既知の問題点
このトピックには、Kofax RPA 11.5.0 以前のバージョンのインストールおよび使用中に発生する可能性がある潜在的な問題に関する情報が含まれています。可能な場合は、回避策が提供されます。ID 番号は降順で表示されます。
ID |
タイトル |
説明 |
回避策 |
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該当なし |
スクリーン ロックと RDP 接続機能のサポート |
ロック画面と RDP 接続機能は、Desktop Automation サービスが Windows 10 の Pro または Enterprise エディションで実行されている場合にのみサポートされます。Windows の Home エディションにはリモート デスクトップ ホストがないため、RDP を使用して接続することはできません。 |
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該当なし |
リモート デバイスで画面のスケーリングを行うと、選択が置き換えられることがある |
VMware がリモート デバイスのホスティングに使用されている場合にテキストとアイコンのスケーリングを行うと、一部のアプリケーションで選択が置き換えられ、ロボットで予期しない動作が発生することがあります。 |
自動化デバイスの画面のスケーリングを 100% に変更します。 |
1988224 |
Kapplets のバックアップからの復元に関する問題 |
必要な入力を含む Kapplet がバックアップから復元された場合、Kapplet のスケジュールの有効期限が切れた状態となります。 |
Kapplet のスケジュールを削除し、再作成します。 |
1986397 |
Docker の RoboServer 接続タイプの設定 |
RoboServer が Docker で実行されており、クライアント接続タイプを使用するように設定されている場合に、ヘルス チェックが機能しません。その結果、RoboServer コンテナがシャットダウンされる可能性があります。 |
この動作を回避するには、次のいずれかの操作を実行します。
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1976741 |
RoboServer ログ内の過剰な情報 |
RoboServer で、起動中に Java Security Manager が「最終的に廃止予定」であることを通知する警告が表示されます。このメッセージは JDK によって生成される、将来の Java の開発に関する情報提供のみのためのものです。このメッセージは、このリリースにおける機能上またはセキュリティ上の影響を示すものではありません。 |
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1842672 |
バッチを保存せずに Document Transformation Thin Client でウィンドウを閉じると、エラーが発生する場合がある |
変更を保存せずにウィンドウを閉じると、以降のログオンで次のエラー メッセージが表示される場合があります。「すでにログインしています。同じブラウザ セッションから複数のログインを行うことはサポートされていません。」 |
問題が自然に解決するのを待つか、Web サイトから Cookie を消去してすぐに解決します。 エラーを回避するには、ウィンドウを閉じる前にバッチを保存します。 |
1779667 |
ルート フォルダへのタイプのアップロードに関する問題 |
Management Console でタイプをルート フォルダにアップロードすると、[タイプ] セクションでは、/null フォルダにアップロードされているものとしてそのタイプが表示されます。 |
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1778293 |
[ロード状態を無視] オプションが左クリック ステップに継承されない |
file:/// というパスのページを使用している場合に、[ロード状態を無視] オプションが左クリック ステップに継承されません。 |
代わりとして、[リンクを新しいウィンドウで開く] オプションを使用します。 |
1778064 |
PostgreSQL OID 列からデータを抽出できない |
Design Studio で、2 GB のストレージ制限がある BLOB タイプの PostgreSQL の OID 列からデータを抽出することができません。 |
一部のデータ タイプは RPA でサポートされておらず、問題はデータベースに関係していません。 |
1758831 |
Chromium ブラウザで証明書のピン留めエラーがデフォルトで無視される |
組み込みの Chromium ブラウザで、証明書のピン留めエラーが無視されます。 |
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1717448 |
Design Studio のレイアウトのリセットが要求される |
画面解像度を 3840x2160 (4K UHD) から 1920x1080 (FHD) にリセットした後、ロボット エディターでロボットを開くたびに、Design Studio で JxBrowser 例外が生成されます。 |
ロボットを開く前にレイアウトをリセットします。 |
1715233 |
Sophos Agent で Design Studio のリンクを開くことができない |
Sophos Agent で、Google Chrome および Microsoft Edge の [Design Studio で開く] リンクを使用して Design Studio を開くことができない場合があります。「Lockdown malicious behavior (悪意のある動作をロックダウンします)」という通知が表示されます。 |
この動作は、Design Studio のリンクを使用したアプリケーションで発生すると予想されます。ウイルス対策アプリケーションを再構成することで、この動作を回避することができます。Sophos サポート サイトを参照してください。 |
1712064 |
PDF 形式のロボット ドキュメントが Firefox でサポートされない |
Firefox で、ロボットのドキュメントの印刷および PDF 形式での保存がサポートされません。 |
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1705642 |
WebKit ブラウザで失効した証明書がチェックされない |
WebKit ブラウザで、失効した証明書がチェックされず、ピン留めテストもサポートされません。 |
