バックアップ、復元、移行
Kapplets は、Management Console に存在するロボットに依存します。ほとんどの場合、Kapplets のバックアップまたは復元は、対応する Management Console のバックアップまたは復元に依存します。データが利用可能であることを確認するには、次のシーケンスを使用します。
- 最初に、Management Console をバックアップまたは復元します。
- Kapplets によって Management Console のデータが更新されるまで、5 ~ 10 分間 (または Kapplets サーバーでの設定に従って) 待ちます。
- Kapplets をバックアップまたは復元します。
Kapplets のバックアップ、復元、移行を行う場合は、次の Kofax RPA メソッドを使用できます。以前のバージョンからデータを移行する場合は、指定されたバージョンのシーケンスと手順に従ってください。
バージョン 11.3.0 以降からの復元
11.3.0 以降のバージョンで作成されたバックアップは、 タブから復元できます。「バックアップ」を参照してください。
バージョン 11.0.0、11.1.0、および 11.2.0 からの復元
これらのバージョンでは、Kapplets のバックアップ機能はなく、Management Console の標準バックアップ ファイルには Kapplets データは含まれていません。
バージョン 11.0.0、11.1.0、および 11.2.0 で作成された Kapplets は、最初にバージョン 11.3.0 に移行する必要があります。将来の Kapplets バージョンで使用できる Kapplets バックアップ ファイルを取得するには、既存の Kapplets データベースを削除せずに Kapplets をバージョン 11.3.0 にアップグレードします。
あるバージョンから別のバージョンに段階的に復元することなく、以前のバージョン (11.0.0 ~ 11.2.0) から 11.3.0 に直接移行できます。11.3.0 より前のバージョンから 11.4.0 以降のバージョンに直接移行することはできません。
SQL サーバーと Kofax RPA を同時にアップグレードまたは移行しないでください。制約エラーが発生する可能性があります。代わりに、次のシーケンスを使用します。
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バージョン 11.3.0 への Kapplets のアップグレード。
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タブからバックアップを作成します。
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SQL サーバーをアップグレードまたは移行します。
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Kapplets バージョン 11.4.0 以降をインストールします。
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作成したバックアップを使用して復元します。
バージョン 11.0.0 ~ 11.2.0 で作成された Kapplets をアップグレードするには、次の手順を実行します。
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既存のデータベースをバックアップして、必要に応じて復元バージョンを作成します。(データベース ベンダーのガイドラインに従ってください。)
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Kofax RPA バージョン 11.3.0 の Kapplets に切り替えて、既存のデータベースを使用するように設定します。
kapplets.xml ファイルでデータベースの URL を設定する必要があります。kapplets.xml ファイルの例については、『Kofax RPA インストール ガイド』の「Kapplets のインストール」>「Tomcat サーバーのインストール」を参照してください。
一部の入力パラメータとその値は、スケジュールされたレガシー Kapplets を含むバックアップからは復元されません。
Kapplets では、セッション、国、通貨、言語フィールドの復元はサポートされていません。
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バージョン 11.3.0 では、 を選択してバックアップ ファイルを作成します。
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バックアップ ファイルを使用して Kapplets をバージョン 11.4.0 以降に復元するには、 を選択し、ターゲットの 11.3.0 バックアップ ファイルを選択します。詳細については、バックアップを参照してください。
バージョン 10.6.0 および 10.7.0 からの復元
バージョン 10.6.0 および 10.7.0 では、Kapplets と Management Console の個別のバックアップ機能は使用できません。代わりに、Kapplets のテンプレート、設定、プロジェクトなどがすべて、Management Console の標準バックアップ ファイルに含まれています。
バージョン 10.6.0 および 10.7.0 で作成されたレガシー バックアップは、次の方法で復元できます。
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ボタンを使用して、バックアップ ファイルを RPA Management Console に復元します。
レガシー バックアップは、Management Console で最初に復元された場合にのみ、Kapplets で正しく復元されます。
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タブから Management Console バックアップ ファイルを復元します。
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プロジェクト、テンプレート、ユーザーを設定します。
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ユーザーも、ユーザー グループ内で Kapplets に移動されます。これらのユーザー グループおよびユーザーには、グローバル管理者が権限を割り当てるまで、権限が付与されません。
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Management Console バックアップのオブジェクトは、次のように Kapplets オブジェクトに移動されます。
Management Console バックアップ オブジェクト
Kapplets オブジェクト
プロジェクト
ワークスペース
Master Kapplet
テンプレート
インストールされた Kapplet
「お気に入り」とマークされた Kapplet
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Kapplets の Management Console ロールに相当するロール
この転送は、Management Console バックアップが Kapplets にインポートされた場合にのみ行われます。
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Management Console グループのロール |
Kapplets グループの権限 |
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Kapplet ユーザー |
ユーザー |
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開発者 |
開発者 |
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Kapplet 管理者 |
開発者 |
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プロジェクト管理者 |
管理者 |
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RPA 管理者 |
管理者 |
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Kapplet サービスのユーザー |
なし |