ロボットの編集
ロボットで作業する際は、複数のペインを使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください。
エディターのウィンドウを切り離して移動し、編集しやすくすることができます。
エディター
ステップのワークフロー、および変数とエクスプレッション、ツリー モードの設定が含まれます。メニュー下のツールバーのボタンは、ワークフローのステップをナビゲートするのに役立ちます。[実行の開始]、[ステップ イントゥー]、[ステップ オーバー]、[ステップ アウト] ボタンを使用して、ワークフローを進めることができます。ロボットの実行を一時停止したりリセットすることもできます。次のキーの組み合わせを使用して、複数のステップを選択します。
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Shift + クリック: ステップの範囲を選択します
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Ctrl + クリック: ステップの選択を追加/削除します
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Ctrl + Shift +クリック: 範囲の選択を追加します
ツールバー ボタン
ボタン |
説明 |
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プロジェクトを開きます。 |
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ワークフローの変更を保存します。 |
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最後の変更を元に戻します。 |
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元に戻したアクションを繰り返します。 |
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ワークフローの選択した 1 つまたは複数の要素をクリップボードにコピーします。たとえば、複数のステップまたはファインダーです。 |
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選択したステップをカットします。 |
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クリップボードの内容をワークフローの選択した要素に貼り付けます。たとえば、フロー ポイントまたはファインダーです。 |
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選択したステップを削除します。 |
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ロボットを停止し、最後まで実行したり結果を返したりせずに終了します。 |
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現在のフロー ポイントからワークフローの実行を開始します。 |
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オートメーション ワークフローの実行を一時停止します。 |
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次のフロー ポイントに対して実行します。次のフロー ポイントが折りたたまれたステップ内にある場合は、そのステップは展開されます。これは、本質的にはシングル ステップ ケースに関連しています。 |
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現在のフロー ポイントの直後のステップを実行します。該当するステップがない場合は、次のフロー ポイントに対して実行されます。 |
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現在のフロー ポイントを含むステップの直後のフロー ポイントに対して実行されます。ワークフローが最後まで実行された場合は、このボタンをクリックするとロボットが終了します。 |
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現在のフロー ポイントがループ ステップ内にあるときに有効になります。ボタンを押し、同じフロー ポイントに再度達するまで実行します。フロー ポイントが一部のイテレーションでスキップされた場合、ループは複数回実行できます。これ以上イテレーションがなくなると、実行はループ ステップ外のフロー ポイントで停止します。 |
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ロボットの実行をリセットします。 |
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ステップに直接移動するためにステップのロケーション コードを貼り付けたり、ステップのロケーション コードをコピーしたりするためのダイアログ ボックスを開きます。 ステップに直接移動するには、ロボットを開いて [指定したロケーションへ移動] ボタンをクリックするか、Ctrl+G を押します。コードを貼り付けるためのダイアログ ボックスが開きます。これは、特定のステップのエラーがログに記録されている場合に役立ちます。このログからステップのロケーション コードを使用して、ロボット内のそのロケーションに移動できます。 ステップのロケーション コードをコピーするには、ロボット内でステップを選択し、[指定したロケーションへ移動] ボタンをクリックするか、Ctrl+G を押します。コードをコピーするためのダイアログ ボックスが開きます。これは、ステップのロケーションを他のユーザーと共有する必要がある場合に役立ちます。 |
ボタン |
説明 |
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現在のフローポイントの場所を表示します。 |
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エディター ペインのすべてのステップとその他の要素を折りたたみます。 |
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エディター ペインのすべてのステップとその他の要素を展開します。 |
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選択されているものを除くすべてのステップとその他のエレメントを折りたたみます。 |
新しく挿入されたステップは、ツールバーの [ステップ イントゥー] または [ステップ オーバー] をクリックしない限り実行されません。
ワークフロー ビューの拡大
ユーザビリティを向上させるため、Web ブラウザと同じ方法で拡大および縮小できます。
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拡大するには: Ctrl キーと +、または Ctrl キーとマウス ホイールのスクロール アップ
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縮小するには: Ctrl キーと -、または Ctrl キーとマウス ホイールのスクロール ダウン
属性ペイン
ロボットの属性が含まれます。

使用量の検索
[入力値]、[デバイス]、[変数]、および [例外] の場合、使用量の検索機能を使用して、それらが使用されている場所を特定することができます。必要な要素を右クリックして、[使用量の検索] をクリックします。
この機能はテキスト検索と似ていますが、[検索結果] パネルのリストに、特定の要素のインスタンスのみが表示される点が異なります。
レコーダー ビュー
[アプリケーションを開く] ウィンドウを含むタブと、利用可能なエレメントを含むツリーを表示します。インターフェイスでエレメントを選択したり、イメージを選択し、選択したエレメントまたはイメージを右クリックして、ステップを挿入できます。レコーダー ビューの下部には、アプリケーション ウィンドウの左上隅を基準としたマウスの座標と、デバイス状態のライブ ストリーミング ステータスが表示されます。
