入力とリターン タイプ

ロボット定義ペインで [入力値] パラメータと [リターン タイプ] を設定します。

入力

[ロボット定義] ペインの [入力値] 領域を使用して、ロボットの入力パラメータを定義します。ナビゲーションとコンテキスト メニューのオプションについては、ロボットの編集 を参照してください。

ロボット がベーシック エンジン ロボット または Management Console から呼び出されたときに、入力値のリストが渡される場合があります。ロボットは、これらの値にアクセスするために、[ロボット定義] ペインの [入力値] 領域で定義された入力パラメータの一致リストを使用します。

入力パラメータの数は入力値の数と一致する必要があります。また、それらのタイプは、対応する値のタイプと一致する必要があります。入力値は、並び順に入力パラメータにバインドされます。

ロボット内で、エクスプレッションでパラメータを使用します。

  • エクスプレッションのパラメータは、変数を使用する場合と同じように、名前で参照する必要があります。

    例:固定値 Age という入力パラメータがある場合は、この値を Age という変数として使用できます。

  • 入力パラメータがロボットによって変更されることはありません。また、割り当てステップの [変数] など、値が変数に割り当てられる場所では入力パラメータを使用できません。

シンプル タイプの入力を持つロボットについては、実行や実行のスケジュールを行うことはできず、ベーシック エンジン ロボットからのみ呼び出すことができます。

入力を追加する

  1. [入力値] 領域が展開されていない場合は、下矢印キャレット マークをクリックすると上矢印に変わります。

  2. 定義が存在しない場合は、[入力値を追加] ボタンをクリックするか、コンテキスト メニューを右クリックして [入力値を追加] を選択します。

  3. 定義が存在する場合は、次のいずれかの方法を使用します。

    • 既存のエントリの後に追加するには、緑色のプラス記号をクリックします。

    • 既存のエントリの間に追加するには、前の入力を選択し、[下を追加] を選択して新しいデータベースを挿入します。

    • 既存のリストの先頭に追加するには、先頭にカーソルを置き、コンテキスト メニューから [入力値を追加] オプションを選択します。

  4. ドロップダウン リストから、入力の [タイプ] を選択します。

  5. 入力値に名前を付けて Enter を押します。

  6. ロボットがスタンドアロン モードで編集されている場合は、[値判定] キャレット マークをクリックして、[値判定] パラメータの入力を完了します。

    入力エディターと検証」を参照してください。このフィールドはスタンドアロン モードでのみ表示されます。

入力を削除する

データベースを削除するには、[ロボット定義] ペインの [入力値] 領域を使用します。ナビゲーションとコンテキスト メニューのオプションについては、ロボットの編集 を参照してください。

入力パラメータを削除するには、入力パラメータを右クリックし、[削除] をクリックします。

レコード タイプを更新する

タイプを変更し、ロボットがそのタイプを入力に使用するようにする場合は、入力定義のレコード タイプの値を変更する必要があります。

レコード タイプの値を更新するには、[値の更新] コンテキスト メニュー オプションを使用します。

レコード値の更新が必要な変更と、[値の更新] オプションの機能に関する説明を以下に示します。

  • フィールドを削除すると、そのフィールドの値も削除されます。

  • フィールドを追加すると、そのフィールドはレコード値に追加され、フィールドのタイプのデフォルト値が入力されます。

  • フィールドのタイプを変更すると、フィールドの値は新しいタイプのデフォルト値に変更されます。

入力エディターと検証

ロボット定義ペインの [入力値] 領域の各入力定義には、[値判定] があります。

キャレット マークをクリックすると、パラメータの種類に応じたエディターが開きます。

  • 整数タイプと数値タイプの場合は、シンプルなテキスト フィールド エディターが開きます。

  • テキストが非表示となっていない場合、パスワードはテキスト フィールドです。

  • ブール値エディターは、次の 2 つの値を含む選択ボックスです: True または False。

  • Text 値エディターは、サイズ変更可能なテキスト領域です。

  • バイナリ値エディターは、値をコピー、貼り付け、クリア、ロードするボタンを持つカスタム エディターです。

    • バイナリ値が画像として認識されると、エディターに表示されます。

    • このエディターには、値のサイズと、その MIME タイプが表示されます (可能な場合)。

  • Date 値エディターは、日付の入力や、カレンダー アイコンをクリックして日付の選択を行うためのフィールドです。

  • Time 値エディターは、時間の入力や、時間アイコンをクリックして時間を現在の時間に設定する変更を行うためのフィールドです。

  • DateTime 値エディターは、日付および時間のタイプのエディターを組み合わせたものです。

無効な定義を作成した場合、エディターでは間違ったエントリの輪郭が赤で囲まれ、赤い感嘆符が表示されます。ポインタを赤い感嘆符の上に移動すると、エラーの説明を示すポップアップ テキストが表示されます。

整数タイプ、数値タイプ、日付タイプ、および時間タイプの場合、間違った値を入力してエディターを閉じると、値は編集前の値に自動的に戻ります。

その他のタイプでは、レコード タイプの値を変更するという特殊な場合を除き、間違った値を入力してもエラーは発生しません。「レコード タイプを更新する」を参照してください。

リターン タイプ

[ロボット定義] ペインの [リターン タイプ] 領域を使用して、ロボットによって返される値のタイプを定義します。ナビゲーションとコンテキスト メニューのオプションについては、ロボットの編集 を参照してください。

ロボット を実行して、実行が戻るステップに到達すると、ロボットは、そのロボットを呼び出しているベーシック エンジン ロボットに値を返します。このような値は、ロボットの戻り値と呼ばれます。

ロボットがスタンドアロン モードで呼び出された場合、戻り値は無視されます。

ロボットのすべての [戻る] ステップでは、[出力値] の定義の数とタイプに一致する値のリストが返されます。値のリストが返されない場合は、このルールに違反するステップに対してエラーが表示されます。

リターン タイプを追加する

  1. [リターン タイプ] 領域が展開されていない場合は、下矢印をクリックすると上矢印に変わります。

  2. 定義が存在しない場合は、[リターン タイプを追加] ボタンをクリックするか、コンテキスト メニューを右クリックして [リターン タイプを追加] を選択します。

  3. 定義が存在する場合は、次のいずれかの方法を使用します。

    • 既存のエントリの後に追加するには、緑色のプラス記号をクリックします。

    • 既存のエントリの間に追加するには、前のリターン タイプを選択し、[下を追加] を選択して新しいリターン タイプを挿入します。

    • 既存のリストの先頭に追加するには、先頭にポインタを置き、コンテキスト メニューから [リターン タイプを追加] オプションを選択します。

  4. ドロップダウン リストから、リターン タイプを選択します。

リターン タイプを削除する

データベースを削除するには、[ロボット定義] ペインの [リターン タイプ] 領域を使用します。ナビゲーションとコンテキスト メニューのオプションについては、ロボットの編集 を参照してください。

[リターン タイプ] 領域で、[リターン タイプ] パラメータを右クリックし、[削除] をクリックします。

リターン タイプを削除する際は、対応する出力値もすべての [戻る] ステップから削除する必要があります。