状態ペイン/データの状態ペイン

ロボット の状態ペインおよびベーシック エンジン ロボット のデータの状態ペインには、変数およびその他の要素のリストが表示されるタブがあります。

状態ペイン (ロボット )

入力値や変数値など、ワークフロー実行の状態を表示します。詳細については、「ロボットの編集」を参照してください。

データの状態ペイン (ベーシック エンジン ロボット )

[変数]

リストから変数を選択すると、関連付けられている詳細がタブの右側に表示されます。このタブには、ロボット実行の現在のステップの変数値が表示されますが、これらを編集することはできません。

  • 変数リストを右クリックして、変数タイプのリストにアクセスします。このリストを使用して、変数タイプを追加または除去することができます。また、このリストを使用して、選択した変数を除去できます。

  • [編集] をクリックして、初期変数値を変更するか、変数リストのアイテムをダブルクリックします。表示されるダイアログ ボックスには、ステップを実行する前の変数の値が表示されます。これらの値は編集することができます。

ロボットの記述とテストを行うときは、初期入力変数の値を使用します。実稼働環境でロボットを実行するときは、入力変数が、ロボットを実行しているアプリケーションによって決定された値に初期化されます。

アプリケーションが値を提供しない場合、ロボットの実行が失敗します。

変数の初期値は、ロボットの起動時 (たとえば、開始ステップ) に変数が保持している値です。実稼働環境でロボットを記述、テスト、および実行するときに、これらの値が適用されます。

[フレーム]

[フレーム] タブは、[変数] タブの隣にあります。


デザイン モードのフレーム ビュー

フレーム タブには、ツリー内のすべての最上位ブラウザ フレームとそのすべてのサブフレームが表示されます。また、このタブには、選択したフレームの詳細を表示するプレビュー パネルが含まれてます。フレームの概要が表示されるのは、[フレーム] タブのみです。フレーム ツリーの最上位フレームのラベルは、ページ ビューのタブ タイトルと同じです。フレームに表示された HTML ページにタイトルがある場合はタイトルが表示され、タイトルがない場合は URL が表示されます。サブフレームのラベルは名前で表示されます (名前がないものは無名)。

フレーム ツリー内のノードは、次のようなさまざまな修飾子を持ちます:

  • ラベルの周りのオレンジ色のボックス:フレームは現在のウィンドウです。

  • ラベルの周りの灰色のボックス:フレームは現在ページ ビューで選択されています。

  • ラベルの周りの明るい灰色の背景色:フレームはページ ビューで開いています。

  • ラベルとアイコンが淡色表示: フレームにはビューがありません (ビューポートの高さがゼロまたは幅がゼロ)。

[フレーム] ツリーの横にある [フレーム] プレビュー パネルには、ツリー フレームの選択内容に関する詳細が表示されます。表示される詳細は、URL と、1263 × 1024 などのフレーム サイズで重ねて表示されるフレームのブラウザ ビューの小さなレンダリングです。URL ブロッキングによってフレームがブロックされている場合、プレビューとツリーで ブロックされたフレーム サイン が表示されます。

[フレーム] プレビュー パネルは、デフォルトのブラウザ エンジンを使ってデザインされたロボットでのみ利用できます。

フレーム ビュー アクション

フレーム ツリーのノードに関連したアクションは多数存在します。

  • [現在のウィンドウとして設定]:「現在のウィンドウに設定」ステップを、選択済みのノード名でフレームを開くように設定されたロボットに挿入します (名前はノード上のツールチップに表示されます)。

  • [ウィンドウを閉じる]: ロボットにステップを挿入し、フレームを閉じます。

  • [開く/閉じる]: ページ ビュー (タブ) でフレームを開閉します。最上位のフレームは常に開いているため、最上位にないフレームでのみ動作します。このコマンドは、ロボットにステップを挿入しないことに注意してください。

  • [URL をブロック]: フレームの URL ブロック パターンを編集するためのダイアログ ボックスを開き、ロボットの [ブロックする URL のパターン] リストにこのパターンを追加します。

  • [ブラウザ ビュー内を選択]: フレームを定義したブラウザ ビューでフレーム エレメントを選択します。エレメントを含むフレームがページ ビューで開いていない場合は、このフレームが開きます。

これらのアクションは、ページ ビューのブラウザ ビュー タブでも利用できます。