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1697083 |
シングルテナント アプリケーションでロボットを実行する場合の問題 |
シングルテナント OAuth アプリケーションでロボットを実行すると、RoboServer 11.2.0.4 より前のバージョンでロボットの実行が失敗します。 |
ロボットを RoboServer バージョン 11.2.0.4 以降にアップグレードします。 |
1649320 |
ロボットのドキュメントに一部の分岐要素に関する情報がない |
Management Console で、生成されたロボットのドキュメントに、分岐の条件、名前、およびコメントに関する情報が含まれていません。 |
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1641912 |
クラスタにサーバー構成が設定されている場合に、Kofax TotalAgility から RPA にアクセスできない |
これは、TotalAgility バージョン 7.8.0 ~ 7.10.0 で発生します。 |
クラスタの代わりに RoboServer を使用するように TotalAgility を設定します。または、.NET の代わりに REST 通信タイプを使用するように TotalAgility を設定します。 |
1618537 |
レガシーの RoboServer で UTC にログが書き込まれない |
バージョン 11.2.0 以降、Management Console および RoboServer では、UTC 時間形式でデータベースにログが書き込まれます。これは、それぞれの Management Console と RoboServer のタイム ゾーンで時刻が記録されていた以前のバージョンとは異なります。 |
java -Duser.timezone=GMT オプションを使用してレガシーの RoboServer を起動します。 |
1616761 |
Kofax Analytics for RPA のタイム ゾーンの変更 |
Kofax Analytics for RPA の内部タイム ゾーン形式が UTC に変更されました。これは、バージョン 11.2.0 より前の Kofax RPA のデータが Kofax Analytics for RPA 2.5.0 以降では正しく表示されないことを意味します。 |
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1594223 |
REST Web サービス呼出ステップでページをロードできない |
プロキシ サーバーを使用している場合、REST Web サービス呼出ステップで、ダイジェスト認証を使用してページをロードすることはできません。 |
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1593366 |
SignDoc の電子メールの検証が RPA で実行されない |
Kofax SignDoc で、無効なレビュー担当者または署名者の電子メール アドレスが Kofax RPA に入力されて、検証されることがあります。 |
RPA に電子メール アドレスを入力する前に、SignDoc のドキュメントを参照して、電子メール アドレスが有効な形式であることを確認してください。 |
1584988 |
StackOverFlowError が報告される |
StackOverFlowError が報告された場合は、DesignStudio.conf ファイルのメモリ制限を手動で増やす必要があります。 |
wrapper.java.additional.1 という設定をファイルに追加し、メモリ制限を指定します。 例: wrapper.java.additional.1=-Xss4096K |
1584454 |
Management Console で Analyzer データベースを作成できない |
Management Console に Process Discovery Analyzer パラメータを入力するときにデータベース プロビジョニングのデフォルト設定を使用した場合、Management Console は Analyzer データベースを作成できず、プロビジョニングは失敗します。 |
データベースを作成する前に、Management Console の [Process Discovery Analyzer] > [データベースのプロビジョニング] でユーザー名とパスワードを明示的に指定します。 |
1536508 |
バックアップのインポート後にスケジュールが機能しない |
ユーザーが Management Console でバックアップをインポートしているときにインポートが失敗すると、既存のスケジュールがデフォルト値に切り替わり、開始できなくなります。 |
スケジュールを再作成します。バックアップをインポートする前に、現在の Management Console の状態のバックアップを作成することをお勧めします。 |
1524460 |
Document Transformation Service をアンインストールしてもライセンス ユーティリティが削除されない |
Document Transformation Service バージョン 11.0.0 をアンインストールして新規インストールの準備を行うときに、ライセンス ユーティリティが完全には削除されません。 |
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1523086 |
Kapplets で、スキーマ照合の代わりにシステム照合が使用される |
MySQL データベースを使用する Kapplet は、スキーマ照合を使用する代わりに、データベース プロパティ変数 collation_database からの照合を使用します。collation_database が Unicode 照合に設定されていない場合、Unicode 文字が正しく表示されないことがあります。 |
以下に示す、データベース システム変数の utf8mb4 文字セットにスキーマ照合を使用していることを確認してください。
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1517340 |
インポートしたバックアップで Kapplets ユーザーのグループへの所属が解除される |
特定の 2 バイトの文字セット名を持つユーザーを含んだバックアップ ファイルを Kapplets にインポートすると、最初に割り当てられていた Management Console グループにこのユーザーが属さない状態となります。 |
