Fuzzy データベース

Fuzzy データベースは、リレーショナルデータベースから単一のテーブルまたはビューをエクスポートしたものです。

リレーショナルデータベースの代わりに Fuzzy データベースを使用する理由は、次のようになります。

データベースが比較的静的である
リレーショナルデータベースは安全なネットワーク上にあり、すぐには使用できない
データベース内の別のテーブルまたはビューに機密データが含まれている
データベースが大きい
Fuzzy インデックスが設定されている場合は、レコードセットまたは特定の列のいずれかで文字列の非完全一致を使用して、テキスト値の検索とマッチングを高速化できる

ローカル Fuzzy データベースはプロジェクト自体に追加され、プロジェクト内で構成およびメンテナンスされます。リモート Fuzzy データベースはプロジェクトに追加されますが、構成とメンテナンスは Tungsten Search and Matching Server を使用して行われます。詳細については、『Tungsten Search and Matching Server スタートガイド』を参照してください。

ローカル Fuzzy データベースをプロジェクトに追加して処理を開始する場合、データベースに対する変更を有効にするには、データベースと内容を更新して、これらの変更が適切に正しく反映されるようにする必要があります。

Tungsten TotalAgility - Transformation Server が実行されているマシンまたはいずれかのユーザーインタラクティブモジュールのメモリサイズによって制限されることもあります。

ローカル Fuzzy データベースの代わりにリモート Fuzzy データベースを使用する利点は、データベースに対するすべての変更が Tungsten TotalAgilityワークフローの外部で処理されることです。

また、Tungsten Search and Matching Server は 64 ビットで実行されるため、本番マシンのメモリが制限の要因になることはなくなり、データ量が大幅に増加したデータベースがサポートされるようになります。

Fuzzy データベースを管理するには、次の操作を実行します。

プロジェクトにローカル Fuzzy データベースを追加する
プロジェクト内のローカル Fuzzy データベースを変更する
プロジェクトにローカル Fuzzy データベースをインポートして更新する
プロジェクトにリモート Fuzzy データベースを追加する
リモート Fuzzy データベースの負荷分散と高可用性を構成する
データベースの名前を変更する
データベースを削除する