ベーシック エンジン ロボットのアップグレード

この手順では、ベーシック エンジン ロボットを最新バージョンにアップグレードする方法について説明します。

  1. プロジェクト ツリー ビューで、[ベーシック エンジン ロボット] を右クリックし、[アップグレード] をクリックします。
    • WebKit ベースのブラウザで作成されたベーシック エンジン ロボットは、青色の アイコンで識別されます。これらのロボットは、最新のバージョンにアップグレードすることができます。

    • クラシック ブラウザで作成されたベーシック エンジン ロボットは、オレンジ色の アイコンで識別されます。これらのロボットは、WebKit ベースのブラウザを使用するようにアップグレードすると、アイコンが青色に変わります。

      クラシック ブラウザが削除されたため、このブラウザを使用して新しいロボットを作成したり、Design Studio で既存のロボットを実行したりすることはできなくなったことに注意してください。RoboServer バージョン 11.5.0 以降では、このようなロボットを実行することもできません。

      ロボットを正常に実行するには、ロボットをアップグレードする必要があります。アップグレード後に、ロボットを設計および編集できるようになります。ロボットに赤い感嘆符が付いているかどうかを確認します。これは、ロボットに非推奨のアクション ステップとデータ コンバータが含まれている可能性があることを示します。一部のアイテムを、現在の Kofax RPA のバージョンに関連する同様のアイテムに置き換えることができます。置き換えるアイテムがない場合は、ロボットを再設計する必要があります。詳細については 廃止されたアクション ステップとデータ コンバータ を参照してください。

    または、最上位のフォルダを選択し、[アップグレード] をクリックすることで、クラシックと WebKit の両方のベーシック エンジン ロボットをすべて一度にアップグレードできます。

    もう 1 つのオプションは、ロボットをダブルクリックして、Design Studio で優先するベーシック エンジン ロボットを開くことです。アップグレードが必要な場合は、黄色の警告メッセージが表示されます。ロボットをアップグレードするには、[アップグレード] をクリックします。

    [アップグレード] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 表示されたリストにアップグレードするアイテムが含まれていることを確認し、[次へ] をクリックして続行します。

  3. ウィザードにより、ロボットとそれに関連付けられたスニペットをバックアップします。バックアップ ファイルを格納するフォルダを選択し、[終了] をクリックしてアップグレードを開始します。