ナレッジ検索エージェント アクティビティの構成

ナレッジ検索エージェントを構成するには、次の手順を実行します。

ナレッジ検索エージェント アクティビティは、エンタープライズ レベルの顧客のみが利用できます。標準およびアドバンスト レベルのユーザーの場合、この機能は制限されており、ロック アイコンが表示されます。

  1. アクティビティをマップに追加します。「アクティビティの追加」を参照してください。

    デフォルトでは、アクティビティの [プロパティ] パネルで [構成] タブが開きます。

  2. アクティビティの [名前] を入力します。
  3. [タイプ] リストで、[AI ナレッジベース] > [ナレッジ検索エージェント] を選択します。
  4. [AI ナレッジベース] プロバイダー リストで、構成されているナレッジベース プロバイダーを選択します。「AI ナレッジベースとの TotalAgility の統合」を参照してください。

    Tungsten ナレッジベース プロバイダーを使用する場合は、ナレッジベース内のドキュメントを検索するためのライセンスが必要になります。

  5. [インデックス] リストでインデックスを選択します。

    選択した AI ナレッジベース プロバイダーに追加されたインデックスは、[インデックス] リストに表示されます。

  6. プロンプトのサイズに応じて、どちらの方法でも入力を提供できます。
    • 比較的小さな入力プロンプトの場合は、[入力] ボックスでプレーン テキストを入力するか、プロセス変数またはサーバー変数を選択します。

    • コード ブロックのように大きく詳細な入力プロンプトの場合は、 を選択します。エディタでプロンプトを入力し、[保存] をクリックします。

      • テキスト エディタは Markdown コンテンツ、プレーン テキスト、変数、またはそれらの組み合わせをサポートします。

      • プロンプトで変数を使うと、その ID がテキスト エディタでは二重中括弧内に表示されますが (たとえば {{variableID}})、変数の値は実行時にのみ表示されます。たとえば、変数に「Hello」というテキストが含まれている場合、そのテキストはプロンプト実行時に表示されます。

  7. [フィルタのフィールド] では、検索に使用されるドキュメントを絞り込むためのフィルタを追加したり、既存のフィルタを修正または削除したりすることができます。複数のフィルタを追加することができますが、同じフィルタ タイプを複数回使用することはできません。
    1. をクリックします。
    2. [名前] ボックスで下矢印 をクリックしてリストを展開し、インデックス フィールドを選択します。

      システム インデックス フィールドである[ジョブ ID][ケース ID][ケース参照] に加え、AI ナレッジベース統合でフィルタリング可能として構成されているインデックス フィールドも [名前] ボックスに表示されます。

    3. [演算子] リストで、使用するフィールド演算子を選択します。利用可能な演算子は、[次と等しい][次と等しくない][次より大きい][次の値以上][次より小さい][次の値以下][次のものを除くすべて][すべて] です。

      フィールド演算子に [次のものを除くすべて] と [すべて] を使用できるのは、AI ナレッジベース統合でインデックスを追加するとき、インデックス フィールド タイプが [String collection] に設定されている場合に限られます。

    4. [値] ボックスで、下矢印 をクリックし、サーバーまたはプロセスの文字列変数を選択します。選択に利用可能な変数は、構成されるフィールドのタイプに基づきます。
    5. [追加] をクリックします。

      フィルタのフィールドが追加されます。必要に応じてフィールドを追加します。

      フィルタのフィールドを編集するには、そのフィールドを選択し、 をクリックして必要なフィールドを修正します。フィールドを削除するには、そのフィールドを選択して をクリックします。

      TotalAgility をアップグレードしたり、以前のバージョンからプロセスをインポートしたりすると、すべてのフィルタ フィールドが自動的に「次と等しい」に設定され、全体のフィルタ演算子が「および」に設定されます。

  8. [フィルタ演算子] リストで、演算子として [および][または] を選択します。
  9. [コンテンツ フィールド] で、LLM に渡されるフィールドを定義します。
    1. をクリックします。
    2. [名前] ボックスで、下矢印 をクリックしてリストを展開し、インデックス フィールド (取得可能) を選択します。

