スティッキー バリュー - バーコードを使用した自動入力
スティッキー フィールドにバーコードが含まれている場合、新しいバーコードが検出されるまで、スキャンされるすべての新規ドキュメントでスティッキー フィールドの値は維持されます。
たとえば、同じ業者の請求書の束をスキャンするとします。すべての請求書に異なる請求書番号のバーコード ラベルを適用し、それぞれの束の最初の請求書にのみ業者コードのバーコード ラベルを適用するとします。
請求書番号のバーコードは請求書番号のインデックス フィールドで使用し、業者コードのバーコードはスティッキーに設定した業者コード インデックス フィールドで使用します。バーコードによるドキュメント分離を選択すると、スキャンされた請求書はすべて、最初のフィールドに請求書番号、2 つ目のフィールドに業者コードを含む新規ドキュメントで始まります。業者コードのバーコードは最初の請求書のみに含まれ、スティッキー フィールドが使用されるため、新しい業者コードのバーコードが検出されるまで、同じバーコードが新しい請求書にコピーされます。新しい業者コードのバーコードが検出されると、新しい業者コードが後続の請求書にコピーされます。
次に、インデックス フィールドに複数のバーコードが指定される 2 つのシナリオについて説明します。
シナリオ 1: 複数のバーコード
スティッキー オプションは、デフォルト値内の各要素について考慮されます。各要素はそれぞれ、コピーされるか、更新されます。これは、複数のバーコードが 1 つのフィールドに組み合わされているときに重要です。個々の要素は、スペースまたはハイフォンで区切り、スキャンの日付やほかの値よりも前に指定します。
デフォルト = <バーコード 1><バーコード 2> Sticky = On
両方のバーコードの値が利用可能な場合、両方の値が更新されます。
値が BarCode1 で利用可能で、BarCode2 では利用できない場合、BarCode1 のみ更新され、BarCode2 には前のドキュメントの値が使用されます。
値が BarCode2 で利用可能で、BarCode1 では利用できない場合、BarCode2 のみ更新され、BarCode1 には前のドキュメントの値が使用されます。
シナリオ 2: プリフィックス付きの複数のバーコード
デフォルト = <スキャン日>"-"<バーコード 1>"-"<バーコード 2> Sticky = On
ScanDate は常に更新されます。バーコードの値はシナリオ 1 と同じです。区切り文字は影響を受けません。