プロセス

このトピックでは、ワークフローの機能強化について説明します。

カスタム サービスへのプロセスの変更

ビジネス プロセスをカスタム サービスに変更できるようになり、プロパティとタブがカスタム サービスに自動的に更新されます。サポートされていないアクティビティ タイプまたはプロパティがある場合は、エラー メッセージが表示されます。

プロセスのクリーンアップ

プロセス、ケース、ケース フラグメント、ルール、カスタム サービスの [ファイル] タブにある新しい [プロセスのクリーンアップ] オプションを使用して、プロセスから不要な項目を削除できます。これにより、変数、状態、通過ポイント、ロール、プロセス イベント、データ モデルなど、プロセス内で定義されていても使用されていない項目のリストが表示されます。プロセスのクリーンアップ

新しいプロセスへのノードのコピー

プロセスを編集する場合に、変数、状態、通過ポイント、ロール、プロセス イベント、データ モデルなどのアクティビティで使用される項目を含む、選択したアクティビティを新しいプロセスにコピーできます。アクティビティは、なげなわを使用するか、Ctrl キーまたは Shift キーを使用して選択できます。

この機能は、再利用可能なセグメントを作成する場合に非常に便利です。

ノードの複数選択、および削除または移動

(なげなわまたは Ctrl キーを使用して) 複数のノードを選択し、再配置または削除できます。

ノードをダブルクリックして、プロセスで使用されている項目を開く

ビジネス ルール、新しいジョブの作成、またはカスタム サービス ノードがプロセスに存在する場合は、ノードをダブルクリックすると、基になるルール、プロセス、またはカスタム サービスが新しいタブで開きます。

アクティビティが保留になるまでの遅延

アクティビティの [保留中の遅延期間] プロパティを使用して、アクティビティが保留になるまでの時間を指定して遅延させることができます。アクティビティは、この時間が経過するまでホールド状態になり、時間が経過すると保留中になります。

これは、自動アクティビティと手動アクティビティに適用できます。詳細については、「時間とコスト」を参照してください。

同期プロセスの出力

「新しいジョブの作成」アクティビティに対して選択したプロセスが同期である場合に、出力変数のリストと、同期プロセスに関連付けられているすべての変数を表示できます。新規ジョブ作成アクティビティ: 同期プロセスからデータを返す

同期マップに転送アクティビティを含めることの許可

転送アクティビティは同期マップでサポートされます。

複合変数列の名前付け

プロセスで変数を使用するときに列を識別しやすくなるように、Complex/Dynamic 複合変数内の列の名前を指定することができます。

TotalAgility 複合変数を Web サービスの Nullable[] 変数にマッピングする機能

TotalAgility 複合変数を Web サービスの Int32-Array (Nullable1[]) 変数にマッピングすることができます。

データ オブジェクト フィールドの変数へのマッピングのサポート

データ オブジェクト変数のフィールドを変数にマッピングできます。1 つの例として、データ オブジェクト変数のフィールドはジョブまたはアクティビティの検索結果に作業タイプのフィールドとして表示されます。詳細については、「変数の作成」を参照してください。アクティブ

デバッグ

プロセスに初期化変数としてデータ オブジェクトがある場合、デバッグ時にデータ オブジェクトのフィールドに値を指定できるようになりました。

スキン内の分類グループを上書きするための変数のサポート

スキンを作成するときに、別の分類グループを選択するか、分類グループの ID を保持する変数を使用して分類グループを動的に設定することにで、分類グループを (プロセス レベルまたはアクティビティ レベルで) 上書きできます。

初期化パラメータとしての静的な値のサポート

TotalAgility 8.0.0 は、「新しいジョブの作成」および「サブジョブの作成」アクティビティの初期化パラメータとして静的な値をサポートします。新規ジョブ作成アクティビティ: 静的な値のサポート

式アクティビティ: 新しい JSON 関数

式アクティビティを使用する場合に、日付に対して次の 2 つの新しい関数を使用できます。

  • ToISODateString (date): ISO 日付形式と UTC ゾーンで日付文字列を返します。

  • FromDateString (string): 入力された日付文字列から変換された日付を返します。

式アクティビティ: UX

関数を使用する場合に、ユーザーが変数を挿入しやすくなるように、より多くのスペースが追加されました。

データ リスト アクティビティ: 行の取得の UI の変更

データ リスト アクティビティの構成が拡張され、変数のマッピングが少なくなりました。

たとえば、行の取得アクションを構成する場合にインデックスを指定して戻りデータをオブジェクトとしてマッピングすると、戻り値をマッピングするテーブルが非表示になり、ターゲット オブジェクトを選択する構成のみが使用可能になります。アクティブ

UI の変更: 行の取得アクションでカスタム検索を指定する場合の「戻り変数」ラベルの名前が、「リストに戻る」に変更されました。同様に、行の追加、行の更新、および行の削除アクションも変更されました。

キャプチャ アクティビティ: 例外発生時にドキュメントを拒否

分類アクティビティなどのキャプチャ アクティビティに追加された新しい [例外発生時にドキュメントを拒否] オプションを使用して、例外発生時にアクティビティ レベルでドキュメントを拒否できるようになりました。

ドキュメントが初期化されていないというメッセージ

ドキュメント、フォルダ、データ オブジェクト、データ バックボーン、またはそのような変数が式のターゲット変数として使用され、同じアクティビティ内の後続の式で同じ変数が入力変数として使用された場合は、メッセージが表示されます。