      システム インデックス フィールドである[ジョブ ID][ケース ID][ケース参照]、取得可能として構成されたフィールドが、[名前] ボックスに表示されます。

      AI ナレッジベース統合で、取得可能なフィールドを [名前] ボックスに表示させるには、そのフィールドを検索可能として構成する必要があります。

    3. [追加] をクリックします。

      取得可能なフィルタのフィールドが追加されます。必要に応じてフィールドを追加します。フィールドは編集または削除できます。

  10. AI ナレッジベース統合で設定されたクエリ タイプを上書きするには、[クエリ タイプをオーバーライド] を選択します。

    [クエリ タイプをオーバーライド] 設定は、AI ナレッジベース統合で [クエリ タイプの上書きを有効にする] を選択する場合にのみ利用可能になります。

  11. デフォルトでは、AI ナレッジベース統合で設定されたクエリ タイプが [クエリ タイプ] リストに表示されます。別のクエリ タイプを選択して、統合レベルで設定されたクエリ タイプを上書きできます。次のようなクエリ タイプを使用することができます。[シンプル][セマンティック][ベクトル][ベクトル シンプル ハイブリッド]、および [ベクトル セマンティック ハイブリッド]

    実行時には、アクティビティ レベルで定義されたクエリ タイプが、統合レベルで設定されたクエリ タイプよりも優先されます。

  12. [ベクトル化されたフィールド] で、検索中に使用されるフィールドを追加できます。

    [ベクトル化されたフィールド] セクションは、AI ナレッジベース統合で [クエリ タイプの上書きを有効にする] を選択し、クエリ タイプを [ベクトル]、[ベクトル シンプル ハイブリッド]、または [ベクトル セマンティック ハイブリッド] に設定した場合にのみ表示されます。

    1. をクリックします。
    2. [名前] ボックスで下矢印 をクリックしてリストを展開し、インデックス フィールドを選択します。ベクトル化済み、検索可能、取得可能として構成されたフィールドだけが [名前] ボックスに表示されます。
    3. [追加] をクリックします。

      [ベクトル化されたフィールド] にフィールドが表示されます。フィールドは追加または削除できます。

      以前のバージョンの TotalAgility からプロセスをインポートした場合、または TotalAgility をアップグレードした場合、取得可能なフィールドとベクトル フィールドのリストはデフォルトで空になります。これらのフィールドは、必要に応じて構成できます。
  13. AI ナレッジベース統合を構成するときに構成したドキュメントの最大数を上書きするには、[一致の最大数を上書き] を選択します。(デフォルト: オフ)
  14. [一致の最大数] には、上書きするドキュメントの最大数を指定します。(デフォルト: 5)

    このプロパティは、「一致の最大数を上書き」が選択されている場合にのみ使用できます。

  15. 応答に特定の単語数やスタイルを指定する場合など、実行時に使用できる応答プロファイルを追加するには、[応答プロファイルの使用] を選択し、[応答プロファイル] リストで「応答を 20 語以内で要約してください」などのインライン値を指定するか、プロセス変数またはサーバー変数を選択します。
  16. オプション。ナレッジベースの検索時に、シード値を動的に設定できます。シード値により、繰り返しのリクエストで AI プロバイダーからより一貫性のある結果が得られる可能性が高まりますが、一貫性が保証されるわけではありません。次の操作を実行します。
    1. [シードを使用] のチェック ボックスをオンにします (デフォルト: オフ)。または、 をクリックし、動的な値 (ブール値タイプのフォーム変数またはフォーム コントロール) を選択します。
    2. [シード] リストで、フォーム変数またはフォーム コントロールを選択するか、数値を選択します。(デフォルト: 0、最大: 32,767)。
  17. AI ナレッジベースを使用するときに分析にケース データを含めるには、[ケース データを含める] を選択します。

    カスタム LLM プロバイダーを使用する場合、「ケース データを含める」オプションは使用できません。

    1. [ケース識別子] の場合は、変数 (グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロール) を選択するか、[ケース参照] または [ケース ID] のインライン値を指定します。
    2. ケース データのリストが表示されます。デフォルトでは、主要なケースの詳細、履歴 (完全)、変数、およびメモのオプションが選択されています。必要に応じてリストから項目を選択することができます。

    実行時に、ケースの詳細は検索可能な情報に含まれるとともに、応答にも含まれます。

  18. [応答] リストで、データ オブジェクト変数を選択します。

    データ モデルがインストールまたはアップグレードの一部として作成され、使用できるようになります。

  19. プロセスを保存します。

    アクティビティが実行されると、

    • プロンプトが処理され、データ オブジェクトとともに返された応答が、それに応じて入力されます。

    • すべてのコンテンツ (取得可能) フィールドが LLM に渡され、ベクトル フィールドがナレッジベース検索で使用されます。