リソース可用度の管理
TotalAgility Workspace には、すべてのリソースの稼働日、非稼働日、および稼働時間を設定するために使用できる、グローバルなビジネス カレンダーが用意されています。
各リソースは、グローバル カレンダーから抽出した個人用のカレンダーを利用できます。自分用、チーム メンバー用、および会社用として次のように設定できます。
-
日ごとのカスタム稼働時間: 特定のリソースが、会社の稼働日ではない土曜日の朝に作業する場合があります。
-
カスタム借方/貸方: プロジェクトの期限に間に合わせるなどの目的で、リソースに時間を負わせる、またはリソースを別のチームにローン (貸し出し) する場合があります。
-
[リソース] メニューで [リソース可用度] をクリックします。
デフォルトでは、グローバル カレンダーが表示されます。
-
次のように、必要な日数または日付を指定します。
-
1 日分の日付と時間を選択するには、[日付の選択] を選択します。
-
複数の日付を選択するには、[複数の日付選択] をクリックします。
-
非稼働日を指定するには、[非稼働日の設定] を選択します。
-
-
カレンダーに表示された日付を確認します。
ページ下部の凡例に色のキーが示されます。
-
会社の毎日の稼働時間を次のように設定します。
- 対応する日付を選択します。これで、[カスタムの使用] オプションが有効になります。
- [カスタムの使用] チェック ボックスを選択します。これで、[開始] と [終了] の日付ボックスが有効になります。
- [開始] と [終了] の各フィールドで開始時間と終了時間を必要に応じて選択します。
- [適用] をクリックします。
- カレンダー ビューに戻るには、[カレンダーの表示] をクリックします。
個人のカレンダーの設定
自分の、またはあるリソースのカレンダーを設定するには、[リソース] リストからリソースを選択します。[貸方と借方] と [コメント] の 2 つの追加オプションが右側に表示された状態で、そのリソースのカレンダーが開きます。
これらのオプションはリソース関連としてのみ使用できるため、グローバル カレンダーでは使用できません。
-
[貸方と借方] セクションをクリックして、そのリソースを別のチームに貸し出す (時間を借方に記録する) かどうか、またはそのリソースが時間を超過することになっている (時間を貸方に記録する) かを指定します。
そのリソースの既存の貸方と借方が [貸方と借方] リストに表示されます。必要な場合はこれらを削除します。
-
[借方または貸方] リストで時間カテゴリを選択します。
時間カテゴリは、[リソース] の [時間カテゴリ] で事前定義されています。詳細については、「時間カテゴリの管理」を参照してください。
借方の時間を稼働時間よりも長くするとエラー メッセージが生成されます。
- リソースを一定期間別のグループに貸し出すために貸方の時間を選択した場合は、[リソース グループ] リストから、リソースを借りているグループを選択します。
- 借方/貸方の期間を [期間] ボックスに入力します。
- カレンダーから日付を 1 つ選択します。
-
[追加] をクリックします。
[借方/貸方] リストに新しい借方/貸方が表示されます。
必要に応じて、非稼働日の借方と貸方を追加します。同じ借方/貸方期間を [借方/貸方] リストに複数回追加し、借方および貸方のエントリを重複させることができます。
-
作業パターンが決まっている場合は、[作業パターンの適用] チェック ボックスを選択して作業パターンに借方と貸方を適用します (デフォルトで、このチェック ボックスは有効です)。
作業パターンの詳細については、後続のセクションを参照してください。
-
日付にコメントを追加するには、次のように行います。
- 目的の日付を選択して [コメント] をクリックします。
- コメント テキストを入力して [適用] をクリックします。
- リソース カレンダーの設定が終了したら、[変更をカレンダーに保存] をクリックしてカレンダーを更新します。
作業パターンの追加
個別のリソースに対して作業パターンを追加し、そこに借方または貸方を適用できます。
日付にマウス ポインタを重ねると、[カスタム借方/貸方] の詳細と一緒に [作業パターンの借方/貸方] が表示されます。
- [作業パターンの表示] をクリックします。
-
[リソース] リストでリソースを選択して [作成] をクリックします。
[作業パターン] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [パターン名] ボックスに作業パターンの名前を入力します。
- [デフォルト] チェック ボックスを選択して、そのパターンをデフォルトに設定します。
-
チェック ボックスを選択して使用する日数を選択し、開始日と終了日を指定します。
デフォルトの作業パターンを除いて、すべての作業パターンの開始日と終了日を選択する必要があります。
他の作業パターンの範囲と重複する日付範囲を定義しないでください。ただし、デフォルトの作業パターンと重複することは可能です。
- [送信] をクリックします。新しいパターンが作成され、[作業パターン] リストに表示されます。
- 必要に応じて他の作業パターンも追加します。
- [変更の保存] をクリックします。
作業パターンの維持
- 週ごとの作業パターンの詳細を表示するには、[作業パターンの表示] をクリックします。
- 現在の作業パターンを別のものに変更するには、[作業パターン] リストで、使用する作業パターンを選択します。
- 作業パターンを編集するには、作業パターンを選択して [編集] をクリックします。
グローバル カレンダーまたは選択したリソースの週ごとの作業パターンを変更するには、次のように行います。
- [作業パターンの表示] をクリックし、週ごとの作業パターンの詳細を表示します。
-
[作業パターン] リストで、変更するグローバル カレンダーまたは個別のリソースを選択します。
グローバル カレンダーの場合は稼働時間のみを変更できます。リソースの場合は、特定の日の借方/貸方の時間の変更と、コメントの追加を行えます。
- 必要に応じて、作業パターンの詳細を変更します。
- [変更をカレンダーに保存] をクリックして、カレンダーを更新します。