その他のレポート機能の強化

このトピックでは、TotalAgility 8.0.0 のレポートの機能強化に関する概要を説明します。

レポートの新しい保持期間

レポート内のデータは、ストレージを最小限に抑えてパフォーマンスを向上させるために、Kofax Analytics for TotalAgility にロードされた後に削除されます。

レポートのデータ保持の変更

古いデータの削除とデータの一貫性の確保にかかる時間を短縮するために、レポートには次のような変更が追加されました。

  • 削除されたドキュメントは、レポートのドキュメント保持のパージに含まれます。

  • 「フィールドの保持」ポリシーは、他のテーブルから独立した [field_accum_fact] からのデータのみを削除し、レポート データの状態に不整合が発生す可能性があるため、削除されました。

  • 過剰な更新を排除するために、[field_accum_fact] テーブルの [dt_last_sess] 値は、フィールドが何らかの方法で変更された場合にのみ更新されます。

  • レポートで保持ポリシーを設定するためのベスト プラクティスに関するドキュメントが、『TotalAgility ベスト プラクティス ガイド』に追加されました。

TotalAgility Designer のレポート関連の環境変数

次のレポート変数が Azure パッケージの TotalAgility Designer に追加され、テナント管理システムで公開されました。

  • WsaRetentionInterval

  • DatabaseCmdTimeoutSec

  • WSABatchSize

  • MaxMQ2StagingIterationsNum

  • DropIndexesOnMq2Staging

  • ETLBatchSize