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タグ繰り返し

「タグ繰り返し」アクションは、タグのグループをループします。各イテレーションで、適切なタグが名前付きタグとしてマークされます。

多くの場合、ループは表のすべての <tr> タグをループするなど、最初から最後までループする必要があります。ただし、シーケンス内の最後の n 個のタグなど、一部のタグだけをループするように「タグ繰り返し」アクションを設定することもできます。

「タグ繰り返し」アクションは、タグ パス繰り返しアクションに似ています。大きな違いは、「タグ繰り返し」アクションでは検出されたタグの直下の子タグのみが検出され、「タグ パス繰り返し」アクションではサブツリー全体が検索されることが挙げられます。

プロパティ

「タグ繰り返し」アクションは、次のプロパティを使用して設定できます。

タグ

ループするタグの名前 (例：tr)。

インクルード class

結果に含めるノードの class を指定します。論理積 (AND) はスペースで、論理和 (OR) は | で表されます。論理積は論理和に優先します。たとえば、class1 class2 は、class1 および class2 であるノードを示し、class1 | class2 | class3 は、class1、class2、または class3 のいずれかのノードを示しますが、class1 class2 | class3 class4 は、class1 および class2、または class3 および class4 であるノードを示します。

除外する class

結果から除外するノードの class を指定します。論理積 (AND) はスペースで表され、論理和 (OR) は | で表されます。また、class が存在しないことを明示的に示す場合は $ が使用されます。論理積は論理和に優先します。たとえば、class1 class2 は、class1 および class2 であるノードを示し、class1 | $ は、class1 か class のないノードのいずれかを示します。class1 | class2 | class3 は、class1、class2、または class3 のいずれかのノードを示しますが、class1 class2 | class3 class4 は、class1 および class2、または class3 および class4 であるノードを示します。

最初のタグ番号

ループに含める最初のタグの番号。番号を最初のタグから順方向にカウントするか、最後のタグから逆方向にカウントするかを指定することができます。

最後のタグ番号

ループに含める最後のタグの番号。番号を最初のタグから順方向にカウントするか、最後のタグから逆方向にカウントするかを指定することができます。

タグ番号をインクリメント

ループ スキップ タグを作成します。たとえば、2 のインクリメントを指定すると、ループは 2 番目のタグをすべてスキップします。

逆方向にループ

一致するタグを逆順にループさせることを選択します。同じタグを順方向に逆順でループするようにループが実行されることに注意してください。つまり、「最初のタグ番号」とは、ループするときに最初にアクセスするタグではなく、ループするタグの選択の最初のタグということになります (実際には一番最後のタグです)。

前にあるインクルード タグ

各出力値に含める名前付きタグの前にある (同じ名前の) タグの数。

後ろにあるインクルード タグ

各出力値に含める名前付きタグの後ろにある (同じ名前の) タグの数。

タグの名前

「自動」と「名前付き」という 2 つのオプションがあります。「自動」はタグ名として番号を与えます。「自動」で最初に与えられる番号は 1、次に与えられる番号は 2 で、以下同様です。このステップの前に「自動」により追加的に番号を与えられたタグが (同じページに) 挿入されると、番号は変わることがあります。「名前付け」はタグに明確に指定された固定の名前を与えますが、これにはいくつかの利点があります。

  • 適切に選んだ名前を付けると、そのタグがどのようなタグであるかを容易に思い出せます。
  • 明確に名前付きタグは、名前付きの別のタグがその前に挿入されても影響を受けません。
  • 名前付きタグ設定 においてすでに使われているのと同じ名前を使用する場合、その名前は単純に新しいタグを参照することになります (ステートフルなページ内ループに便利です)。
既存の名前付きタグを保持

このオプションを選択すると、既存の名前付きタグが、各イテレーションの結果をマークする名前付きタグとともに保持されます。このオプションを選択していない場合は、既存の名前付きタグが除去され、各出力状態にはイテレーションの結果を示す名前付きタグのみが含まれます。

例

この検知タグは次のように考えます。

<tbody>
  <tr>...
  <tr>...
  <tr>...
  <tr>...
  <tr>...
</tbody>
タグ名が "tr"、最初のタグ番号が 0 (最初から)、最後のタグ番号が 1 (最後から) に設定されている場合、「タグ繰り返し」アクションにより <tr> タグ、0、1、2、3 をループします。各イテレーションにおいて、アクションにより設定された名前付きタグは、以下に示す適切な <tr> タグになります。
イテレーション 名前付きタグ

1

<tr> タグ 0

2

<tr> タグ 1

3

<tr> タグ 2

4

<tr> タグ 3