テキストの設定 - Kodak スキャナ

詳細プロパティ - インプリンタ パネルを選択すると、テキストの設定 ウィンドウで、次のインプリンタやアノテーションの文字列設定をカスタマイズできます。インプリンタやアノテーションの文字列設定をカスタマイズできます。

  • ページ カウンタ
  • インプリンタ カウンタをインクリメントおよびリセットするためのパッチ コード検出
  • フォント設定
  • 印字文字列の向き (回転)
  • 日時変数
  • ページの左に配置するアノテーション文字列の位置、およびアノテーションをドキュメントの表面、裏面、または両面に付けるかどうか
  • ページの上に配置するインプリンタまたはアノテーション文字列の位置
  • 印刷文字列の定義およびサンプル結果

ページ カウンタ

ページ カウンタ情報が印字文字列またはアノテーション文字列の一部になります。

有効

有効にする チェック ボックスを選択すると、ページ カウンタ 機能が有効になり、関連する設定が行われます。この機能により、インプリンタまたはアノテーション文字列にページ カウントを含めることができます。

次の設定で印刷

文字列を固定長の桁数で表示するために、ページ カウントの前にゼロまたは余白、またはページ カウントの後に余白を追加するかどうかを選択します。デフォルトでは、前にゼロが付きます。

開始位置

自動インプリンタ/アノテーション カウンタの開始値を設定します。初期値は 1 に設定されていますが、任意の値を入力することもできます。新しいバッチを開始すると、前回のバッチの最終ページ カウンターの値の次の値が、「開始位置」 として適用されます。

増分量

各ページでの自動インプリンタ/アノテーション カウンタの増分方法を決定する値を設定します。カウンタは、スキャンするドキュメント、バッチの構成、ユーザーのニーズを基に設定してください。

カウンタ値が選択した桁数を超えると、増分値に応じてカウンタ値が 0 にリセットされます。

ページ カウンタの長さを 9 桁までで設定します。この値には、「次の設定で印刷」 リストで指定した、前に付けるゼロや余白を含める必要があります。デフォルトの設定は 5 です。

カウンタ桁数の値は、「印刷文字列の定義」 ボックスと 「実際の印刷例」 ボックスのインプリンタまたはアノテーション文字列に影響します。文字列の最大長を超えるページ カウンタ桁数を設定すると、警告音が鳴ります。

パッチ コードで増加

特定のパッチ コードが検出されたら、これらの設定で、インプリンタ カウンタを自動的にインクリメントします。

有効

有効にする チェック ボックスを選択すると、パッチ コードで増加 機能が有効になり、関連する設定が行われます。選択した場合、指定したパッチ コードが検出されるたびにインプリンタ カウンタの値が増加します。インクリメントの値は、「増分量」 フィールドの値によって決まります。

パッチ コード

リストで、検出されたときにインプリンタ カウンタをインクリメントするパッチ コード タイプを選択します。

パッチ コードでリセット

特定のパッチ コードが検出されたら、これらの設定で、インプリンタ カウンタをリセットします。

有効

有効にする チェック ボックスを選択すると、パッチ コードでリセット 機能が有効になり、関連する設定が行われます。選択した場合、指定したパッチ コードが検出されるたびにインプリンタ カウンタの値がリセットされます。カウンタがリセットされると、[リセット カウント] フィールドで指定した値を使用してやり直されます。

パッチ コード

リストで、検出されたときにインプリンタ カウンタをリセットするパッチ コード タイプを選択します。

フォント サイズ

スライダを使用して、インプリンタ文字列の文字の幅を調整できます。

フォント高さ

インプリンタ文字列の文字の高さを調整するには、次のいずれかを選択します。

  • 標準: インプリンタ文字列のデフォルトの高さを使用します。

  • : インプリンタ文字列の高さを大きくします。

上からのオフセット」 の値によっては、 を選択すると、文字列の長さが変更され、文字列がドキュメントの端からはみ出す可能性があります。インプリンタ パネルで 「アノテーションのみ」 が選択されている場合、[フォント高さ] の設定は使用できません。

太字フォント

インプリンタ文字列のテキストを太字にするかどうかを決定するには、次のいずれかを選択します。

  • 標準: 太字にしません。

  • 太字: 太字にします。

上からのオフセット」 の値によっては、太字 を選択すると、文字列の長さが変更され、文字列がドキュメントの端からはみ出す可能性があります。インプリンタ パネルで 「アノテーションのみ」 が選択されている場合、太字フォント の設定は使用できません。

テキストの向き

インプリンタ/アノテーション文字列の向き (回転) を選択します。プレビュー ウィンドウには、インプリント/アノテーション時にテキストの向きを 0 度 (デフォルト)、90 度、180 度、270 度にした場合のプレビューが表示されます。

