります。

古いモードの Web Capture サービスには更新されたバグ修正や機能が含まれないため、予期しない動作が発生する可能性があります。そのため、どうしても必要でない限りはこのモードを使用しないことをお勧めします。

Web Capture サービス互換性オプションは、TotalAgility Designer でのみ有効にできます。詳細については、『Tungsten TotalAgility Designer のヘルプ』を参照してください。

  • 「Web Capture サービスの下位互換性」を選択した場合は、最新バージョンの使用を提案する警告を無視できます。そして、現在の Web Capture サービスのバージョンが現在の Tungsten TotalAgility のバージョンと互換性がある場合は、ドキュメントをスキャンしてインポートできます。

  • 「Web Capture サービスの下位互換性」と「警告メッセージをスキップ」を選択すると、古い Web Capture サービスで互換性のあるバージョンが存在する場合でも、警告メッセージは表示されません。

  • Web Capture サービスがインストールされていない場合、またはバージョンに互換性がない場合、[スキャン クライアント] フォームでのインポート オプションとスキャン コントロールが無効になります。