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1512677 |
org_freedesktop_general ファイルがロックされることがある |
複数のロボットを同時に実行した場合、D-Bus プロトコルがサーバーとクライアントの認証に使用する org_freedesktop_general ファイルが特定のロボットによって短時間ロックされ、別のロボットがこのファイルにアクセスして Cookie を読み取れなくなることがあります。 |
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1498551 |
「両端揃え」に設定が必要なように配置された、特別な日本語フォントを含むページのロード |
ベーシック エンジン ロボットで、日本語の文字を含む Web サイト ページを開けないことがあります。この問題は、地域設定が日本に設定された Windows システムで組み込みブラウザを使用しているときに報告されました。 |
ロードされたページで [ロボットの設定] > [ページ読込] > [ページの変更] 設定の順に選択し、ロードされたページの URL にある次のテキストをターゲットのように置換します: <body class="no-navi"> ターゲット: <body class="no-navi" style="text-align: start;"> |
1478872 |
コピーが別のプロジェクトに含まれている場合、ロボット ファイル システムを使用するロボットが機能しない |
ロボットのコピーが Management Console の別のプロジェクトにアップロードされている場合、このロボット ファイル システムを使用するステップではロボットが機能しません。 |
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1445050 |
Kapplets のワークスペース名に記号が含まれている場合にエラーが発生する |
Kapplets のワークスペース名に次の記号を使用すると、エラーが発生します。 / \ % ? .{ |
Kapplets のワークスペース名にこれらの記号を使用しないでください。 |
1384485 |
デスクトップ アイコンがプログラム マネージャ ツリーに表示されない |
Win+D キーを組み合わせて押すと、ロボットでデスクトップ上のアイコンを選択できなくなります。Win+D キーの組み合わせは、デスクトップを表示および非表示にするためのショートカットです。 キーを押す前は、デスクトップのアイコンは [プログラム マネージャ] ペインの下に一覧表示されています。 Win+D を押すと、アイコンが非表示になり、自動化ツリーに表示されるアイコン要素をロボットが識別できなくなります。 |
Win+D を使用する目的が、すべてのウィンドウを最小化してデスクトップを表示することである場合は、代わりに Win+M を使用します。このキーの組み合わせではアイコンが非表示にならないため、自動化ツリーでアイコンを引き続き使用できます。 |
1359670 |
KTA ステップに警告アイコンが表示される |
KTA ステップを使用するロボットを編集用に開くと、このステップに、設定が使用できないことを警告するアイコンが表示されます。 プロセスの設定パラメータを変更しようとすると、ステップの設定がサーバー レベルまで折りたたまれます。 ステップを展開すると前の設定は破棄されるため、ユーザーはステップを再設定する必要があります。 |
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1356285 |
Kofax TotalAgility と RPA 値の境界が一致しない |
次のパラメータ タイプでは、RPA と TotalAgility の境界が一致しません。通貨、10 進数、倍精度、浮動少数点数、長整数、短整数。 |
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1343762 |
プロセス名を使用して Windows アプリケーションを実行できない |
一部の組み込み 32 ビット Windows アプリケーションは、プロセス名を使用して実行することができません。 |
アプリケーションのフルパスを使用してアプリケーションを実行します。 たとえば、dfrgui.exe の代わりに c:/windows/sysnative/dfrgui.exe を使用します。 |
1337449 |
Kapplet で大きな PDF ファイルを使用した場合の問題 |
Kapplet で大きな PDF ファイルをバイナリ入力値として使用している場合、「メモリ不足」というエラー メッセージが生成されます。 |
Tomcat サーバーの「Maximum memory pool」値、または MySQL my.ini ファイルの max_allowed_packet 値を変更します。 |
1314402 |
kapowlock の一貫性のない動作 |
ターゲット コンピュータがアクティブなセッションを持つ仮想マシンである場合、スクリーン ロック ステップや RDP ログイン ステップで使用される kapowlock プロセスが凍結することがあります。 |
ターゲット コンピュータにアクティブなセッションが存在しないことを確認するか、「リモート デスクトップ接続に WDDM グラフィック ディスプレイ ドライバーを使用する」というグループ ポリシー設定を無効にします。 |
1312329 |
Windows のマップ済みの共有からファイルを削除ときに発生する問題 |
ロボット ファイル システムのファイル共有が (Desktop Automation サービスの設定に従って) Windows ドライブにマッピングされている場合、マッピングに使用された Windows WebDAV クライアントがファイル共有からの情報をキャッシュします。まれに、マップ済みの Windows ドライブに最新のものではないファイル共有が表示されることがあります。 |
Desktop Automation サービスが実行されているコンピュータで、Windows レジストリのキャッシュを無効にします。
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1218466 |
スタート メニューに Management Console のショートカットが表示されない |
Windows 10 の スタート メニューには重複する URL リンクが表示されないため、Management Console が複数インストールされている場合は、最初にインストールしたバージョンのリンクのみがスタート メニューに表示されます。 |