リソース可用度の管理

TotalAgility Workspace では、グローバル ビジネス カレンダーを利用できます。グローバル カレンダーを使用すると、すべてのリソースで稼働日/非稼働日、および稼働時間を設定できます。

また、リソースには、(グローバル カレンダーから抽出した) 個人用のカレンダーがあります。個人用のカレンダーでは、自分用、チーム メンバー用、および会社用として次の設定を構成できます。

  • 日ごとのカスタム稼働時間: 特定のリソースが、会社の稼働日ではない土曜日の朝に作業する場合があります。

  • カスタム借方/貸方: プロジェクトの期限に間に合わせるなどの目的で、リソースに時間を負わせる、またはリソースを別のチームにローン (貸し出し) する場合があります。

グローバル カレンダーの構成

グローバル カレンダーは、組織内のすべてのリソースが利用できます。

  1. [リソース] メニューで [リソース可用度] をクリックします。

    デフォルトでは、グローバル カレンダーが表示されます。

  2. 次のように、必要な日数または日付を指定します。
    • 1 日分の日付と時間を選択するには、[日付の選択] を選択します。

    • 複数の日付を選択するには、[複数の日付選択] をクリックします。

    • 非稼働日を指定するには、[非稼働日の設定] を選択します。

  3. カレンダーに表示された日付を確認します。
    ページ下部の凡例に色のキーが示されます。
  4. 会社の毎日の稼働時間を次のように設定します。
    1. 対応する日付を選択します。これで、[カスタムの使用] オプションが有効になります。
    2. [カスタムの使用] チェック ボックスを選択します。これで、[開始] と [終了] の日付ボックスが有効になります。
    3. [開始] と [終了] の各フィールドで開始時間と終了時間を必要に応じて選択します。
    4. [適用] をクリックします。
  5. カレンダー ビューに戻るには、[カレンダーの表示] をクリックします。

個人のカレンダーの設定

自分またはリソースのカレンダーを構成するには、次の手順を実行します。

  1. [リソース] リストからリソースを選択します

    [貸方と借方] と [コメント] の 2 つの追加オプションが右側に表示された状態で、そのリソースのカレンダーが開きます。

    これらのオプションはリソース関連としてのみ使用できるため、グローバル カレンダーでは使用できません。

  2. [貸方と借方] セクションをクリックして、そのリソースを別のチームに貸し出す (時間を借方に記録する) かどうか、またはそのリソースが時間を超過することになっている (時間を貸方に記録する) かを指定します。
    そのリソースの既存の貸方と借方が [貸方と借方] リストに表示されます。必要な場合はこれらを削除します。
  3. [借方または貸方] リストで時間カテゴリを選択します。

    時間カテゴリは、[リソース] の [時間カテゴリ] で事前定義されています。詳細については、「時間カテゴリの管理」を参照してください。

    借方の時間を稼働時間よりも長くするとエラー メッセージが生成されます。

  4. リソースを一定期間別のグループに貸し出すために貸方の時間を選択した場合は、[リソース グループ] リストから、リソースを借りているグループを選択します。
  5. 借方/貸方の期間を [期間] ボックスに入力します。
  6. カレンダーから日付を 1 つ選択します。
  7. [追加] をクリックします。

    [借方/貸方] リストに新しい借方/貸方が表示されます。

    必要に応じて、非稼働日の借方と貸方を追加します。同じ借方/貸方期間を [借方/貸方] リストに複数回追加し、借方および貸方のエントリを重複させることができます。

  8. 作業パターンが決まっている場合は、[作業パターンの適用] チェック ボックスを選択して作業パターンに借方と貸方を適用します (デフォルトで、このチェック ボックスは有効です)。
    作業パターンの詳細については、後続のトピックを参照してください。
  9. 日付にコメントを追加するには、次のように行います。
    1. 目的の日付を選択して [コメント] をクリックします。
    2. コメント テキストを入力して [適用] をクリックします。
  10. リソース カレンダーの設定が終了したら、[変更をカレンダーに保存] をクリックしてカレンダーを更新します。

作業パターンの追加

個別のリソースに対して作業パターンを追加し、そこに借方または貸方を適用できます。

日付にマウス ポインタを重ねると、[カスタム借方/貸方] の詳細と一緒に [作業パターンの借方/貸方] が表示されます。

  1. [作業パターンの表示] をクリックします。
  2. [リソース] リストでリソースを選択して [作成] をクリックします。
    [作業パターン] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [パターン名] ボックスに作業パターンの名前を入力します。
  4. [デフォルト] チェック ボックスを選択して、そのパターンをデフォルトに設定します。
  5. チェック ボックスを選択して使用する日数を選択し、開始日と終了日を指定します。

    デフォルトの作業パターンを除いて、すべての作業パターンの開始日と終了日を選択する必要があります。

    他の作業パターンの範囲と重複する日付範囲を定義しないでください。ただし、デフォルトの作業パターンと重複することは可能です。

  6. [送信] をクリックします。新しいパターンが作成され、[作業パターン] リストに表示されます。
  7. 必要に応じて他の作業パターンも追加します。
  8. [変更の保存] をクリックします。

作業パターンの維持

  • 週ごとの作業パターンの詳細を表示するには、[作業パターンの表示] をクリックします。
  • 現在の作業パターンを別のものに変更するには、[作業パターン] リストで、使用する作業パターンを選択します。
  • 作業パターンを編集するには、作業パターンを選択して [編集] をクリックします。

グローバル カレンダーまたは選択したリソースの週ごとの作業パターンを変更するには、次のように行います。

  1. [作業パターンの表示] をクリックし、週ごとの作業パターンの詳細を表示します。
  2. [作業パターン] リストで、変更するグローバル カレンダーまたは個別のリソースを選択します。

    グローバル カレンダーの場合は稼働時間のみを変更できます。リソースの場合は、特定の日の借方/貸方の時間の変更と、コメントの追加を行えます。

  3. 必要に応じて、作業パターンの詳細を変更します。
  4. [変更をカレンダーに保存] をクリックして、カレンダーを更新します。