はじめに

次の手順は、ベーシック エンジン ロボット の作成方法を示しています。

  1. Design Studio を開きます。
  2. [ファイル] > [新しいベーシック エンジン ロボット] をクリックします。

  3. ロボットの名前を指定し、ロボットを保存するプロジェクトを選択して、[次へ] をクリックします。

  4. 必要に応じて、ロボットを開始する URL を入力します。開始 URL を入力すると、この URL を含むページ読込ステップがロボットに自動的に挿入されます。

  5. 使用するブラウザ エンジンを次の中から選択します。クラシックまたはデフォルト (WebKit ベース)。

  6. 使用するデザイン時の実行モードを次の中から選択します。最小実行 (ダイレクト) およびスマート再実行 (フル) です。デフォルトのモードはスマート再実行です。

  7. [終了] をクリックします。

ロボットの編集と実行を開始するには、アプリケーション ビューまたはツールバーの [実行の準備] をクリックして、ロボットの実行準備を行う必要があります。このアクションをクリックすると、ロボットが実行モードになり、編集中にロボットを実行できるようになります。ロボットのワークフローに挿入した直後にアクション ステップを実行して、すぐに結果を確認できます。ベーシック エンジン ロボット の実行準備が整っていない場合でも、アクション ステップの追加やプロパティの変更、変数の設定などの基本的な編集は実行できます。ただし、ロボットをデザインするための操作を行う Web サイトから、ステップ実行の結果を確認したり、データを取得して使用したりすることはできません。

実行権限はベーシック エンジン ロボットのみが対象となります。実行権限を保持できるベーシック エンジン ロボットは一度に 1 つのみであるため、ロボット間で実行権限を引き継ぐには、必要なロボットが配置されたタブを開いて、[実行の準備] をクリックします。また、デバッグ モードでは複数のベーシック エンジン ロボットを同時に実行できるのに対し、デザイン モードでは 1 つのベーシック エンジン ロボットのみが、実行する権限を持ちます。デザイン モードでの実行権限を持つロボットはデバッグ モードでも同時に実行することができるため、2 つのモードを切り替えることができます。

ベーシック エンジン ロボットが実行権限を保持している場合は、このロボットのエディター タブがハイライト表示されます。ベーシック エンジン ロボットがロボットを呼び出している場合は、次のように、両方のロボットのタブがハイライト表示されるので便利です。現在実行されているロボットには赤い点が付いています。

また、ベーシック エンジン ロボットが呼び出しているロボットを開くには、それぞれの「ロボットの呼び出し」ステップのプロパティで [開く] をクリックします。ロボットが新しいタブで開きます。

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