領域の設定

デフォルトでは、ロケータはドキュメントのすべてのページにおいてページ全体で動作します。処理が迅速に行われるようにするには、領域を定義してロケータをページの一部または特定のページに制限します。これは、たとえば、アイテムが常に最初のページの下部に表示されることが分かっている場合に役立ちます。

領域でロケータを制限するには、2 つの方法があります。1 つは、特定のページでそれぞれの領域が検出されるように制限する方法です。または、特定のページを検索するようにロケータ自体を制限することもできます。このため、領域を設定する際は常に [ページ] 値を使用して領域を制限し、「ロケータを有効化する対象」 オプションは使用しないことをお勧めします。

[領域] タブの 「ロケータを有効化する対象」 オプションを設定すると、Transformation Server によってぺージでフル テキスト認識を実行するかどうかを定義できます。フル テキスト認識を特定のページに制限することはできますが、このクラスに定義された他のロケータのいずれかがデフォルトの [すべてのページ] 値を使用している場合、このオプションは無視されます。

請求書ヘッダ ロケータ、行アイテム マッチング ロケータ、テーブル ロケータなどの一部のロケータ メソッドでは、常にすべてのページでフル テキスト認識が必要です。

領域は[領域] タブで設定します。

次のロケータは、領域の使用に対応しています。