ビューでエレメントをウィンドウ座標とともに選択すると、選択したエレメントの左上隅を基準とした座標、および下部のバーの要素へのパスが表示されます。
レコーダー ビューのすべてのタグ パスはインタラクティブです。パスのタグを左クリックしてノードを選択済みのタグにし、タグを右クリックしてノードのコンテキスト メニューを開きます。
タグは、現在の状態に従って色の付いたボックスでマークされます。
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タグに緑のボックス: 現在選択しているタグ。
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タグにオレンジ色のボックス: 1 つ下のレベルのタグ。
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タグの青のボックス: 3 番目のタグ。
各種レベルの要素を切り替えるには、[最も外側のタグを選択]、[1 レベル内側のタグを選択]、[1 レベル外側のタグを選択]、[最も内側のタグを選択]、[前の兄弟ノードを選択]、[次の兄弟ノードを選択] ボタンを使用します。
レコーダー ビューの拡大
[レコーダー ビュー] は、ツール バーのズーム レベルを選択するか、Web ブラウザと同じ方法で拡大および縮小できます。
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拡大するには: Ctrl + マウス ホイールを上にスクロール
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縮小するには: Ctrl + マウス ホイールを下にスクロール
ツールバー ボタン
ボタン |
説明 |
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デバイス状態のライブ ストリーミングを一時停止または再開します。クリックするとレコーダー ビューでストリーミングが一時停止または再開します。 ストリーミングがアクティブになると、レコーダー ビューに以下が表示されます。 ストリーミングが一時停止すると、レコーダー ビューに以下が表示されます。 |
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エディター ペイン ファインダーの選択を、[レコーダー ビュー] の選択と一致するファインダーに置き換えます。 |
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ファインダーに一致する次のエレメントを表示します。ボタンのツールチップには、一致したエレメントの数も表示されます。 |
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選択を [レコーダー ビュー] での選択に一致する次のノードに移動します。 |
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[レコーダー ビュー] でズーム インまたはズーム アウトします。 |
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選択したノードの親ノードに選択を変更します。 |
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選択した子ノードの最初の子ノードを選択します。 |
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アプリケーション ツリーのトップノードに対する選択を変更します。 |
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選択した子ノードの最初の子ノードを選択します。 |
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アプリケーション ツリーで同じレベルにある前のノードを選択します。 |
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アプリケーション ツリーで同じレベルにある次のノードを選択します。 |
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ツリー ビューで選択したサブ ツリー要素をコピーします。 |
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新しく追加されたアクション ステップをすぐに実行してストリーミングします。有効になると、ボタンの円が赤色になります。 ステップを追加する前にこのボタンをクリックします。ステップが新しいアプリケーションまたはダイアログを開くと、それぞれのタブがストリーム ビューに表示され、アクティブなタブになります。自動実行を停止するには、このボタンをもう一度クリックします。 |
アプリケーション レベルのアクション
アプリケーション レベルのアクションとはアプリケーション全体に適用されるアクションのことで、このアクションを使用するには、[レコーダー ビュー] のアプリケーション タブを右クリックします。アプリケーション レベルのアクションとステップのリストには、次のものが含まれます。
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アプリケーション アクション
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フォーカス: このアクションは、リモート デスクトップ アプリケーションで使用できます。
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Excel、Document Transformation ブラウザ、Web サイト ブラウザ、ターミナル エミュレータなど、ローカルで実行されているアプリケーションの場合、アプリケーション アクションのリストは異なります。詳細については、関連トピックを参照してください。
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検索結果
検索結果の概要を表示します。検索を参照してください。
コメント
ステップ、グループ ステップ、変数、ファインダー、入力タイプ、条件分岐など、オートメーション ワークフローで選択可能なアイテムのコメントを表示します。
コメントを作成または変更するには、アイテムをクリックして、[コメント] ウィンドウでメモを追加/変更します。ここでは [元に戻す] および [やり直し] ボタンを使用できます。コメントは、ウィンドウの外側をクリックすると自動的に保存されます。
コメントを含むアイテムには、コメント記号が付きます。
状態
変数値など、ワークフロー実行の状態を表示します。Kofax RPA でバイナリ変数にイメージが含まれていることが検出されると、そのイメージがビューに表示されます。Kofax RPA では GIF、JPEG、BMP、TIFF、および PNG 形式のイメージが検出されます。イメージ ツールチップには、イメージの MIME タイプと、そのサイズ (幅と高さ) が表示されます。
出力ログ
ワークフロー実行メッセージが含まれます。
ヒント
- ワークフローのエラーにフォーカスを合わせる
- ロボットのフロー ポイントからステップが挿入されていて、そのステップに 1 つまたは複数のエラーが含まれている場合は、展開されたステップで最初のエラーの場所が示されます。ステップのエラーが原因でロボットの実行が停止した場合は、そのステップも展開され、最初のエラーの場所が表示されます。「~で囲む」タイプのステップを使用してワークフローにステップが挿入された場合は、それらのステップも必要に応じて展開されます。
- 記録されていないインスタント マウス クリックの実行
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ロボット ワークフローに追加しなくても、要素にインスタント マウス クリックを実行することができます。これは、たとえば、不要なタブや誤って開いたタブを閉じる場合に役立ちます。このアクションを実行するには、[レコーダー ビュー] の要素を右クリックし、[記録されないインスタント クリック] をクリックして、使用するマウス クリックのタイプを選択します。