フィールドの継承関係の中断

フィールドに対して必要な変更が、継承されたフィールドの形式設定の制限を超える場合、唯一のオプションは、親フィールドと子フィールドの間の継承関係を中断することです。

この関係を中断すると、フィールド設定をより自由に制御できるようになりますが、継承関係が中断された場合でも、フィールドの移動、名前変更、削除はできません。この関係を中断する前に、フィールドで使用できるローカルロケータまたは代替ロケータメソッドをあらかじめ用意しておく必要があります。

フィールドの継承関係を中断するには、以下の手順に従って、設定します。

[プロジェクトツリー] を展開し、編集するフィールドがあるクラスを選択します。
クラスコンテンツがまだ表示されていない場合は、必要に応じて表示します。

非表示のクラスコンテンツが表示されます。
[プロジェクトツリー] のフィールドを選択します。

[詳細] ウィンドウに、選択したフィールドが表示されます。
[この値でフィールドを埋める] リストで、フィールドが継承されなくなったときにこのフィールドへの入力に使用するロケータメソッドを選択します。

このロケータメソッドは、既に存在している必要があります。
プロジェクトを徹底的にテストして、継承関係が中断されたフィールドが期待どおりに動作することを確認します。
継承された動作に戻したい場合は、いつでもそのフィールドの継承動作を復元できます。