インデックス フィールドの設定

[インデックス設定] タブの [インデックス フィールドの定義] グループの設定を使用して、インデックス フィールドを設定します。インデックス フィールドを設定する前に、次の操作を行います。

  • インデックス フィールドを作成します。

  • バーコードをインデックス フィールドに含める場合は、[バーコード設定] タブに適切なバーコードが設定されていることを確認してください。

  • 既存のデータベースからの情報をインデックス フィールドに入力する場合は、[ODBC データ ソース アドミニストレータ] を使用してデータ ソースを設定します。

  • イメージ上に描画するゾーン内で認識された値をインデックス フィールド値に入力する場合は、「認識ゾーンの描画」を参照してください。

  1. [インデックス設定] タブの [インデックス フィールド] グループで、設定するインデックス フィールドを作成して選択します。
  2. [インデックス フィールドの定義] グループの [ラベル] フィールドで、デフォルトのラベルを指定するか、またはフィールドを説明する別のテキスト ラベルを入力します。

    デフォルトでは、インデックス フィールド ラベルは順に番号が付けられます (フィールド 1、フィールド 2 など)。デフォルトのインデックス フィールド ラベルが入力したラベルに置き換えられます。

    例: "Patient Name" というラベルを割り当てた場合は、最初のインデックス フィールドのデフォルト名 "Field 1" が置き換えられます。

  3. ページ番号: インデックス データを取得するページを設定します。インデックス データがバーコードにリンクしている場合は、バーコードが表示されるページを設定します。

    指定されたページは、ドキュメントのインデックス処理を行う際にビューアに自動で表示されます。たとえば、2 ページと入力した場合、インデックス処理時にオペレータがこのインデックス フィールドを選択すると、ドキュメントの 2 番目のページが自動でビューアに表示されます。各インデックス フィールドは、一意のページと関連付けることができます。

  4. タイプ: 次のいずれかを指定して、インデックス処理中にインデックス フィールド値を入力する方法を指定します。
    • シングル行: インデックス フィールド値に対して 1 行が与えられ、手動入力、またはバーコードなどのデフォルト値での自動入力を行うことができます。

    • 選択リスト: インデックス フィールド値は既定の選択リストから選択します。セットアップ ツールをクリックして [選択リスト設定] ウィンドウを開き、選択リストを設定します。

    • データベース検索: 既存のデータベースから取得されたリストからインデックス フィールド値を選択します。[データベース検索] で設定できるインデックス フィールド タイプは、ジョブごとに 1 つだけです。いったん検索フィールドを設定すると、データベースの関連する値を、ジョブの別のインデックス フィールド タイプに使用できます。

      セットアップ ツールをクリックして [データベース検索設定] ウィンドウを開き、データベース検索フィールドを設定します。

  5. デフォルト: デフォルトのインデックス フィールドの値を設定します。セットアップ ツールをクリックして、既定値のリストから選択します。

    デフォルト値を設定する場合は、次の点に注意してください。

    • エントリを空にしておくと、デフォルト値はインデックス フィールドに割り当てられません。

    • <AllBarCodes> を選択すると、検出された各バーコードの値はセミコロンで区切られます。

    • 1 つのインデックス フィールド タイプを [データベース検索] に設定している場合、他のインデックス フィールド タイプの既定のデフォルト値のリストに、そのデータベースからの値が含まれます。インデックス処理時に、[データベース検索] フィールドの値を選択すると、他のフィールドの値は自動で入力されます。たとえば、[データベース検索] フィールドで、国コードのリストから "GB" を選択したとします。[シングル行] インデックス フィールドがあり、そのデフォルト値が <ODBC_Country> に設定されている場合、[データベース検索] フィールドに GB と入力すると、"Great Britain" という値が自動で入力されます。

  6. スティッキー バリュー: "スティッキー" バリューを設定して、前のドキュメントの同じインデックス フィールドに使用された値を自動で適用します。インデックス フィールドにデフォルト値が設定されていない場合や、デフォルト値にバーコードが含まれている場合のみ利用可能です。
  7. 確認: インデックス フィールド値の必須マスクを設定します。セットアップ ツールをクリックして、既定の確認マスクのリストから選択します。

    インデックス フィールド値は、指定された確認マスクと一致する必要があります。インデックス オペレータが指定されたマスクと一致しない値を入力しようとした場合、その値は受け付けられません。

    エントリは任意です。インデックス フィールドの値を使用する場合は、エントリを空白のままにします。

  8. ドキュメント タイトルに表示: このチェック ボックスをオンにすると、インデックス処理時に、イメージ ビューアの各ドキュメントのタイトル バーにインデックス フィールド値が表示されます。このオプションにより、オペレータは、イメージ ビューアを終了せずに正確なインデックス値を確認することができます。

    インデックス フィールド値のテキストがビューアのドキュメント タイトルの幅に収まらない場合は、省略記号 (...) がタイトル バーに表示されます。この場合、省略記号をポイントすると、ドキュメント タイトル全体を表示できます。

  9. 読み取り専用: このチェック ボックスをオンにすると、インデックス処理中にインデックス フィールド値がオペレータにより手動で変更できなくなります。
  10. 最小値: インデックス フィールド値の最小値を設定します。

    値が最小値に満たない場合はインデックス値は受け付けられません。エントリは任意です。デフォルト値 0 (ゼロ) は最小値が必要でないことを示します。

  11. イメージ上に描画するゾーン内で認識された値をインデックス フィールド値に入力する場合は、「認識ゾーンの描画」の手順に従って、インデックス フィールドの設定を完了してください。
  12. 必須: このチェック ボックスをオンにして、インデックス フィールド値エントリが必須であることを指定します。

    [最小値] 設定と [必須] 設定は、インデックス処理の結果に影響します。たとえば、[最小値] 設定が 3 で、[必須] 設定がインデックス フィールド値に対して選択されていない場合、空の値も有効であると見なされます。同じフィールドで、[必須] をオンにすると、空の値は無効と見なされます。