FoIP

インポート接続設定を構成した後、FoIP 経由でメッセージを受信するために、TotalAgility を FoIP over Internet Protocol (FoIP) インポート ソースと結合します。

  1. [新しいインポート ソース] ダイアログ ボックスの [タイプ] リストで、[FoIP] をサーバー タイプとして選択します。
  2. 電子メールボックスの一意の [表示名] を入力します。
  3. デフォルトでは、インポート接続は [アクティブ] です。
  4. 受け取ったイメージ ファイルを TIFF に標準化してページを作成するには、[イメージの標準化とページの作成] を選択します。(デフォルト: クリア)
    • インポートの際にイメージを標準化してイメージのページを作成する (以前の動作) には、TotalAgility をバージョン 7.5.0 以前からアップグレードするときに イメージの標準化とページの作成 オプションを有効にします。新しいプロセス マップに対しては、このオプションを選択しないことをお勧めします。

      新しいプロセス マップの場合、このオプションはクリアのままにします (デフォルト)。ドキュメント変換アクティビティを使用してイメージを標準化し、イメージのページを作成します。また、ドキュメント変換アクティビティでスケーリングや方向などの問題に対処でき、その後、プロセス マップでキャプチャ アクティビティを使用できます。

    • ドキュメント変換アクティビティは、変換、イメージの分割、ページの作成といったタスクを効率的に管理できる (スケーラブルで高負荷に最適化されている) Transformation Server で実行されます。

  5. 元の電子メールと同じ EML ファイルを添付も含めてインポートするには、[完全なメッセージを EML ファイルとして含める] を選択します。(デフォルト: クリア)
  6. 元の電子メールと同じ MSG ファイルを添付も含めてインポートするには、[完全なメッセージを MSG ファイルとして含める] を選択します (デフォルト: クリア)
  7. [次のサイズ (バイト) より小さいファイルのインポートをスキップ] フィールドに、有効なファイル サイズを入力します。TotalAgility は、このフィールドで指定されたファイル サイズよりも小さいファイル サイズのファイルの変換をスキップします。(デフォルトは 0 です。これにより、このフィールドは無視されます。
  8. [VRS 処理] で、次の設定を構成します。
    1. [スキャン/VRS プロファイル] リストで、スキャン/VRS プロファイルを選択します。
    2. 選択したスキャン/VRS プロファイルをドキュメントに適用するには、[電子ドキュメントにスキャン/VRS プロファイルを適用] を選択します。(デフォルト: クリア)
  9. [ドキュメントのアーカイブ] の場合、[アーカイブ フォルダ] フィールドにローカル フォルダ (C:\Archive など)、またはアーカイブされたドキュメントが保存されるネットワーク フォルダへのパスを入力します。詳細については、Kofax TotalAgility 管理者ガイドを参照してください。

    アーカイブ フォルダをテストするには、[アーカイブ フォルダのテスト] をクリックします。

  10. ドキュメントのインポート プロセスが部分的に成功または失敗したときに、構成済みの電子メール アドレスに通知電子メールを送信するには、次の [通知設定] を構成します。
    1. [通知受信者リストの拒否] フィールドに、通知を送信する電子メール アドレスを入力します。電子メール アドレスどうしはセミコロンで区切ります。
    2. 元のメッセージ (eml 形式) を通知電子メールに添付するには、[完全な電子メール メッセージを添付ファイルとして含める] を選択します。(デフォルト: クリア)
    3. [メッセージ送信者] フィールドに、差出人の電子メール アドレスを入力します。
    4. テスト電子メールを送信して受信者リストが電子メールを受信したかどうかを確認するには、[テスト通知メールの送信] をクリックします。
  11. [ジョブ タイプ] リストで、次のいずれかのジョブ タイプを選択してアクションを POP3 サーバーに関連付け、実行時にジョブを作成できるようにします。

    [新しいジョブの作成] (デフォルト)

    1. [プロセス] の選択リストで、プロセスまたはケースを選択します。

      選択したプロセスまたはケース マップに初期化変数がある場合、そのパラメータが [初期化変数] の下に表示されます。

    2. パラメータを初期化変数にマップするには、初期化変数の [マッピング] リストから動的な値を選択するか、 をクリックして静的な値を入力します。

    [新しいケースの作成]

    1. [ケース] リストで、ケース マップを選択します。

      選択したケース マップに初期化変数がある場合、そのパラメータが [初期化変数] の下に表示されます。

    2. [式のタイプ] を次の中から選択します。

      • [通常]: [ケース参照] フィールドに、件名からケース参照を抽出する式を入力します。

      • [XSL]: [ケース参照] フィールドに、XML データからケース参照を抽出する XML 式を入力します。

      • [なし] (デフォルト): ケース参照としてジョブ ID を自動的に使用します。

    3. 動的な値または静的な値を使用して、パラメータを初期化変数にマップします。

    [ケースのジョブを作成]

    1. [プロセス] リストで、プロセス、ケース フラグメント、またはケースを選択します。

      選択したプロセスまたはケース マップに初期化変数がある場合、そのパラメータが [初期化変数] の下に表示されます。

    2. [式のタイプ] を次の中から選択します。

      • [通常] (デフォルト): [ケース参照] フィールドに、件名からケース参照を抽出する式を入力します。

      • [XSL]: [ケース参照] フィールドに、XML データからケース参照を抽出する XML 式を入力します。

    3. 動的な値または静的な値を使用して、パラメータを初期化変数にマップします。

    プロセスでドキュメントの初期値変数を使用する場合、ドキュメントごとに新しいジョブが作成されます。ただし、プロセスにフォルダの初期値変数を使用する場合、1 つのジョブが作成され、ドキュメントがフォルダに追加されます。

  12. [保存] をクリックします。

    [新しいインポート接続] ダイアログ ボックスが表示されます。

  13. [保存] をクリックして変更を有効にします。