テキスト アンカー ゾーン認識

テキスト アンカーを構成するときは、適切なゾーン認識プロファイルを選択して、可能な限り最良の認識結果が得られるようにすることが重要です。適切なプロファイルを選択しないと、問題が発生する可能性があることを知らせる警告が表示されます。

認識プロファイルは、[アンカー プロパティ] ウィンドウで構成されます。

たとえば、FineReader ゾーン プロファイルを使用している場合に、次に示す設定を使用すると、認識率が低下する可能性があります。これらのオプションのいずれかを選択した場合は、警告が表示されます。

  • [単一行]

  • [行当たり 1 語]

  • [ブロック当たり 1 行]

同様に、RecoStar ゾーン プロファイルを使用している場合に、次に示す設定を使用すると、認識率が低下する可能性があります。このオプションを次のように構成すると、警告が表示されます。

  • [行数]「手動」に設定されていて、アンカー テキストと一致しない行の値が指定されている場合。

最良の結果を得るには、認識に影響を与える可能性のある、選択した認識プロファイルのすべての設定を確認してください。たとえば、国、言語、印刷タイプ、コンテンツ タイプなどの設定を確認します。必要に応じて、さまざまな設定をテストして、テキスト アンカーの最適な構成を決定します。

テキスト アンカーで機能するように既存のゾーン認識プロファイルを変更すると、この変更がプロジェクト全体に反映されます。プロジェクトで使用できる適切なゾーン プロファイルがない場合は、既存のゾーン プロファイルをコピーするか、新しいゾーン プロファイルを作成する必要があります。他の場所で使用されている可能性のある既存のゾーンは、変更しないでください。これにより、元のゾーン認識プロファイルを使用している他のゾーンやロケータに悪影響を与えることがなくなります。