動的コンテンツを挿入する

[日付と時刻] と 特殊なコンテンツ ドロップダウン リストを使用して、文字列に含める日時などの要素のコードを選択します。このコードは、ドキュメントのインプリントまたはアノテーション時にスキャナによって実際の日時で置換されます。

動的コンテンツの情報は、[印刷文字列の定義] ボックスと [実際の印刷例] ボックスの印字文字列またはアノテーション文字列の一部になります。挿入する動的コンテンツの文字数が文字列の最大長さを超えると、警告音が鳴ります。Kofax VRS では、挿入できる残りの文字数が常に表示されます。

日時形式の選択肢と挿入コードを次の表に示します。

日時形式

日時コード

HH:MM:SS 24hr

%T1

13:33:13

HH:MM 24hr

%T2

13:34

HH:MM:SS.XX 24hr

%T3

13:42:50.34

HH:MM 12hr

%T4

01:41

HH:MM:SS 12hr

%T5

01:43:58

HH:MM:SS.XX 12hr

%T6

01:45:05.54

HH:MM AM/PM

%T7

01:46 PM

HH:MM:SS AM/PM

%T8

01:47:33 PM

HH:MM:SS.XX AM/PM

%T9

01:48:08.92 PM

YYYY/MM/DD

%D1

2021/07/14

YYYYJJJ (4 桁の年とユリウス日)

%D2

2021195

MM/DD/YYYY

%D3

07/14/2021

JJJ (年を含まないユリウス日)

%D4

195

DD/MM/YYYY

%D5

14/07/2021

MM/DD/YY

%D6

07/14/21

DD/MM/YY

%D7

14/07/21

YY/MM/DD

%D8

21/07/14

YY/JJJ (2 桁の年とユリウス日)

%D9

21/195

特殊なコンテンツ

文字列に含める特殊なコンテンツの形式コードを選択します。これらのコードは、ドキュメントのスキャン時にスキャナによって実際の記号またはテキストで置換されます。次の表を参照してください。

特殊なコンテンツ 特殊なコンテンツ コード
ユーロ記号 %A0128
円記号 %A0165 ¥
シリアル番号 (スキャナ) %S0 123456789

アノテーションの位置

このグループの設定を使用して、アノテーションの設定を行います。

左からのオフセット

左からのオフセット」 テキスト ボックスで、アノテーション文字列を配置するページの左からの距離を設定します。デフォルトと最小値は 0 ですが、文字列はページの左端から 20mm 未満の位置には印刷されません。最大値は用紙サイズにより異なります。ピクセル (デフォルト) とミリメートルについては、整数を入力しなければなりませんが、インチの場合は、小数を 0.1 単位で入力できます。

表面アノテーション チェック ボックスと裏面アノテーションチェック ボックスを使用して、イメージの表面、裏面、または両面のアノテーションを選択することができます。

表面アノテーション

ページの表面アノテーションを有効にします。

裏面アノテーション

ページの裏面アノテーションを有効にします。

単位

すべての数値フィールド エントリの測定単位をインチ、ミリメートル、ピクセル (dpi 依存) で設定します。デフォルトの単位はインチです。[単位] の設定を変更すると、既存の値が自動的に変換されます。

インプリンタ/アノテーションの位置

このグループの設定を使用して、インプリンタ文字列やアノテーション文字列の位置設定を行います。

上からのオフセット

上からのオフセット」 テキスト ボックスでは、インプリンタ文字列を配置する各ページの上からの距離を設定します。デフォルトと最小値は 0 ですが、最大値は 25.5 インチです。ピクセルとミリメートルについては、整数を入力しなければなりませんが、インチの場合は、小数を 0.1 単位で入力できます。

印字の横の位置は、スキャナ内に手動で設定する必要があります。

手順については、こちらをクリックしてください。

印刷文字列の定義文字列の最大長さ、および 残りカウント

印刷文字列の定義」 テキスト ボックスを使用して、ドキュメントに印字またはアノテーションする文字列を設定/変更できます。文字列の情報は、次の 2 つの方法で入力できます。日時や特殊なコンテンツの情報を入力するか、ページ カウンタ および 動的コンテンツを挿入する リストから既定の情報を挿入します。

[実際の印刷例] ボックスでは、文字列を印字またはアノテーションした場合の表示例を参照できます。

テキストと特殊文字をテキスト ボックスに入力することはできますが、カット アンド ペースト機能を使用してテキストを挿入することはできません。

Kofax VRS では、(テキスト ボックスの上に表示される) 最大長を超えると、警告音が鳴り、印刷文字列の制限を超えた部分が切り捨てられます。インプリンタ/アノテーションの文字列は、テキスト、ページ カウンタ、動的コンテンツで構成されるため、印刷文字列を定義する場合は、合計の長さを考慮してください。

実際の印刷例

実際の印刷例」 は、現在の印字テキストまたはアノテーションテキストの日時、特殊なコンテンツまたはページ カウンタが、どのように表示されるかを示します。日時形式を指定すると、現在の日時が適用されます。