抽出およびチェックの比率の設定

抽出とチェックは、レビューをどの程度まで実施すべきかを組織が判断するために使用される、品質管理の基準です。

TotalAgility Workspace では、次の 2 つのタイプのレビューがサポートされます。

  • 抽出: これは、プロセスを主体にした一般的なレビューです。ジョブの作業者が誰であるかに関わらず、ジョブにかかった時間が一定の割合でレビューされます。レビューが手動、自動、またはチェックリストを要するかは、プロセスの各領域内で指定されます。

  • チェック: これは、リソースに固有のレビューで、プロセスに対するユーザーのスキル レベルに基づいて行われます。特定のスキル レベルを持つリソースがアクティビティを取得したときに、スキルと定義されたチェック率に基づいて、チェックリストが完成されます。たとえば、コーディングが一般レベル、専門家レベル、およびシニア レベルで行われるとします。一般レベルのコードは 100%、専門家レベルのコードは 25%、およびシニア レベルのコードは 2% の割合でレビューされ、それぞれにチェック率が設定されます。

スキン プロセスでチェックするアクティビティの割合と、抽出するジョブの割合も指定することができます。ただし、スキンは、TotalAgility で有効化されている場合にのみ表示されます。詳細については、Kofax TotalAgility Designer のヘルプを参照してください。

  1. [リソース] メニューで [スキル] をポイントし、[スキル レベル プロセス比] をクリックします。

    [スキル レベル プロセス比] ページが表示されます。

  2. [カテゴリ] リストで、マップがあるカテゴリを選択します。
  3. [プロセス] リストで、抽出率とチェック率を指定するマップを選択します。
  4. 各スキル レベルに対して、チェック率をボックスに入力し、[保存] をクリックします。
  5. 抽出するジョブの割合を選択するには、[抽出率] ボックスに割合を入力し、[保存] をクリックします。